こんにちは!malcoです。
「にじいろカルテ」第5話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第4話の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
虹ノ村にテレビ取材がやってきます。張り切る村の人たちを眺めながら、真空(高畑充希)は「この番組、東京で放送されるのかな…」と呟きます。真空は母親に、病気のことや虹ノ村で暮らしていることを話せずにいて、悩んでいたのです。
撮影が終わり、片付けをするテレビクルーのカメラマンが足に怪我をしているのに気が付く太陽(北村匠海)。破傷風の心配があるからと手当をし、予防接種を勧めます。
そんな中、佐和子(水野久美)の家で朔(井浦新)の涙を見て以来、真空と太陽は何かを察しつつも、朔との距離感がつかめない日々を送っていました。畑仕事をする朔を眺めながら「ちょっと羨ましいなぁ」と呟く太陽を見て、その真意を計りかねる真空。
朔は、様子のおかしい最近の太陽を思って「仲間だから気を遣わせたくないから」と、過去の話を始めます。沙織(佐々木希)という妻がいたこと、爆破事件があり沙織が巻き込まれたこと、現場で朔がトリアージをしたこと、犯人を助けている間に沙織が亡くなったこと…。朔の話を聞き、涙を流した太陽は、診療所を飛び出して行きます。後に残された朔は「俺、間違えたかなぁ」と、真空に本心を打ち明けるのでした。
数日後、虹ノ村が取材されたテレビ番組の放送日がやって来ました。にじいろ商店に集まり、酒盛りをしながら番組を見ることに。そこへ、足を怪我して太陽に手当を受けたカメラマンから、お礼のお酒が届きます。「戻って主治医に診せたら“その人は命の恩人だ”と言われた」という手紙が入っていました。
送られてきたお酒を飲んだ太陽は、泥酔してみんなに絡み始めます。「俺はいつも優秀で正しい。でもそれだけ。つまらない個性がない」と、くだをまきます。問題を抱える村の人たちに「あんたらには分かんねぇんだよ!」と叫んで寝てしまう太陽。そんな太陽を見て、晴信(眞島秀和)と雨尾(池田良)と次郎(半海一晃)は「気持ちが分かる」と同情するのでした。
後日、太陽は嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)と雪乃(安達祐実)に呼び出されます。村でお昼に流している「虹色放送局」の内容を充実させてリスタートしたいという相談でした。その第一回目のDJを太陽にお願いしたいと言うのです。太陽が「俺がつまらなくて普通なの知ってますよね」と言うと「何のこと?」と惚ける嵐たち。
診療所に戻った太陽は、泥酔した飲み会で何を言ったのか、真空たちに尋ねます。「面白かった」と笑って誤魔化す2人。DJをやるのかと聞くと、太陽は「マイナスな事を言った俺を励まそうとしているのだ」と言い「情けないからやめようかな」とボヤきます。すると朔が「屈折はみんなあるけど、曲がりすぎだ。自分で戻せ」と叱ります。朔の目を見て「はい」と答える太陽。
後日。太陽がDJを務める「虹色放送局」の時間。流されたのは太陽が学生時代に作ったと言う曲でした。タイトルは「俺以外」。「俺以外みんな死ね〜♪」と流れるデスメタル調の音楽に、村人たちは唖然として…というストーリーです。
ネタバレ感想
いや、ものすごいカオスでした^^;
前回、前々回と重い話が続いていたので気楽に笑えたし、ある意味ほっこりできました。
ドラマも折り返し地点なので、中休みってとこかな。
私も太陽くん側の人間なので、晴信や次郎さんと一緒にあそこに加わりたかったです。
分かる分かるって頷きながら見てました。
普通であることや正しくあることが、必ずしも周囲の印象を良くして、人から好かれるわけではないです。
次郎さんの「俺もう死んじゃってるんじゃないかなって時々思う」ってセリフに、思わず「あるある〜」と声が出ましたよ。
最近、幼稚園のママ友とスーパーですれ違っても、全く気づかれない事が増えた気が…。
マスクのせいだと思いたいところです。
「俺以外」も良かったなぁ。
このタイトルが興味を引きますよね。
俺以外…何なんだろう?って思ったら、死ねとかクズとか。
何もかも破壊したいってのが前面に出てたわ。
長閑な村に流れるデスメタルがシュールすぎ( ̄∀ ̄)
村の人たちのポカンとした顔も笑えました。
ここだけの話ですけどね、私も思ってましたよ、小学生の頃。
今は思ってませんよ。えぇもちろんですとも。
「普通」は悪いことではないし、自分の人生に「何か」があって欲しいとも思わないんだけど、誰にも何の印象も残せないのは、やっぱり悔しいんですよね。
その点、太陽は今回の件で強烈な印象を残せたので、良かった…のかな^^;?
それに太陽は村でたった一人の看護師で、優秀な若者で、必要とされる存在なわけで。
いてもいなくても同じな存在ではないからね。
あの顔面だしね。
そう考えると、太陽の悩みは贅沢だなと思います。
私は、よく自分のことを「いてもいなくても同じな存在」もしくは「どちらかと言えばいない方がありがたい存在」なんだろうなと思います。
しかし、それもこれも「自分が誰かに必要とされるための努力をしてこなかったからだ」と思ったりもします。
厳密に言えば、努力してないワケではないんですけどね。
どう努力したら良かったのか…それが分からないまま歳をとってしまったな。
朔は、ついに真空と太陽に沙織のことを話しました。
全然後悔していないというのは、少し無理してたかな。
でも、周りが思う一方的な「可哀想」とか「不幸」という印象では片付けられない、複雑な思いがあるのだろうと思いました。
沙織を不幸な女性にしたくないのも、自分自身がずっと不幸な人という目で見られるのが嫌って気持ちも、分かる気がします。
「太陽を楽にしたくて過去を話す」というところに朔の優しさを感じました。
沙織の話を終えて、庭で朔と真空が話すときの雰囲気が、ちょっといつもと違っていて。
なんだか妙にドキドキしました。
なんであんな撮り方をしたんだろう。
どういう心理描写なんだろうか。
まさかあの2人に恋が芽生えるのかしら…。
だとしたら、かなり予想外の展開なんですけど( ̄◇ ̄;)
真空の朔を見る目がやけに優しくて。
朔も、シマウマの椅子に座って、膝をポンポンして「おいで」って…。
それ!セクハラですからーーー!!!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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