こんにちは!malcoです。
「クロサギ」第5話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回は宿敵・御木本(坂東彌十郎)との直接対決・決着編でした。
お金を騙し取る詐欺というより、御木本を破滅に向かわせ、命を取るための詐欺でしたね。
「俺は人は殺さない」とは言っても、マフィアに狙われるように仕向けたのは黒崎(平野紫耀)なので、やっぱり黒崎が殺したのと同じようなもんだなと思いました。
しかしこの容赦のなさが、黒崎の復讐心の強さと怨恨の深さを際立たせますね。
そして、黒崎の復讐心を利用して、そこまでの道筋を立てた桂木(三浦友和)の非情さも恐ろしい。
今回はけっこうハードボイルドだったなぁ。
黒崎が激情するシーンが多かったのも印象的でした。
特に、国外まで追いかけてくる銭形警部並みの熱血刑事・神志名(井之脇海)との対峙。
神志名もなかなか破天荒な刑事のようですが、黒崎の迫力の方が上でした。
正義とか法律とかクソ喰らえってのが伝わってきましたね。
神志名の言う通り、黒崎は確かに間違ってるんでしょうけど。
彼の前でそんな話をしても陳腐にしか聞こえないですね。
それにしても、平野紫耀くんは良い声をしてます。
凄んだ時の声の迫力だけで、もう圧勝でした。
若さのわりに妙な貫禄を感じさせるのは、演技力もあるんでしょうけど、声の影響も大きいのではないかな。
良いキャスティングですね。
復讐が終わってから雨の中で泣くシーンも良かったなぁ。
あまりの虚しさに、心が痛みました。
神志名の「お前は間違ってる」というセリフ。
陳腐だと感じたこの言葉の印象が、ラストで覆された気がしました。
復讐が終わっても、家族との時間が戻るわけじゃない。
これまでに得たものしか手元に残らない。
一家心中から生き残って、苦労して苦労して黒崎の得たものといえば、詐欺の経験だけなのだと思うと。
虚しくて虚しくて。
もらい泣きしそうでした。
本当に欲しかったのは、そんなものじゃないんだろうに。
やっと御木本への復讐を終えて、これが次の人生への第一歩になってほしいところですが。
まだ他にも復讐相手がいるようです。
しかもその相手って、新キャラっぽいですよね。
いかにもなタイミングで出てきました。
佐々木蔵之介さん。
キャスティングからして手強そうです(ー ー;)
悪役の蔵さんは、底知れない闇を出して来ますよね〜。
もう復讐なんかやめて、氷柱ちゃん(黒島結菜)と結婚でもして吉川さん(船越英一郎)とお酒飲んでた方が幸せだよって、誰か黒崎を説得してあげて…。
む、無理か…orz
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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