こんにちは!malcoです。
「unknown」第9話(最終回)が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
最終回でした。
連続殺人犯は加賀美(町田啓太)で、梅(木野花)は加賀美が育った施設の職員。
梅は幼い加賀美に「両親は吸血鬼に殺された」と話し、架空の存在を憎むように仕向けたが、吸血鬼が実在していたと知った加賀美は、吸血鬼を殺す殺人鬼に変貌。しかし、実のところ両親を殺してしまったのは幼い加賀美自身であったというのが真相でした。
うーん。対象が架空の存在だとしても、わざわざ「殺された」設定にしなくても、事故だってことにしときゃ良かったのに。
何かを憎んだ方が立ち直れると思ったのかなぁ。
あんな小さな子に「殺された」って告げる方が、残酷だと思うけどなぁ。
それにしたって、スズランってそんな簡単に死ぬんだろうかと調べてみたら、青酸カリの15倍もの毒性があるんだそうですよ。
スズランを挿していた花瓶替わりのコップの水を飲んだ子どもが死亡するという事故や、子どもがスズランの実を食べて死ぬという事故もあったようです。
そんなに強毒なのに、けっこうよく見かけますよね。怖いです。
子どもたちに、スズランは触らないように言うとこ(ー ー;)
さて、最終回でしたので、全ての謎が明かされるとのことでしたが。
明かされました?
一条(井浦新)の事件はスルーでしたよね。
結局、一条は虎松(田中圭)を守るために一家を殺害したってことでいいんでしょうか。
で、崖から飛び降りたのに生きてたのは、たまたま助かったのかな?
どうして今頃になって姿を現したのか。
何も分からないままでした。
中途半端だな〜。
他にも、謎がいっぱいのまま終わってしまいました。
加賀美はどうやって吸血鬼を見つけていたのか。どうやって特定したのか。
どうして5年間も犯行が止まっていたのか。
犯行予告に何の意味があったのか。
特に意味はありません、たまたまですと。言われてしまえばそれまでなんだけど。
なんだかな〜。
そうそう、前回から気になっていたんですけど。
世々塚(小手伸也)は、血まみれのレインコートの人物を見たと言っていたわけですが。
黒いレインコートなのに、雨の中、レインコートに血が付いてるなんて、分かるもんかな?
そして今回判明したのは、世々塚が加賀美だと思っていたレインコートの人物は、本当は梅でした。
加賀美と梅では身長が違いすぎますよね。
警察官が、その身長差に気がつかないなんて。どうなのさ。
吸血鬼が怪力って設定も、あまり意味なかったですね。
そもそも、吸血鬼が怪力なんて聞いたことなかったのに、なんでそんな設定にしたのか。
こころ(高畑充希)に虎松を救出させるための設定?
それ以外に役立ってなかったです。全く。瓶の蓋開けたくらい。
なのに、普通の人間に襲われて、抵抗できずに何人もの吸血鬼が殺されしまって。
もっとこう、加賀美を持ち上げて投げ飛ばす!くらいできても良さそうなのにね。
これじゃ、単にこころが怪力女だったってことになってしまうな。
うーん。あまりに整合性が取れてなくて、愚痴ばかりになってしまいました。
全て悪かったかと言えばそうでもないんですけどね。
加賀美が「殺された」と思っていた両親を殺したのは自分だったって真相は、なかなかショッキングでしたし、梅が「子どものために」とついた嘘が、嘘でなくなってしまうところも、おもしろい着想だったとおもいます。
発想は良かったと思うんですけどね〜。
全体的にはあまり練られた脚本ではなかったなぁ。
そして、最後まで主人公のこころの性格が好きになれませんでした。
今回だって、加賀美と話さなきゃと言って、家に呼んだのは自分なのに。
いざ加賀美を目の前にしても、話をするのは虎松。
虎松が激昂するたびに、「お願い虎ちゃん」とか言って座らせるくせに、何も喋らない。
やっぱり話しをするのは虎松。
どういうこと?あんたが話したいって言ったんじゃないの?
最後の方は「コントかな?」と思って見てました。
いろいろダメなところばかり書いてしまいましたが、毎回毎回の展開としてはおもしろかったと思います。
発想は好きでした。
事件の進み具合は遅いながらも、毎回「どうなるの?」と思わせてくれましたし、「次回が楽しみ」な作品でもありました。
それだけに「もったいないな」という印象です。
まぁしかし、小手さんと吉田さんには爆笑させてもらったし、町田くんは圧倒的なハンサム具合で、だいぶ楽しめたので。
ヨシとするか。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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