こんにちは!malcoです。
「罠の戦争」第9話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回は、事件を隠蔽するために警察に圧力をかけたという疑惑が広まった鶴巻(岸部一徳)を、幹事長の椅子から引き摺り下ろすという展開でした。
鶴巻が幹事長を辞めることで復讐が果たされ、それがドラマの結末になるのだと思っていたんですが、どうやら違うようですね。
幹事長を辞めても、後釜の幹事長と仲良しこよし…。
後釜幹事長、おそらくものすごい出世なんだろうに。
仕事に対するプライドのなさに腹が立ちますね。
あの後釜幹事長の様子を見てると、単純に権力=役職ではなさそう。
ホント、権力って何なんだろう。
やっぱ人とお金を動かす能力かな。
さて、泰生(白鳥晴都)が退院して、可南子(井川遥)も泰生も復讐はやめて前に進まなきゃと言っているのに、鷲津(草彅剛)だけが敵を追い落とすことに執着しているという、異常事態となってしまいました。
まぁ、実際には鶴巻の権力は健在で、罪を認めたわけでもないので、鷲津の中では復讐は終わってないのかな。
しかし、単純に復讐したいのか、政治家としての自分の身を守りたいのか、鶴巻が憎いのか怖いのか、よく分からなくなってる気がします。
弱い者のために政治家を続けると言っているけれど、本当かなぁ。
邪魔な人間を追い落とすことを楽しんでいるようにすら見えてきました。
5話の感想でも書きましたが、やはり鷲津には二面性があり、心の奥底にものすごく嫌なものが潜んでいるような感じがします。
そういうものが、テーマのひとつなのかもしれないと思ったり。
「裏表がない人」なんて言いますけど、実際には「一面しか持っていない人」なんていないでしょう。
TPOによって、出すか出さないか、出るか出ないか、出やすいか出にくいかって違いだけで、みんないろんな顔を持っている。
鴨井さん(片平なぎさ)もそうでしたし。
鷹野(小澤征悦)だって、ずっと鷲津の味方のような顔をしているけど、心の内は分からないし。
そういうキャラがウヨウヨしてますね。
終盤では鷲津がどんどんブラックになっていき、ついに恨まれる側、追われる側になってしまいました。
見え隠れしていた闇の部分が、どんどん大きくなっているような印象です。
このまま、自分が追い詰めてきた政治家たちと同じようなことをする政治家になってしまうのでしょうか。
それともどこかで踏みとどまれるのかな。
個人的には、蛯沢(杉野遥亮)のお兄さんの陳情の件を「全部終わったら話をする」と言っていたのに、まだ話をしていないのが気になります。
その辺はちゃんとしといた方が良かったのにな。
そんなタイミングで出てきた怪文書。
鷲津の机の引き出しの書類を見つけた蛯沢が、真相に気づいて書いたのでしょうか。
それとも罪を着せられそうになっている貝沼(坂口涼太郎)かな?
まさか蛍原(小野花梨)ってことはないでしょうが。
鷲津事務所の人が怪しいですね。
これまで、弱みを握って脅すか、マスコミにリークするというやり口が多かった中、怪文書というのは今までとはあまりに違いますよね。
あまり人脈がなかったり、人を動かせない立場の人物の仕業のような気がします。
次回は鷲津がますます四面楚歌になってしまいそうです。
正直、鷲津というキャラがそんなに好きではないのですが、それでも良い人っぽかった人が悪に染まっていくのを見るのは、それなりに悲しいです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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