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「Night Doctor ナイト・ドクター」第2話 ネタバレ感想 「普通」ってそんなに簡単に変わるものじゃないと思う

こんにちは!malcoです。

「Night Doctor ナイト・ドクター」第2話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★公式HPはこちら!

www.fujitv.co.jp

 

★第一話の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ネタバレ感想 

コンビニ受診がメインだったせいか、前回ほどの緊迫感はなく、ちょっと長く感じました。

救急の仕事は素人っぽかった深澤(岸優太)でしたが、今回のような診察は普通にできるようです。

さすが元内科医ですね。

もう深澤はウオークイン担当でいいんじゃないだろうか。

適材適所というやつですよね。

 

今回は「普通って何だろう」というのがテーマだったようです。

深夜帯に働いているから普通の生活ができない…。

確かに、昼間に働いてる人の方が多いし、そういう人たちとスケジュールが合わなくて、恋人や友達と疎遠になったりしそうですよね。

しかし大輔(戸塚純貴)は、朝倉(波瑠)がナイトドクターとして勤務し始めた途端に速攻で浮気したわけで、それは夜勤云々の問題じゃないような…。

むしろ、デート中に彼氏を放って患者を助けに行くという「医者>彼女」な朝倉の性格が、大輔と合わない。そういうことじゃないかな。

どっちが良いとか悪いとかではなく、昼勤夜勤とかも関係なく、価値観の相違なので、別れて正解のような気がします。

まぁしかし、仕事終わりに友達と飲みにとか、彼氏とディナーというのはできないし、やっぱり何かしら周りとのすれ違いが生じて、寂しい思いはしそうですね。

それが「普通ではない」「不幸せだ」と、決めるのは他人ではないと思いますけど。

 

深夜帯にコンビニ受診してしまうお母さんたちの気持ちは理解できました。

特に初めての子どもだと、やっぱり少しの事で不安になります。

私も、長男が生まれてすぐの頃、夜に38度を超える熱が出て慌てた事がありました。

「生まれて間もない赤ちゃんは母親の抗体があるため、ほとんど病気にはかからない」と聞いていたので、発熱するということは何かヤバい病気かもしれない…と思ってオロオロしました。

里帰り出産で実家にいたのですが、家族全員でオロオロでした。

救急病院に連れていくべきかと相談し、行くなら車を出すぞと父もスタンバイ。

しかしまずは、24時間電話相談を受け付けてくれる救急相談センターに相談してみることに。

そこで症状を知らせると「着せすぎじゃないですか」と言われました。

赤ちゃんは体温調節ができないので着せすぎると体温が上がってしまうそうで、服や布団を1、2枚少なくしてみて下さいと指示をされました。

言われた通りにやってみると割とすぐに熱が下がったので、先走って病院行かなくて良かったなと…(ー ー;)

子どもが産まれたばかりという事は、母親としても新米なので、多少の失敗や迷惑は社会全体で多めに見てあげてほしいなと思います。

 

レオくんのお母さんは、旦那さんが協力的じゃないというのが一番の痛手でしたね。

一緒に頑張ったり悩んだり、元気付けてくれる人が 側にいれば、あんなに追い詰められずに済んだのかもしれません。

共働きが増えて、それが普通になってる世の中ですが、まだまだ「子育ては母親」という風潮が抜けていません。

朝倉は「普通なんて簡単に変わるものだ」と言っていましたが、私はそうは思いませんでした。

日常的な普通は、慣れる事で比較的簡単に変わっていくでしょう。

しかし「子育ては女性がするのが普通」みたいな社会的な普通は、そう簡単には変わらないんじゃないでしょうか。

誰かが変えようとして、いろんな人が犠牲になって、たくさんの人が嫌な思いをして、それでも頑張って頑張って、何年も何十年もかかってやっと変わるものだと思います。

さらに、普通は人によって違うものだとも思います。

だから世の中には争いが絶えないんですよね。

「普通と違う事をすると白い目で見られたり、非常識と言われたりする」というのも朝倉のセリフですね。

それが原因で喧嘩になったり、仲間外れになったり、いじめにつながったりもします。

しかし、救急車をタクシー代わりに呼んでシレッとしていたお母さんのような人が増えても困るので、ある程度「非常識」を社会の中で共有することも大切なんですよね。

マナーやモラルはしっかり守りつつ、自分の普通を他人に押し付けすぎず、他人の苦労を推察できる想像力を持つ。

出来そうで出来ない気がしてしまう、何とも難しい課題ですね。

 

ラストはまさかの変質者騒動。

病院に運ばれてきた急患が変質者だったなんて。

病室の、しかも周りに人がいるところで平気で女性を襲うなんて。狂気の沙汰ですね。

どんな人だったとしても助けなければいけないお医者さんって、本当に大変な仕事だと思います。

襲われた朝倉と駆け寄った桜庭(北村匠海)…というシーンで次回に引っ張って終わりました。

最近はこういう引っ張り方をする事が少なくなっている気がするので、何だか逆に新鮮でした。

クライマックスが近づくとありますけどね。

昔はこういう引っ張り方をするドラマばっかりだった気がします。

こういう手段って、視聴者を次回に繋げるためにするものだと思うのですが、公式HPの次回あらすじを読むと、この後どうなるのかが、大まかですが書いてありました。

何じゃそりゃ^^;

バラしちゃったら意味ないんじゃないかなぁ。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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