こんにちは!malcoです。
「Night Doctor ナイト・ドクター」第9話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回の話は良かったです。
納得できたというか。
深澤(岸優太)の気持ちも、心美(原菜乃華)の気持ちも、朝倉(波瑠)の気持ちも、桜庭(北村匠海)の気持ちも、全部わかるような気がしました。
深澤の言動は医者としてはどうかと思いますが、病気を抱えている人のドナー意思表示と、健康に問題のない人のドナー意思表示は、全く違うものなのだろうと想像できました。
ひょっとしたら病気に負けてしまうかもしれない妹。
その死を一番恐れている兄は、妹の死を少しでも連想させるようなものは遠ざけたいですよね。
縁起が悪いとか、不吉だとか、そういう根拠のないものですけど。
そういう根拠のないものにでも縋りたい。その気持ちはよく解ります。
深澤が医者として、臓器移植を待っている患者さんたちを診てゾッとしてるのかと思うと、むしろこっちがゾッとしますけどね。
まぁしかし、深澤が医者として意識が低いのは今に始まったことではありませんからね。
彼は一貫して、医者である前に兄なのですね。
妹への想いの強さは伝わりましたし、深澤が立場的に兄よりも医者でいることを強要するような同僚や上司がいなくて良かったと思いました。
しかしその妹は、自分は誰の役にも立てないと思っていて、生きていることを申し訳なく感じている…。
辛いですね。心美ちゃん自身も、深澤も辛いです。
そんな心美ちゃんに対して「堂々と胸を張ってればいい。だっていつか誰かの命を救うかもしれないんだから」という言葉が素敵でした。
なんか、初めて深澤が良いこと言ったなぁ…。
深澤も、死ぬということと、ドナー意思表示をすることとは別なのだという結論に到達できたのではないかと思いました。
レシピエント側である桜庭の「誰かの大切なものをもらって生きるほど、立派な人間になれていない気がして」というセリフ。
グサリと来ました。
そうか〜。そんな風に罪悪感を感じてしまうのか〜。
それなのに、深澤のあんなひどい言葉を聞いて、どんな気持ちになったのか(;ω;)
それでも深澤の気持ちを理解しようと努めて。
彼は本当に人間ができているなと思います。
それも、病気のこととか、ドナーになってくれた人のこととか、お母さんとの確執とか、自分の夢とか、たくさん悩んで考えてきた結果なのかなぁ。
ドラマの最後は大抵、朝倉の長話がありますが、いつもはあまり共感できないんですけど、今回の話は心にストンと入ってきました。
この話を聞いて、桜庭は救われただろうなぁ。
私が大切な人を亡くした時、ドナーになることを認められるだろうか。
朝倉が言っていた「まだ死を受け入れられてないのに、身体だけどっかに持っていかれちゃって悲しくなって」って気持ちも分かるけど、体の一部だけでも、灰にならずにこの世で生きているって思えた方が救われるような気もするし。
いろいろ想像するけど、その立場になってしまったら、きっと想像を絶するような気持ちになるんだろうな、とか。
いろいろ考えさせられて…からの、ラストの肉!
臓器提供の話をしてた直後に、肉( ̄◇ ̄;)
しかも塊( ̄◇ ̄;)
…想像しちゃう。
今回がそうめん流しで良かったんじゃないの?
そんなこと言ってたら外科医は一生肉食べられなくなっちゃうんだけど。
でも。ドラマとしては、ちょっと不謹慎かも…とか思わないんだろうか。
それとも、それが現実ってことなんだろうか(-。-;
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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