こんにちは!malcoです。
「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」第9話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
小川(明日海りお)の自転車のブレーキを生徒に切らせ、死に追いやった木島校長(高橋克己)は逮捕され、マスコミはこの事件について大きく取り上げます。
大きな騒ぎを起こした赤嶺中には尾崎教育長(升毅)が来て木島の辞職を伝え、さらに恋人の死の真相を探っていた嶋田(藤原竜也)も処分するつもりだと、厳しい態度をとります。
そんな中、3年生は進路相談の三者面談が始まります。その中に、生徒の希望と親の意向が合わない家庭があり、頭を悩ませる浅村(真木よう子)。井上(唯藤絵舞)の家庭は母親が娘を女優にさせたがっており、進学は望んでいません。相良(石井薫子)の家庭では母親が娘を医者にしたがっていますが、娘は英語を生かした仕事をしたいという夢を持っていました。
自分の進路を母親に勝手に決められて悩んでいた相良のために、浅村は英語のスピーチコンテストがあると教え、案内用紙を渡します。実力とやる気を第三者に認めてもらえれば、母親にも本気が伝わるかもしれないと話し、相良の夢を応援しようとする浅村。しかし後日、スピーチコンテストの案内が母親に見つかってしまい、医学部を目指して勉強するようキツく叱られる相良。
一方、涌井(米倉れいあ)の三者面談には父親がやって来ました。娘は金のかからない近くの公立に通わせると話す父親。娘の考えを聞こうとしない父に、涌井が「何を言っても無駄」と馬鹿にした態度を取ると、父親は娘に暴力を振るい出します。慌てて父親を止めに入る嶋田。
翌日、涌井は朝から図書館へ出かけます。嶋田は涌井を尾行します。図書館で、涌井は尾崎(鈴木梨央)と待ち合わせしていたようでした。建築関係の本を見て、楽しそうに話をする2人。学校では連むことのない2人が、なぜ図書館で話しているのかと嶋田は訝ります。
嶋田は、浅村に涌井と尾崎のことを尋ねます。2人が仲良くしているのは見た事がないと言う浅村でしたが、岡部(遠藤雄弥)が涌井の暴行未遂事件を起こしたときに、現場近くに尾崎がいたことを思い出します。涌井と尾崎の関係を怪しんだ嶋田は、尾崎に直接話を聞きますが、尾崎はしらばっくれるばかり。
学校の帰り道。尾崎は涌井に電話をして嶋田に目を付けられている事を教え、注意を呼びかけます。そのまま高級レストランに入っていく尾崎。中で待っていたのは尾崎教育長で…。
翌朝。3年1組の教室では、井上が男子生徒から馬鹿にされていました。以前は人気子役だったものの、今では全く注目されなくなっていた井上。その事を指摘され「女優なんて向いてない。諦めた方がいい」と笑われます。井上は「そんなの誰よりも一番私がわかってる。私だってもうやめたい」と半狂乱になり、黒板に自分で頭を打ちつけます。騒ぎを聞きつけて、止めに入る嶋田。その後、迎えに来た母親は、それでも娘をオーディションに行かせようとします。嶋田は「娘を利用して人生の行き直しをしている」と母親を責めます。
井上の言動を見た相良は、浅村に「預かって欲しい」とナイフを渡します。相良は、母親を刺すつもりだったと言います。しかし井上を見ていて怖くなり、浅村に助けを求めたのでした。迷っている相良に「やりたい事があるなら突っ走ってみろ」と背中を押す嶋田。相良はスピーチコンテストに行くと決めますが、そこへ相良の母親がやって来て、娘を止めようとします。しかし、覚悟を決めた相良は母親を無視して行ってしまいます。ショックを隠せない母親に、嶋田は「家族の病理は連鎖する。今断ち切らないと、彼女は一生あんたを恨んで生きることになる。そして自分の子供にも同じことを繰り返す。それでもいいのか」と説得。相良の母も、自分の親から同じ目に遭わされており、その事を思い出して泣きながら震えるのでした。
そんな中、美術の予備校で働いていた岡部は突然クビを言い渡されます。理由は岡部がセクハラで学校を辞めたことが職場にバレて、生徒にも知られてSNSで拡散され、保護者の間でも問題になっていたからでした。それが原因で婚約者にも逃げられた岡部。
一方、木島は不起訴処分となり釈放されます。警察からの帰り道。待ち伏せていたのは岡部でした。「なんで喋っちゃったんですか。これじゃ約束が違う」と言って近づいてきた岡部は、木島の腹を拳銃で撃って…というストーリーです。
★「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」は、作家・佐々木充郭さんによる小説「スクールポリス」が原案です。
ネタバレ感想
今回は毒親2人でした。
涌井の父親を含めると3人かな。
井上さんと相良さんのお母さんは、自分の夢や考えを子ども押し付ける親でした。
過干渉タイプになるのかな。超が付きそうですけど。
相良のお母さんの「病院経営をしているから後を継いでもらわなければ。あなたのためを思って言ってるのよ?」というのは、かなり苦しかったですね。
あなたのためって…どの口が(ー ー;)
病院を経営するために言ってますよね。
娘は母親にナイフを向ける事を考えるほど追い込まれていました。
別のドラマですが「俺の家の話」でも、能の宗家を継がせるために子どもを育てて、息子は家出をしたりするわけです。
家業を継ぐっていうのは、今の時代には向かないシステムなんだなぁとつくづく思いました。
今回、印象に残ったのは井上さんが西田(池田優斗)に馬鹿にされてキレるシーン。
「ママが泣くのよ!」という半狂乱の演技はすごい迫力でした。
思わず巻き戻して見返してしまいました。
何度もオーディションに落ちてる役柄でしたが、彼女自身はものすごい女優さんですよ。
美人だしね。
あれを見せられてからの、ポカンと口を開けた西田の表情が間抜けすぎて(ー ー;)
どう考えても西田は言い過ぎでした。
アレンの事件で少しは学んだかと思ったのに、どうしても人の気持ちを考えられない子なんですね。
人を傷つける言葉を安易に口にしてしまう。
どんなに間抜けでも、井上さんにあんなにキレられたら、さすがに反省したかな。
これに懲りて、もういい加減イジメはやめて欲しいものです。
さて、ラストで木島が岡部に撃たれました。
あの銃はどうやって作っていたんだろうか。
なんの機械なの?
立体プリンタみたいなやつなのかな?
よく分かりませんが、先週ラストでは嶋田に殺されかけて、今週は岡部に殺されかけた木島…。
いろいろ隠蔽しすぎなダメ校長でしたが、2回も殺されかけるほど悪い人もないような…。
キャストが高橋克己さんなので、余計に可哀想に思えました。
何でって、高橋さん自身は面白いし、良い人そうなので^^;
次回は最終回ですね。
木島が撃たれたので、何となくクライマックス感が出ましたが、縦軸の盛り上がりとしては、少し弱い気がします。
岡部と木島が何を約束してたのか…あんまり気にならないというか。
涌井と尾崎が何を企んでいるのかは、少し気になります。
三枝(山田裕貴)が言っていた、大人顔負けの化け物みたいな悪…。
そんなひどい中学生がいるんだろうか…。
ひょっとして、三枝のセリフでハードル上がりすぎてない(・_・;?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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