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「最愛」第10話(最終回)ネタバレ感想&考察 大ちゃんファンとしては、ハッピーエンドでした。

こんにちは!malcoです。

「最愛」第10話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想と考察です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★公式HPはこちら!

www.tbs.co.jp

 

★第9話の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ネタバレ感想&考察

終わってしまいまいた〜(;ω;)

「最愛」をめぐって、壮絶な攻防が繰り広げられたドラマでした。

突如襲ってきた理不尽な不幸と、15年経ってもまだ追い続けてくる不幸に、猛烈に抵抗して戦って打ち勝った。…そんな感じ。

最初から最後まで面白かったなぁ〜。

久々にこんなに夢中になれて、本当に幸せな金曜日でした。

 

さて。前回、大輝(松下洸平)が昔の事件に関わってるかも…!ってところで終わりましたが。

全然関係なかったじゃーんo(`ω´ )o

なんつー続かせ方するんじゃ!

大阪で結婚式に出てたんなら、親やお姉ちゃんだけでなく、式に参列してた他の人からも証言とってから疑ってよね!

と憤りつつ、大ちゃんが関わってなくて、良かった良かった。

いやはや本当に、コロッと騙されました。

ほぼほぼ最後まで、犯人は梓(薬師丸ひろ子)なの?やっぱ加瀬(井浦新)?まさかここに来てお兄ちゃん(奥野瑛太)?莉央(吉高由里子)だけは勘弁してよー!と情緒不安定気味で観ていましたが。

達雄(光石研)を手伝い、現在の事件にも関わっていた真犯人は、加瀬でした!

ドストライクだった…。

全然、変化球来んかったわ〜。

トリックとかアリバイとかミスリードとか、あれこれ考えずに単純に動機の強さだけを考えれば、やっぱり加瀬ですよね。

結構前から加瀬を疑っていたものの、前々回に容疑者候補のような演出がされていたことと、前回ではペンを持っててアリバイもあったことから、加瀬ではないかも…と思ってしまいましたが。やられました。

ペンは、梓のものを加瀬が拾って、内ポケットに入れていたようでした。

前回、ペンについて警察に聞かれた時、梓は「見当たらない」と言っていたのに、今回の終盤では「あげたの。だから探さないで」に変わっていました。

さらに、事件当夜のアリバイが証明されたと聞いても、喜びもせずに「証明されちゃった」と言ったことから、いつからか梓は加瀬を庇っていたようです。

前回から今回までの、どこの時点で、何にどこまで気がついていたんでしょうか。

藤井(岡山天音)と会って話した時に、全てを悟ったのかな。

全てを一人で抱えて、塀の中に入ってしまいました。

自分自身は何も悪いことをしていないのに。すごい人だなぁと思います。

黙って飲み込むことの良し悪しは別として、大きな愛を持っている人だと思いました。

全ては愛するがゆえに、ですね。

犯人が弁護士であり、さらに「法律では守れないものがあるからです」という言葉を残したのは非常に皮肉めいていて、ことさら辛い心情を察することができました。

と同時に、死んでしまった昭(酒向芳)と康介(朝井大智)は、微塵もかわいそうだと思えませんでした。

むしろどんなに苦しんでも足りないくらい。

かと言って死んで当然ってわけでもなく、康介にも、康介の行為を「ちょこっと悪戯しただけ」などとほざいた昭にも、できることなら罪の重さを認識して後悔の念に打ちひしがれながら、死にたいと思うほどの生き地獄を味わって欲しかったです。

しおり(田中みな実)は殺されたというより事故に近かったですね。

この人も亡くなったことを可哀想だとは思えず…。

康介の事件に巻き込まれたことは、不幸そのものですし、可哀想でした。

しかし彼女は、被害者として世の中に訴えたいとか、記者として真実を暴きたいというよりは、人を不幸に陥れることに取り憑かれていたように見えました。

誰かに不幸を押し付けられて、その不幸をまた誰かに押し付けようとする。

そんな行為に見えました。

15年間、彼女がそんな人生しか歩めなかったことが可哀想でした。

 

加瀬は、確かな証拠を何も残さず消えてしまいました。

必死に追いかける刑事たちを尻目に、颯爽と去っていく加瀬さん…かっこ良かった。

ちょっとね、死ぬんじゃないかと思っていたんですよ。

捕まるくらいなら死んでしまえ、みたいな。

でも、生きててくれて良かったし、これからも逃げ延びてほしい。

この手の悲劇的なドラマで、こんなに丸く収まる結末は珍しいような気がしました。

ある意味、ハッピーエンドではないかと思います。

加瀬さんはいなくなっちゃったけど、目的は果たされたし。

優(高橋文哉)は治験を受けて、成功したようだったし。

一番心配していた莉央と大ちゃんは、やっと一緒に生きていけるし。

バッドエンドを恐れていただけに、良い意味で裏切られました。

大ちゃんファンの私には大満足な結末でした。

願わくば、一年に一回くらいは莉央と優の幸せな姿を、大ちゃんが加瀬さんにこっそり知らせてあげてほしいな。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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