こんにちは！malcoです。
「キワドい２人 -K２- 池袋署刑事課神崎・黒木」第３話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
今回の事件は、お年寄りを狙ったアポ電強盗でした。
複数の男がお年寄り宅で現金５０万円を奪い、さらに暴行を加えるという事件です。次の犯行の話をする犯人たちの会話を被害者が聞いており、その話をもとに捜査することになりました。
近隣で聞き込みをする神崎（山田涼介）と黒木（田中圭）は、とある米屋で話を聞きます。その米屋は、おばあさんと孫の龍之介の２人暮らし。ひょんな事から神崎と黒木は、おばあさんが用意した夕飯をご馳走になってしまいます。
翌日、見張り役の男の身元が判明しました。他の仲間と連絡を取る可能性があるため、その男は泳がせておくことに。
同時に、これまでの被害者が同じ社交ダンスクラブに通っていたという情報も掴んでいました。その社交ダンスクラブに探りを入れるため、体験入会のふりをして潜入捜査をすることに。そこで黒木は、米屋のおばあさんが載った写真を見つけ…。
一方、澤登（六角精児）と黒木の会話を聞いてしまった末長（八嶋智人）は、22年前のファミレス立てこもり事件のことを調べようと、資料室に来ていました。事件の資料が入っている箱を見つけますが、中にあったファイルは全て中身が抜かれていて…というストーリーです。
ネタバレ感想
犯人の人生を想像する
冒頭から、神崎がテレビの万引き犯の少年にあーだこーだ言うのが面白かったです。感情移入しすぎ(^^;
「ペンじゃなくて、パンですよ。そこにどんな背景があるのか」
本当にその通りで。 もしかしたら育児放棄受けてるかもしれないと思うと、笑ってられない話ですね。
今回は、前回のようにとんでもない事件ではなくて、少し安心しました。
グローブの利き手とお箸を持つ利き手が違ってたり、会話の中での何気ない一言にヒントがあったりと、伏線もありましたし。
犯人確保の時に、公園で集まって喋ってただけで、おじいさんに乱暴してない他の二人まで無理やり捕まえてしまって大丈夫なのかな〜とは思いましたけどね。証拠は掴んでたんでしょうかね。
から揚げが美味しかったんだと泣く鴻上がかわいそうでした。強盗するようなヤツなんですけどね。
頭を抱えて泣く姿は、ものすごい後悔が感じられて…。
人の温かさを見つけてしまって、今更どうにもできない自分を悔やんでいるようでした。
鴻上役は清水尋也くんです。絶対零度で犯人役をした時も思ったんですけど、良い演技をされる役者さんですね。セリフにしなくても、恐怖や葛藤が伝わって来ました。若いのに凄いな〜。これからも期待大です。
鴻上の後悔は、神崎がちゃんと鴻上の事を知ろうとしたからこそ引き出せた本音でした。
たまたま逃げ込んだ先で孫と間違えられたっていう話も、意外性があって興味を引かれました。
きっと、おばあちゃんのから揚げがおいしくて、龍ちゃん龍ちゃんと頼りにされて、思ってた以上に居心地が良かったのかな〜とか、これまでは誰にも頼りにされず信用もされず育って来たのかな〜とか、鴻上の人生をいろいろ想像してしまいました。
しかし、認知症とはいえ、知らない若者をずっと孫だと思い込み続けるのはさすがに不自然なので、最後に「おばあちゃんは実は気付いてた…」って匂わせる一言があったら、もっと良かったのかな〜なんて。
悲しい結末だったけど、おばあちゃんとの出会いのおかげで鴻上の人生はきっと変わると思います。
これまではお説教くさかった神崎ですが、今回は良い仕事をしてくれましたね。
まぁ、朝っぱらから歯磨きしながら警察と犯人の関係性について語るのは、ちょっとウザいけど…(ｰ ｰ;)
２２年前の事件について
異母兄弟って設定が怪しいなと思っていたら、早くも「兄弟じゃない」疑惑！
展開が早いですね〜。
ファミレスで男の子を人質にとった男（高橋努）は、井原という名の暴力団構成員でした。
賢造（椎名桔平）と井原は仲が良かったようです。息子を連れていくってことは、家族ぐるみの付き合いだったのかもしれません。
黒木の回想シーンでは、男の子はファミレスの席で井原の隣に座っていました。ってことは、男の子＝神崎が井原の息子なんじゃないかと思ってたんですが。
あまりにも謎が解けるのが早すぎて、ちょっと面白くないな〜。
もっと謎が深まっていくのでしょうか。
井原と神崎が全然似てないのも気になりますし、自分の子を人質にするかなって気もしますし。
残りの話数が少なそうですが、これからもっと面白くなると期待してみようかな！
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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