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「俺の家の話」第5話 あらすじ&ネタバレ感想 恋と旅行と反抗期と、ただのむき出しのジジィになれなかったくそジジィと。

こんにちは!malcoです。

「俺の家の話」第5話が放送されました。

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★第4話の感想はこちら! 

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ 

寿三郎(西田敏行)の息子だったと判明した寿限無桐谷健太)はこれまでの態度を一変させ、遅めの反抗期を迎えていました。一方、さくら(戸田恵梨香)は寿一(長瀬智也)がスーパー世阿弥マンだと気づき、寿一への恋心が芽生えていました。そして踊介(永山絢斗)は、さくらが気になっている様子。舞(江口のりこ)は能の稽古を嫌がる反抗期の大州(道枝駿佑)と、妻の実家で図々しい態度をとる長田(秋山竜次)に頭を悩ませていました。

それぞれに様々な思いを抱える中、寿一が家族旅行に行こうと提案します。昔行ったハワイ旅行以来、家族で撮った写真はなく、寿一はもう一度みんなで写真が撮りたいと言います。

この家族旅行の話に、寿限無は「俺は家族じゃないから留守番をする」と言います。寿限無はずっと、芸養子として観山家の人たちとの間に格差を感じてきており、卑屈になっていました。

寿一は、そんな寿限無を無理やり連れ出します。さんたまプロレスに連れて行き、好きなだけ殴れと言ってリングに上がります。寿一に向かっていった寿限無は、長年思っていた観山家への恨み言を吐き出します。「寿一が出ていかなければ俺は養子になっていない、違う生き方があったはずだ」と悔しがる寿限無。そして「宗家は俺が継ぐ。後を継ぎたいなら能で俺に勝ってみろ」と寿一に宣戦布告をするのでした。それを見ていたさくらは、寿一にスーパー世阿弥マシンなのかと確認します。しらばっくれる寿一に「好き」と言って走り去ります。

観山家の家族旅行は前途多難でした。認知症の寿三郎を連れていくため、食事やお風呂に制限が出たり、誰を連れていくのかで揉めて、寿三郎もやる気がなくなります。踊介は旅行中にさくらに正式に告白すると言い出し、さくらの告白を思い出して動揺する寿一。

さらに寿三郎の検査数値が良くなく、医者から旅行は諦めるように言われます。しかし寿一は諦めません。行かないより行って後悔するのが観山家だと言い「ハワイ旅行の写真しか親父が笑っている写真がない。これが1番の思い出になるのは寂しい。この写真を超えたい」と訴えます。寿一の思いに動かされた観山家の面々は、翌日から寿三郎の数値を改善するために必死に頑張ります。そして、医者の提示した数値をクリアし、晴れて家族旅行に行けることに。

しかし旅行直前になって、寿三郎が「さくらが行くなら俺は行かない」と言い出し…というストーリーです。

 

ネタバレ感想

恋に旅行に反抗期にと、派手にとっ散らかってました。

そこが面白かったんですけどね。

寿一の心の声が良かったな〜。

リングで寿限無に攻められてる最中に「世阿弥さん?」と、さくらに呼ばれた事を思い出すのとかね。

そのタイミング?って爆笑でした。

「踊介はさくらが好き。親父もさくらが好き。さくらは俺が好き。俺はプロレスが好き」って謡い出したり。

みんな片想いなんですね。

でも、寿限無が宗家を継いでくれたら、寿一とプロレスは両思いになれそうです。

さくらの「好き」の言い方も最高でした。

これを寿三郎が知ったら悔しがるだろうな( ̄∀ ̄)

寿三郎のあまりの女癖の悪さに引き気味なので、少しは痛い目に遭えばいいんだと思っています。

 

今回は、寿限無と寿三郎の本音を聞く事ができました。

寿限無は、やっぱり観山家の子ども達との格差を感じながら生きてきたようです。

「あんたらが鰻重だったら俺は鰻丼」

分かりやすい例えですね。

常に一歩引いていなければならなかった寿限無

でも、芸に関しては誰よりも努力を求められて、他の道も閉ざされて。

あのリングでのシーンはコミカルに演出されてましたが、寿限無の気持ちを考えると笑えない部分もありました。

「早く言えよ!くそジジィ」

ホント、全くその通りだよ。

そんなくそジジィな寿三郎も、能を捨てたいと思って苦しんだ事があるようです。

結局、ただのむき出しのジジィにはなれなかったけど。

やはり、幼い頃から「宗家を継ぐべし」と育てられたのだろうから。

長い人生の中で、能一択の人生に何の疑問も持たず、どこにも目移りをせずに生きていける人なんて、きっといないでしょう。

宗家としてのプレッシャーや、逃げ場のない閉塞感や、伝統を途絶えさせてはいけないという使命感やら…いろんな物と戦ってきたのかなと、想像させられました。

今はただのワガママなスケベ親父にしか見えないですけど。

ある意味、寿三郎もまた観山家の犠牲と呼べるのかもしれません。

でもね。だからって、手当たり次第女に手を出して良いって事にはならないけどね。

初回の寿一の回想に出てきた寿三郎のイメージが、どんどん崩れていきます。

あの厳格な雰囲気は一体何だったんだろう(ー ー;)

 

序盤はみんながバラバラでしたが、寿一が「この写真を超えたい」と言ったあたりから一体感が出て、頑張る姿が微笑ましかったです。

でも「旅行に行く」ってなっただけで、寿三郎の女問題や寿限無の反抗期も決着がついてないから、まだ家族がひとつになったとは言えないかな。

次回は波乱の家族旅行になりそうです。

予告で阿部サダヲさんがやけに騒いでたけど、一体何の役なんだろう…。

留守番になったはずのさくらが寿一に会ってたし。

あんなにヤサグレてた寿限無が、寿一達とステージで踊ってるし。

えー、もう何なの。

どういう事なのよ´д` ;

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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