現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

 本サイトはプロモーションが含まれています

「ミステリと言う勿れ」第9話 ネタバレ感想 一度の判断ミスで狂わされた人生

こんにちは!malcoです。

「ミステリと言う勿れ」第9話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★公式HPはこちら!

www.fujitv.co.jp

 

★原作漫画はこちら!

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ネタバレ感想

前回からの続きで、整(菅田将暉)たちが天達(鈴木浩介)に誘われてやってきた別荘での翌日の話でした。

朝はともかく何もなく、みんなで雪かき。

誰も死んでなくて、平和な朝でよかったな〜と安堵しました^^;

雪山→別荘となれば連続殺人でも起きるんじゃないかと思ったけど、そのまま誰も死なず、整が事件を解明して終わりでした。

やっぱりこのドラマは、普通の探偵モノとは違いますね。

小学生探偵や高校生探偵の場合は殺人が起きてしまうけど、大学生探偵は死人を出さずに済んでしまうというのが、何だかね(^^;(本人は探偵だなんて思ってないけど)

来シーズンは金田一くんがあるんですよね。比較しちゃいそうだな〜(^^;;

犯人が故意的に起こしそう停電という現象も、このドラマでは偶然の出来事。

昔は「停電=電話が通じない=外部と連絡が取れない」というのが常套でしたが、今は山の中でも電波が届く場所が増えたし、誰でもスマホを持ってるから、外部と遮断するために停電させるという手段は意味がないんだなと、改めて感じました。

時代ですね〜。

 

前回怪しいと思っていた橘高(佐々木蔵之介)は、思った通り事件に関わってはいたけれど、喜和(水川あさみ)を殺した犯人ではありませんでした。

ストーカーに喜和の居場所を教えてしまい、そのせいで喜和が亡くなってしまったのでした。

誰が何のためにキョウチクトウを燃やしたのかとか、煙突が詰まっていたのは本当にたまたまだったのかとか、本物の若宮さんはその後電話してきたのかとか、そういうのは分からないまま。

過去の事件の真相は闇の中でした。

結局、明らかになったのは橘高が喜和の死に関わっていたという点だけ。

それがこのドラマの味だと言えばそうなのかもしれないけど、やっぱりモヤっとしました。

橘高の関与については、不運だったなと思います。

本当のことを言えなかった気持ちも理解できました。

自分のせいで死んでしまったという重圧に耐えられないし、周囲からの激しいバッシングは怖いし、自分の迂闊さにも心底自己嫌悪して、想像するだけで心がバラバラになりそうです。

さらに、喜和を殺したの自体は橘高ではないため、放っておいても事件はストーカーによる殺人または事故という方向で解決してくれる。

だからこそ隠し通すことができてしまい、「言わなくてもいい」という間違った方向にズルズルと進んでしまったのかもしれません。

驚いたのは「ストーカーにターゲットの居場所を教える」というのを繰り返していたこと。

そして、天達たちを殺そうとしたこと。

そんな方向に話が広がっていくとは、思ってもみませんでした。

ストーカーに居場所を教えるという行為は、正直どんな心理でそんな行動に至ったのか理解できませんでした。

別荘でみんなを殺そうとした件については、何となく想像できました。

「殺すのか。殺されるのか」という文章は橘高のものでした。

だいぶ疑心暗鬼になっていたようですね。

「殺されるくらいなら殺してしまおう」というのも、あったのかもしれないけど。

天達たちに知られたくないと何年も思い続けていた橘高の中で、いつしか「天達たち=恐怖の対象」になり、恐怖の対象を消せば罪悪感も消えるという結論に至ったのかもしれないと思いました。

限りなく身勝手な話ですけどね。

普通ならそんな思考にはならないですが、様々なストレスでマイナスの思考に囚われて、精神的に追い詰められてしまうと、そういう短絡的な結論を出してもおかしくないのかも。

こんな風になるくらいなら、ちゃんと天達たちに打ち明けておいた方が良かったのかなぁ。

打ち明けたからと言って、その時点の天達に許してもらえたかどうかは分からないし、橘高が自分自身を許せたかどうかも分からないけど。

橘高は、その後の人生を間違えてしまったけれど、整の言う通り、喜和の事件直後はケアされる側だったのでしょう。

ケア次第では、その後の犯罪に繋がるような精神状態にはならずに済んだのかもしれません。

一度の判断ミスでここまで人生が狂ってしまうなんて、不幸にも程がありますね。

しかし、故意ではなくミスだからこそ、状況こそ違えど誰にでも起こり得るのが怖いです。

心に刻んでおこうと思いました。

 

前回は怖かったけれど、今回はズシンと重かったです。

パン(渋谷謙人)とデラさん(田口浩正)が刑事だったのは、意外すぎました。

さすがの整も驚いてましたね。

事件解決後に、デラさんから「同業者は、お互いわかりますな」と言われた風呂光(伊藤沙莉)が、整に「全然分かりませんでした」と苦笑いしてたのが可愛かったです。

そして、嘘をつく人と嘘をつかない人が同一人物だったのも意外でした。

橘高は、ミステリー会のお題が喜和の死と重なったため、耐えきれずに怒ったわけですが。

それを「一人だけ嘘をつかない人」と表現するのは、ちょっと無理があったかな。

ま、他にどんな表現が妥当なのかは思いつかないけど。

ラストでは、ライカ門脇麦)が倒れて「千夜子」になりました。

千夜子は妹ではなく、ライカと千夜子という二人の人格なのでしょうか?

午前3時と午後3時に人格が入れ替わるとか?

だいぶ特殊ですね。

次回はファイナルエピソードで、ライカの話だそうですよ。

あれ?我路くんは?

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

ブログ村のランキングに参加しています。

ポチッと、応援していただけると嬉しいです(´∀`) 

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村