こんにちは!malcoです。
「俺の家の話」第8話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第7話の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
さくら(戸田恵梨香)にプロポーズし、寿一(長瀬智也)は幸せで有頂天になっていました。
要介護2になってしまった寿三郎(西田敏行)は、まだ自分が要支援2だと思っており、頭がはっきりしている間に、遺産についてハッキリさせておこうと言います。「さくらへ全て贈与する」と言いますが、さくらはキッパリと断るのでした。
能とプロレスの二足の草鞋を履き続けていた寿一は、ある日、能の稽古中によろけて倒れ、病院に行くことに。診察の結果、アキレス腱を断裂しており、2週間の車椅子生活を余儀なくされます。
そんな中、寿一がさくらに送ったはずのLINEのメッセージが間違って踊介(永山絢斗)に送っており、寿一とさくらが付き合っていることがバレてしまいます。激怒して観山家に乗り込んできた踊介は、寿一がさくらにプロポーズしたと知り、ショックを受けて出て行ってしまいます。それ以来、踊介は家に寄り付かなくなります。
一方、舞(江口のりこ)は長田(秋山竜次)が浮気をしていると気づき、悩んでいました。ある日、観山家に長田と浮気相手の女性が来て話し合いになります。舞は長田を許すことができず、話し合いは決裂。立ち会っていた寿三郎が口を挟むと、舞は「あんたの事も許したわけじゃないからね」と、これまでの寿三郎への恨みをぶつけます。観山家に女として生まれてきて辛かったと話す舞。謝ろうとする寿三郎に「どうせ忘れちゃうんでしょ」と言って出て行ってしまいます。それ以来、舞も家に来なくなります。
怪我をした寿一が寿三郎の介護をできないため、代わりに寿限無(桐谷健太)が引き受けていました。ある日、風呂に入ろうと寿限無が準備をしていると、寿三郎は「入りたくない」とこっそり寿一に打ち明けます。「寿限無はなんか違う。俺は寿一がいい」と話しているのを、後ろで聞いていた寿限無。寿三郎の心ない言葉に激怒し「息子だろうと弟子だろうと変わらない。こっちの気持ちなんて考えてない」と落胆して出て行ってしまいます。そして、寿限無も観山家から姿を消しました。
広い家に残された寿一と寿三郎。車椅子生活の2人はやる事もなく、寿三郎のエンディングノートの続きを考えることに。寿三郎は、通夜で流すビデオメッセージを撮影すると提案します。そこへ、久々にさくらがやってきます。さくらは介護職員初任者の資格を取得していたのです。風呂に入れる事が出来るようになったため、喜んで風呂に入る寿三郎。 その間に、末広(荒川良々)が寿三郎を施設に入れるよう寿一に勧めます。在宅介護でやっていきたい寿一でしたが、現状きちんと介護ができていないと指摘されます。決断できない寿一…。
風呂から戻ってきた寿三郎は、ビデオメッセージを撮影します。撮影の途中で、秀生(羽村仁成)が稽古にやって来ました。「隅田川」という演目の稽古をしていると、寿三郎が謡を忘れており、愕然とする一同。そんな状態でも寿三郎は、寿一には継がせないと言います。「一度逃げた奴は何度でも逃げる。宗家は秀生に継がせる。それまではボケていられない」と自分に喝をいれる寿三郎。
しかしその夜。寿三郎が突然いなくなってしまい…というストーリーです。
ネタバレ感想
突然の家庭崩壊と一家離散に驚きました。
遺産相続だの宗家の継承だの、そんな場合じゃないですよね。
寿限無までいなくなって、誰が弟子を教え、舞台に立つのか。
誰が秀生を教えるのか。
大丈夫なの?
もう舞台には出てなくて、お弟子さんもいないのかな?
それじゃ、誰にしたって後を継ぐ意味がないですよね。
介護の方は、だんだん症状が進んだり、施設に入ることになったりして変化を感じますが、能の方はイマイチ分からない事が多いのが残念です。
さて、ついに寿三郎が施設に入ってしまいました。
ずっと在宅介護で頑張るのだと思っていたので、意外な展開です。
徘徊が始まると、いろんな面で危険が伴うので、やっぱり仕方がないのかな。
見学だけかと思っていたら、そのまま入所してしまいました。
施設に入るシーンは号泣でした。
「お前と2人っきりよりはマシだ」なんて、捨て台詞を吐いて行ってしまうのが、寿三郎らしいなぁ。
大切なことなのに、寿一は誰にも相談できず、一人で決断して連れて行って。
それで寿三郎を残して帰っていくのは、どんなに辛かったかと思います。
兄弟が四人もいるのにね。
前回は「介護中なのに観山家は楽しそう」なんて、プリティ原に言われていたのに。
少し前にはみんなで順番に「クソじじぃ!」って叫んでたのに。
何でこんな事になってしまったんでしょう。
寿三郎まで出ていって、結局、一番初めに家出したはずの寿一が一人残されて。
寂しいものです。
どんなに立派で広い家も、そこに人がいないと意味がないですね。
出て行った3人は帰って来るのかな〜。
舞は、寿三郎に積年の恨みをぶつけて出て行ってしまって。
舞の激怒はもっともでした。
しかし、舞は明るくておもしろい人なので、あんなに恨みを隠し持ってるとは意外でした。
寿限無が初恋の人ってのも驚いたし。
初恋の人がお兄ちゃんだったなんてね。
言いたいことを言えずに死なれても後悔しそうなので、まぁ、言えたのは良かったのかな。
親の方も辛いだろうけど、そこは自分の子育ての結果なので、甘んじて受け入れるしかないのだと思います。
人生の最後に過酷な試練ですね。
きっとどんな親子にも、多かれ少なかれ恨み事はあるのでしょう。
うーん。自分の将来を考えると怖い…(ー ー;)
でも、どんなに喧嘩しても、それっきりになってしまうのは後悔しそうです。
嫌な思い出ばかりでもないだろうし。
舞には早く帰ってきてほしいなぁ。
次回予告によると、寿限無は帰ってきそうです。
息子らしくなってきたと思っていたのに、「なんか嫌だ」みたいな曖昧な理由で長男には勝てませんでした。
どうせ無駄なんだと出ていきたくなる気持ちは分かります。
これまで誰よりも観山家に尽くしてきた人だし。
実際、寿三郎のお風呂拒否はヒドイと思うし。
でも寿限無はある意味一番寿三郎の近くにいた人だから、このまま喧嘩別れになったらそれこそ後悔するはず。
問題は仲直りできるかどうかですが…。
寿三郎は認知症なので、どんなに仲直りしたくても忘れられていたら、もうできないんですよね。
喧嘩したことを忘れるだけならまだいいですが、寿限無の存在そのものが解らなくなる日もいつか来るワケで。
そうなると、もう生きていたって仲直りもできなくなってしまいます。
意思疎通ができた一番最後の記憶が喧嘩だなんて、一生悔やむと思います。
「忘れたのならもういっか」とは、なかなか考えられないでしょう。
寿限無もなるはやで帰ったほうがいいなぁ。
踊介は…寿三郎と喧嘩したわけじゃないので。
ま、いっか…( ̄▽ ̄;)
彼はさくらと付き合ってもないのに、どうしてプロポーズできると思っていたのか。
しかも、どうして相思相愛みたいに思えていたのか…。
お前だけ、ワケが分からんのじゃーい!!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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