こんにちは!malcoです。
「アンチヒーロー」第3話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
被害者・工藤(宮尾俊太郎)が店から出た直後に何者かに暴行されるという傷害事件が起きる。被告人は、大物政治家・富田誠司(山崎銀之丞)の息子・正一郎(田島亮)。工藤とクラブ内で口論があり、工藤が店を出た直後、追うように店を出たため、容疑がかかった。正一郎はクラブを出てすぐに、迎えに来た友人・木田の車に乗ったとアリバイを主張し、容疑を否認していた。
正一郎の弁護人となった明墨(長谷川博己)は、無罪を主張する。しかし、正一郎は以前にも傷害事件を起こし、父親の誠司によって隠蔽されていた。正一郎の友人・松永(細田善彦)が容疑者に仕立てられ、そのまま逮捕・起訴されてしまったのだ。その時、松永の弁護をしていたのが赤峰(北村匠海)だった。
赤峰は、正一郎の有罪を信じて調査を続ける。あるインスタの画像に、事件現場付近に停まっていた一台の作業用トラックを見つけ、赤峰はトラックを所有するパイプ製造会社を訪ねる。ドライブレコーダーの映像を見せて欲しいと頼むが、既にデータは他の人物の手によって持ち出されていた。その人物は明墨。
事務所に戻った赤嶺は、明墨が持ち出した映像を確認する。そこには、証言通りの時間に木田の車に乗る正一郎が映っていた。赤峰は明墨から「強い思い込みと中途半端な正義が人の判断を狂わせる。冤罪を生むのはそういう人間だ」と責められてしまうのだった。
しかし、次の公判で検察側が新たな証拠としてパイプ製造会社のドライブレコーダーの映像を提出する。それは赤嶺が見たものとは違う映像で、正一郎のアリバイを崩すものだった。さらに、誠司の秘書がパイプ製造会社の社長に「映像はないと言って欲しい」と金を渡す映像もあり、正一郎の犯行を裏付けるものとなった。
これを見た明墨は「罪を隠蔽しようとしていたことに驚いた」と言い、場合によっては弁護人を辞任すると、態度を一変させたのだった。
しかし、実は明墨は正一郎が以前にも傷害事件を父親にもみ消してもらっていたのを知っていた。正攻法で攻めてもまた隠蔽されると考え、誠司を罠に嵌めたのだ。それに気づいた赤峰は、暴走していた自分に気がつき、明墨に謝罪する。そして明墨の元で学び、松永を助けると誓うのだった。
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ネタバレ感想
大物政治家の息子の傷害事件でした。
今回は有罪。判決まで出てなかったけど、おそらく有罪になるんでしょう。
そして、手のひら返しで弁護人を辞めてしまう明墨。
恐ろしい人です…。
あの二人は繋がっているのでしょうか。
だから名前に「緑」が入ってる、と。
そういうことかな?
今回のやり方が、赤峰の敵討ちだったかどうかは分かりませんが、隠蔽に対する対策としての騙し討ちだったんでしょう。
最初から正一郎の犯行だと決めつけていた赤峰への、明墨の責め方がすごかったですね。
松永が有罪になったのは、誰のせいでもなく根拠を示せなかったお前のせいだよと。
かなり言葉が強かったです。
私だったらもう立ち直れんわ…(;ω;)
視聴者としては、前回の「犯罪者を無罪にしたかもしれない」という展開から、明墨を疑う気持ちがあったため、そういう言葉の一つ一つが「自分の思い通りに進めるための屁理屈」に聞こえていました。
しかし、最後に隠蔽を暴いて「やっぱり明墨は正しいのかもしれない」と思ってから聞くと、赤峰に弁護士としてのあり方を教えているんだなと思えました。
「強い思い込みと中途半端な正義が人の判断を狂わせる。冤罪を生むのはそういう人間だ」というのを、視聴者にも突きつけられているようで、なんだか考えさせられました。
明墨はいちいち言葉が強くて厳しいですが、それに対して、ちゃんと明墨の真意に気がついて謝罪できるあたり、赤峰は人間ができていますね。
きっと、明墨は赤峰を見込んでいるんでしょう。
赤峰はまだ明墨を信用し切っていませんが、二人の絆がうっすらと見え始めた回になったと思います。
次回は明墨と検事正(野村萬斎)が対峙?
やはりラスボスは検事正なんでしょうか。
次回も楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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