こんにちは!malcoです。
「笑うマトリョーシカ」第6話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
清家一郎(櫻井翔)は官房長官に任命された。「やっとここまで来た」と抱き合って喜ぶ一郎と鈴木(玉山鉄二)。一郎がここまで来れたのは、自分の指導によるものだと、鈴木は自負していた。高校時代、生徒会長選挙の時に、和田島官房長官(加藤雅也)を手本に演説の練習をさせたのは鈴木だ。一郎は演説を完璧にこなすが、一点だけ鈴木の言うことを聞かなかった。演説で感極まっても泣くなと鈴木は指示をしたが、一郎は泣いてしまったのだった。
一方、道上(水川あさみ)は国会議事堂の近くで浩子(高岡早紀)を目撃する。道上は鈴木に会って浩子について聞くが、鈴木は何も知らないの一点張り。BG株事件に一郎と同じ派閥の羽生総理と諸橋大臣が関わっており、父の取材ノートは浩子が盗ませたのかもしれないと話すが、鈴木は道上に協力する気はないようだ。その後、道上の調べで、浩子は在留外国人支援機構に行っていたことが判明した。浩子は在留外国人支援機構に多額の寄付をしており、一郎も訪れていた。そこで浩子は外国人に対するヘイトスピーチを取り締まりたいと話していたそうだ。
そんな中、一郎の官房長官就任の記者会見が開かれる。鈴木の原稿で完璧に演説した一郎だったが、最後に外国人に対するヘイトスピーチへの厳罰化を考えていきたいと話す。原稿にないことを話した一郎に、鈴木は憤るのだった。
一郎の会見を見た道上は、外国人に対するヘイトスピーチの厳罰化という思想が、浩子が在留外国人支援機構で言っていたことと同じであると気づき、一郎はまだ浩子の影響を強く受けていると確信する。そこへ驚くべき情報が入る。鈴木のゴシップ記事が週刊誌に掲載されるというのだ。記事の内容は、BG株事件で逮捕された鈴木の父・宇野(河野達郎)に関するものだった。
道上は急いで鈴木に会いに行き、一郎はまだ浩子にコントロールされていることを伝える。それでも、鈴木は「清家が自分を裏切るはずがない」と言い、聞く耳を持たないのだった。
週刊誌が発売され、一郎の事務所は対応に追われる。鈴木は一郎に呼び出される。一郎は「できれば僕がこの国のトップに立つところを君にそばで見届けてほしかった。この先何があったとしても君のことは忘れない」と、遠回しに鈴木を遠ざける旨の話をする。
その後、鈴木は謹慎を命じられ、一郎は政務秘書官を鈴木から坂本(中山麻聖)に変更すると公表するのだった。
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ネタバレ感想
鈴木があっさり捨てられてしまいました。
清家は私がいないとダメなんだ!とか言いながら、鈴木の方が清家がいないとダメでしたね。
清家は全然大丈夫そう。
終盤の一郎の鈴木への別れ話?が、すごく気持ち悪かったです。
思い出話なんか始めて、鈴木に感謝して、さも悲しそうな顔をしていたけれど。
どこまで本心なのか。
決してクビとは言わず、「君が必要だった」とか「そばにいてほしかった」とか全て過去形で話して、話はそれだけだよって。
ある意味、お母さんよりも怖い気がするんですけど。
でも、本当はいい人なのかな〜とも思ったり。
清家は、ずっとお母さんの言うことを聞いていたんですね。
鈴木を頼って、鈴木の言うことを聞いてきたのは、お母さんがそうしろと言ったから。
それが子どもの頃から40代半ばになっても、ずっと「そう」なんだと思うと、やはり異常ですよね。
恐ろしい親子関係です。
浩子の魔力なのか、一郎が壊れているのか。
どっちなんでしょうか。
ここに来て「マトリョーシカ」というタイトルがすごく活きてきました。
清家一郎という入れ物の中に鈴木がいたと思っていたのに、鈴木もただの入れ物で、その中には浩子が入っていた、みたいな。
浩子は核となる人形なのか、それとも入れ物にすぎないのか。
その中には何が入っているのか。
最後の最後には一郎が出てくるのかな?
いろいろ想像を掻き立てられます。
ただ、「生者必滅会者定離」は、一郎と浩子の関係にも当てはまるんだと思います。
二人の関係がどうなっていくのか、興味深いです。
さて、今後のストーリーは、一郎のハヌッセン探しからBG株事件の真相にシフトしそうです。
でもこの事件、これまで内容がほとんど明かされていないので、全然分からないし、全然分からないから、正直どうでもいいと思ってしまうなぁ。
興味が持てるだろうか…。
それよりも、浩子がどうして外国人差別にこだわるのか。
そっちの方が気になります。
次回は道上と鈴木がタッグを組むようです。
BG事件に興味は持てないけど、二人のタッグは楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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