こんにちは!malcoです。
「ペンディングトレイン ー8時23分、明日 君と」第9話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回は、戻ってきた2026年の世界でのお話でした。
クソみたいな最低な世界。
ドラマ内での出来事だけを見れば、その通りで。
家族と再会できたところまでは良かったんですけどね。
牛丼を食べるところも良かった。
めっちゃ幸せそうでした。
でも、時空間的に元に近い場所に戻ってきたってだけで、本当に意味では元には戻れない。
世間から興味を持たれ、個人情報が晒され、事故とは関係ないことがネットで叩かれ、野次馬が仕事の邪魔をしに来て、未来で起きることを訴えても誰も信じてくれず、むしろ頭のおかしい人扱いされて。
散々でした。
もうちょいマトモな人がいても良さそうなもんだけどな。
特に終盤の、白浜(赤楚衛二)が出動した火災現場でのYouTuberたちは最悪でした。
火事が起きてるのに、消火に来た消防士の邪魔をするって。
「消防士が罪のない一般人に暴力振るった」みたいなこと言ってたけど、火災現場で消防士の邪魔をする人は罪があると思うけどな。
あの動画は、どう切り取って流しても、周囲の野次馬やYouTuberに非があるように見えそうだと思いました。
ネット民たちの非常識な行為を取り上げるドラマって増えてますが、こういうドラマの悪いところは、いろんな意味で一方的なところですね。
ドラマの中の人たちの言動も一方的で偏っているし、ドラマとしての伝え方も一方的で偏っているように見えます。
本来はもっと、多種多様な意見が飛び交いそうな気がするんですけど。
なんだかんだで、後から前向きな意見を言う人たちが出てきて「やっぱり分かってくれる人もいるんだ」的な展開になることが多いですよね。
今回もそうなるのかな?
ラストでは、ネットの炎上を消火できなかった白浜が、ついに闇堕ち。
ブラック浜へと変貌を遂げました。
自分は拗ねるだけ拗ねておいて、白浜がブラック化したら不安になっちゃう萱島(山田裕貴)が可愛かったですね。
白浜さんのこと、好きなんだなぁ( ̄∀ ̄)
まぁしかし、命だけ助かっても救われないんだよって言葉は、なかなか重い言葉でした。
そういうことってあると思います。
どうすればいいんだろうな。
さて、次回はついに最終回ですね。
そういえば、6号車の人たちはまだ未来に残っているようです。
「戻れなかった人たち」なんて言っていたけれど、置いてきておいて「戻れなかった」は違うんじゃ…(ー ー;)
6号車の残された家族が、5号車の人たちがどうやって帰ったのかを聞いたら、きっと「どうして連れて帰ってくれなかったの!」と怒りそう。
本当に帰れるかどうか分からなかったのだとしても、結果的に帰れてしまったので。
きっと結果を重んじるし、結果しか見えないんじゃないかな。
あの人たちは、どうなってしまうのか。
そもそも、本当にあと1話で決着がつくのでしょうか。
6号車の人たちや、山本(萩原聖人)、田中(杉本哲太)は戻って来るのか。
小惑星の衝突は避けられるのか。
ブラック浜は、再び立ち上がれるのか。
一緒に戻ってきた小学生の子は、3年後の世界で同級生とのギャップに苦しんでいないのか。
警察や健康診断をした医師は、行方不明になった3年前から見た目の変わっていない子どもやお年寄りに、違和感を抱いていないのか。
地震の前に起きた殺人事件とか、未来で起きた殺人事件とか、シナリオとして本当に必要だったのか。
うーん。考えれば考えるほど、気になることがいっぱい(ー ー;)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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