こんにちは!malcoです。
「初恋の悪魔」第5話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
前回、ギアを上げてきたなと思ったら。
どんどん加速してきましたね。
今回は鹿浜(林遣都)があの家に住むことになったエピソードが紹介されました。
何とも言えない複雑さで、とても切ないお話でした。
静枝さん(山口果林)がヤバい殺人鬼だったかも!という恐怖感からの、実は「娘と孫を失った孤独で不幸な老人だった」と分かった時の落差が凄かったなぁ。
鹿浜と静枝さんが「一緒にいることでお互いに救われていた」というのが、また何とも。
「娘と孫が生きたこの世界を恨みたくなくなった」という言葉もとても温かく、印象的でした。
悲しさも残るけどね。
鹿浜は静枝さんに二度救われたのかもしれません。
でも、鹿浜がもしも静枝さんの事情を知っていたら、同じように接することができたのだろうか、という疑問も少し残りました。
森園(安田顕)に対して怪しさを感じて、目をギラギラさせながら行動を監視していたように、静枝さんを見る目も変わっていた可能性もあるのかなと。
どうかなぁ。
鹿浜ならば、最終的には理解し合えたのかな。
鹿浜の闇は、子ども時代の経験が発端だったようですね。
かなり可哀想に見えた鹿浜少年ですが、似たようなことが昔はあった気がします。
帰りの会とか学級会で、誰かが問題を提起して、みんなで意見を出し合って解決するってやつ。
クラスの問題を話し合いで解決する=民主主義みたいなイメージが、薄っすらあったような。
自分の子ども時代に「そんな会があった」というのは何となく覚えてるんですけど、どんな問題が挙げられたかというのは、今となっては覚えてないです。
でもそれは、自分が問題の渦中にいなかったからなのかな、なんて思いました。
わりと他人事で聞いていたような。
問題として提起された渦中の子は、傷を負っていたのかもしれません。
鹿浜少年のように。
ドラマ内の鹿浜少年を見ていたら、公開処刑みたいでした。
クラスの子たちは正しいことを言ってるつもりで、それが優しさとか正義感だと思っている様子で。
話題に挙げられている当の本人は置いてけぼりで、暗にディスられてるだけっていう。
恐ろしい構図。(何だかんだで先生が悪いんだけどね)
何でも話し合う、議論することが大事だって言うけど、みんなで寄ってたかって特定の人物に対して意見を出し合うってのは、どうなんでしょうかね。
まぁ、話し合いというより、ただの意見の押し付けになってましたけど。
でも、あそこで鹿浜少年が意見を言えたとしても、やはり傷は残ったんじゃないかと思えます。
鹿浜の個性を理解しようという風向きは、全く感じられませんでした。
多様性の時代と言われる今。
自分の意見を言えることも大事なんだけど、それ以上に他人の意見を否定せずに聞くことができるというのが、今まで以上に大事になっているように感じます。
それが難しいんですけどね。
鹿浜を監禁した森園は、弁護士だったようです。
弁護士を辞めた今でも、中学生が殺害された事件を追っているようです。
元弁護士が監禁事件を起こすなんてね。
しかも、地下室を持っててちょっと挙動が怪しいってだけで、家主を監禁してしまうってのは、なかなかの狂気。
何か事情があるのでしょうか。
そもそも森園は、どうやって鹿浜の家に地下室があるって知ったのかなぁ。
静枝さんが住んでいた頃は、森園はまだお隣には住んでなかったってことですよね。
うーん。謎がいっぱい。
しかも署長(伊藤英明)と知り合い!
かなりのキーパーソンじゃないですか。
初回はただの変態だと思ってたのに!
さて。前回、派手な階段落ちを披露して見せた署長ですが。
生きてましたね。
ピンピンしてました。
やっぱサイボーグ。
今回は馬淵(仲野太賀)だけでなく、星砂(松岡茉優)まで朝陽(毎熊克哉)の転落した事故現場まで連れて行ってました。
なんで…?
「真相が知りたい!友達として!」とか、わざとらしく悔しがっちゃって。
星砂が関わってることとか、スマホが見つかったこととか、実は全部知ってるんじゃないの?って感じの挙動でした。
馬淵の部屋を盗聴でもしてるんだろうか。
いちいち「友達として」という主張をしてくるのも、わざと臭くて怪しいです。
同じような危機感を星砂も感じたんでしょうか。
いきなりスマホを奪って逃亡( ̄◇ ̄;)
その上、蛇女になってしまって。
鹿浜に会ってしまって。
意味深に近づいて行って。
…ややこしくなりそうな予感しかしない( ̄◇ ̄;)
次回も楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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