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「恋はDeepに」第9話(最終回)ネタバレ感想 倫太郎よ、できない約束はするな。

こんにちは!malcoです。

「恋はDeepに」第9話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

www.ntv.co.jp

 

★第8話の感想はこちら! 

www.maemuki-malco.com

  

ネタバレ感想 

あれもこれも、なんだか中途半端なまま丸く収まって終わったな〜と思ったら。

最終回なのに終わらず…。

蓮田トラストの株買収問題は無理やり終わらせた感じだし、あんなに真っ黒だった光太郎(大谷亮平)はコロッと良い人になってるし。

榮太郎(渡邊圭佑)が鴨居研究室に送ったお金で株買い戻した方が良かったんじゃ…とか、海音(石原さとみ)はウツボ置いて帰ったの…( ̄◇ ̄;)とか。

他にも思うところはありますが、まぁいいや。

 

視聴率も評価も低めのドラマで、実際ツッコミどころは多いし、キャラ変はひどいし、どうなのって思う所も多々ありました。

でも悪いところばかりでもなく、海音が「海の生物」目線で話をするのは好きでした。

海音が人間だったならば、人間の立場から環境破壊や水質汚染を訴える話になったでしょう。

主人公が人魚だからこその「海の生物側から見た視点」というのが新鮮でした。

海中展望タワーが建ったら行き場を失うとか、人間のゴミが海に散乱してどれだけ迷惑してるのかとか、そういう目線からの訴えというのは、例えフィクションドラマとはいえハッとさせられました。

ドラマの中で一番印象に残っているのは、海音が毎回ペットボトルを拾って歩くシーンです。

海に住む側の生物が、自分たちの生活を守るために毎日人間のゴミを拾って歩く。

なんだか情けなくて、申し訳なくて。

個人的に、以前から海岸や川辺のゴミ拾いのボランティアに参加してみたいと思いつつ、なかなか動き出せませんでしたが、このドラマを見て、やはり子どもたちと参加しようと決意しました。

そういう面では衝撃的で、考えさせられるドラマだったんですけどね。

なんかこう…残念なんですよね。

何がこんなに残念なのかなぁ。

海音の論文が国際的に評価されて株価が上がって、香港の株主の買い占めが止まった、とのことでしたが。

人魚にどうしてそんな論文が書けるのかとか、そういう話は置いといて。

中身が全く見えないので、海音の凄さが全く伝わって来なくて。

鴨居さん(橋本じゅん)も「本当に大切なことをたくさん教えてもらった」と言ってましたが、海音の凄さが解らないから、鴨居さんが何を教わったのかもよく解らなくて。

海音は確かに倫太郎(綾野剛)に海中展望タワーの建設を断念させて、目的は果たせたわけなんですけどね。

最終的に「恋仲になったから諦めた」みたいな結末は…どうなんだろう。

たぶん、ここかな。私が一番引っかかってるトコは。

結局色仕掛けなの…?みたいになっちゃってませんかね。

倫太郎の「今の自分にとって大切な人を幸せにする事が大切」って、海洋環境の事ではなく、海音の事しか考えてない発言ですしね。

それなのに「これから先の海のこと。倫太郎さんにお任せしてもいいですか」って。

星ヶ浜じゃないよ。海だよ。

…荷が重すぎる( ̄◇ ̄;)

人魚から海を任された倫太郎は、海の家の主人に転職。

倫太郎よ。できない約束はするな。

 

海洋環境問題という大きな問題に手を出して、海中展望タワーとか深海未来都市計画とか海底資源開発とか壮大な話を持ち出した割に、そんなに強いメッセージ性は感じられませんでした。

このドラマを見たどこかの企業の誰かが「これはいけない。もっと環境に配慮せねば」とは思いそうにないですね。

それならば、視聴者が海洋環境破壊を身近に感じて、配慮しようという気持ちが生まれるような、それこそゴミをポイ捨てしないとか、そのくらい身近な話題に留めておいた方が良かったように思います。

株問題やお家騒動をこんなにやっつけで終わらせるなら、尚更です。

って、まだ終わってないんだった。

一応、次回はスペシャルがあるみたいなので。

いつかのフジテレビみたいな、蓋を開けてみたら総集編!なんて事にはなりませんように。 

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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