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「MIU404」第7話 感想 伊吹は犯罪者の人生を思いやって逮捕する

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こんにちは!malcoです。

 

「MIU404」第7話が放送されました。 

メロンパン号がすっかり機捜404のトレードマークになってしまいました。 

これからメロンパンの移動販売を見るたびに、ひょっとして刑事なんじゃ…と勘ぐってしまいそうです。

 

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

 

ざっくりあらすじ

ランクルームで男性の遺体が発見され、志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)が初動捜査に駆けつけました。遺体の男はトランクルームで生活していたようですが、トランクルームの契約者とは別人でした。

契約者と連絡を取ると、十数年前に銀行口座を売ったという事実が判明。遺体の男はその口座を使ってトランクルームを契約していたのでした。

つまり、遺体の男は自分の名前で契約できない人物=犯罪者。

そこで伊吹が、その男が指名手配犯である事を思い出します。

一方、陣馬(橋本じゅん)は休暇を取っており、結婚が決まった息子の両家顔合わせに向かっていました。家族で車に乗っていると、車の前に怪しい男が。その男の顔を見て、陣馬は指名手配犯だと気づきます。

家族に「指名手配犯を追うから車を降りてほしい」と頼むと、反対に陣馬が車から降ろされてしまいました。仕方なく走って指名手配犯を追う事に。

時を同じくして現れた、2人の指名手配犯の繋がりは…というストーリー。

 

ネタバレ感想

陣馬さん走る

今回は陣馬さんが大活躍の回でした。

めっちゃ走ってましたが、残念ながら伊吹のような疾走感はなく…。(申し訳ないけど)

いつも走るのは伊吹の役目なのにね。

俺は伊吹じゃねーんだよって言いながら走る姿が本当に苦しそうで。橋本じゅんさん、お疲れさまでした( ̄▽ ̄;)

財布も携帯も警察手帳もなくて、タクシーを無賃乗車。

そして無線で「警察を名乗る男」呼ばわり。

爆笑でしたわ〜。あの状態でよく犯人を追えましたよね。

若者みたいには走れなかったけど、勤続35年のデカの意地で、武器を持った大熊(三元雅芸)に飛び掛かっていく陣馬はカッコ良かったです。

執念というか、信念というか、真っ直ぐで刑事一筋なところが素敵でした。

家族といるときに限って指名手配犯に遭遇してしまう陣馬。

その場で家族を車から降すっていう選択は…否定も肯定もできませんな〜。

そんな目に遭いながらも「ウチじゃ役に立たないけど、世間の役には立つ」とお尻を叩く奥さんは、できた人ですね。

 

九重(岡田健史)はお父さん(矢島健一)とマメジ(生瀬勝久)と接待ゴルフ

ついにお父さんが出てきましたね。

エラそーで怖い人を想像してたんですけど、違ってた…。

九重を機捜に入れたのは「自分が入ってみたかったから」という意外な答え。

自分の立ち位置を見失わずに、己の道を探してほしいと語るお父さん。

いい人だな〜。ホント、意外。

もっとラスボスっぽい人…というか、まんま「ラスボス」だと思っていたので、拍子抜けしました。

まぁ、あれが本心だったらの話ですけどね。

 

犯罪者の人生を転換するスイッチ  

10年もの間トランクルームに引きこもって、時効までの日数を数えながら過ごしていた大熊。

その汚く荒れた部屋を見て話をする伊吹が印象的でした。

大熊がトランクルームから動かず、誰にも見つからなかった事が不幸だと。

普通、犯罪者が見つからずに隠れ続けられるのはラッキーだと考えそうなものですが、伊吹の考えでは、実はそれは不幸なんだと。

大熊を逮捕した後「もっと早く捕まってりゃぁな」と言ったのは、無駄になった大熊の人生を思ってのことでしょう。

 

伊吹は、犯罪者をただの「悪」ではなく「人」として認識して、捕まえる事が犯罪者自身のためになると思っているようでした。

それって、逮捕が犯罪者の人生を方向転換させるスイッチになるという事ですよね。

犯罪者にも生活があって人生がある。それを最悪な方向に向かわせないためには、そうなる前に捕まえるのが一番いい…。

私だったら悪人が不幸になろうと知らないし、例え死んでも「自業自得」とか「天罰だ」とか思ってしまいます。

伊吹とは、人としての根本が違う気がする…(ー ー;)

こういうキャラを嫌味なく描ける野木さんを、改めてすごい人だと思いました。

 

「交番に飛ばされて機捜に呼ばれるまでが10年。誰かを恨んだり、腐ったりしないで本当に良かった」

伊吹のこの言葉にも感銘を受けました。

陣馬さんの「完全に閉じた人間の手は掴めない」

この言葉も。深いな〜。

要は考え方や思想の話になりますが。

人生にとって、何が本当の不幸なのか。考えさせられるストーリーでした。

 

 

さて、菅田将暉さんが演じる謎の男の名前が明かされました。

久住というらしいです。

成川(鈴鹿央士)が呼んだときに「クズ美さん」だと頭の中で変換してしまったのは、私だけかな( ̄▽ ̄;)

え〜!クズって言った!と思って、焦りました。

成川はドーナツEPを飲んでしまったのでしょうか。

あの丸いやつ…どうか、ピーピーラムネでありますように。

成川は、ヤバいヤツかもしれないと知っていて飲んでしまいました。

分かっていても断れませんでした。

高校生だもんね〜。

隣にいるヤバそうな大人。だけど唯一自分を助けてくれている大人。(勘違いなんだけど)

楯突くなんて、できませんよね。

つくづく、あの時捕まってればな〜と。

やっぱり犯人逮捕は社会のためでもあるけれど、犯人自身の人生のためでもあるんだな〜。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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★第6話の感想はこちら!

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