こんにちは!malcoです。
「100万回言えばよかった」第10話(最終回)が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★公式HPはこちら!
★前回の感想はコチラ!
ネタバレ感想
今回は、実体を持って戻ってきた直木(佐藤健)が、いろんな人と会って最後の時間を過ごすというお話でした。
あの世に行くまでのサービス期間が長すぎましたね。
丸一日戻ってこられて、ご飯食べたり、いろんな人に会ったり。
いくらなんでもファンタジーがすぎる。
悠依(井上真央)にしたって、直木が行方不明になり、遺体が見つかり、荼毘に付され、霊体の直木が成仏していなくなり、サービス期間直木が消えてしまいと、何度も辛い思いをしてお別れさせられるのって、もういいよ!ってなりませんかね。
何回お別れするんじゃいと。
逆にかわいそうなんじゃないかと思ってしまう。
お化け物って、こういうルールの不明瞭さに白けてしまうことが、ままあります。
これが「どコメディ」で何でもアリな世界観なら許せたりするんですけど。
この作品はそういうんじゃないし。
幽霊がいたり見える人がいたり、そういう初期設定は良いとして、でも普通の人にとってはやっぱり人は死んだら終わり。
そこは崩すべきじゃなかったと思います。
一番衝撃だったのは涼香(近藤千尋)ですね。
あんた今までどこにおったんよ?
樋口(板倉俊之)が死んだことを「向こうで聞いて探しにきた」と言う涼香。
向こうってどこよ?
ひょっとして成仏して戻ってきたの?
ひょっとして直木も戻ってこれるの?
それ以前に、いつ成仏したの?思い残しはなかったの?
もう疑問だらけです。
これまで全く気が付かなかったんですけど、希也(永島敬三)に殺された涼香だって幽霊としてこの世に残っていて然るべきで、今まで出てこなかったのが不自然なくらいですよね。
最初から彼女がいれば、事件の半分くらいはあっという間に解決したんじゃないかな。
なんだかもう、言葉は古いですけど、ズッコケました。
さて、みんなにお別れをする時間を得ることができた直木ですが。
やはり、死んでから言われてもなぁってことが多かったですね。
特にご両親。
ずいぶん雰囲気が変わっていて驚きました。
前はもっと嫌な感じだったのに。
直木はすごいやつだとか、俺たちより強いとか、生まれてきてくれて嬉しかったとか。
生きてる間に言ってやれよ〜って感じで。
ま、タイトルが「100万回言えばよかった」ですからね。
この両親のエピソードもまた、生きてる間にちゃんと言っておこうねってメッセージだと思うんですけど。
失ってから気がつくことって多いですよね。
そういうテーマのドラマだったと思うし、何となくは伝わったし、悠依と直木的にはみんなとちゃんとお別れできて良かったねって展開で、死人が出てるのに限りなくハッピーエンドに近い。
でもなぁ。やっぱサービス期間はナシですわ。
いつだったか悠依が「ちゃんとしたお別れなんてないのかも」って言ってたのに。
あのセリフは、このドラマの中でも印象に残るセリフだったのに。
ちゃんとしたお別れ出来ちゃったね?ってツッコミたくなる最終回でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ブログ村のランキングに参加しています。
ポチッと、応援していただけると嬉しいです(´∀`)