こんにちは!malcoです。
「忍者に結婚は難しい」第11話(最終回)が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
最終回でした。
前回、小夜(吉谷彩子)の投げた手裏剣を受けて倒れた悟郎(鈴木伸之)は、蛍(菜々緒)によって助けられ、二人で伊賀の屋敷に忍び込んで風富一族と対決という展開になりました。
あの手裏剣、毒が塗ってあったんですね。
二人を捕まえようとしていた小夜が、手裏剣ひとつ投げて逃げていくのが不自然だなと思ったんですよね。
悟郎さんに当たってしまって、動揺しちゃったのかな。
甲賀の秘術はきっと悟郎に使われるんだろうと思っていたけど、小夜のお父さんとどちらに使うか迷うような展開になると思っていたので、案外あっさり使われていたのが意外でした。
それにしても、小夜がとった勝手で横暴な行動のせいで、お父さんを延命する術を失ってしまうというのが皮肉でした。
まぁ、数ヶ月延命できるだけって話だったので、どの道助けられなかったんですけどね。
しかし選挙のために延命させるなんて。
息子を想ってのことじゃなかったんだ。
最終的には城水(市村正親)が酷いじいさんだったって話でしたね。
赤巻議員を殺すよう、小夜に命じたのも城水でした。
しかも、小夜が自分の意思でやったことにしようとしたり、風富家の跡取りの話をチラつかせたり。
真面目で従順な小夜を、自分の野心のために自由にコントロールしようとしていたのが、また酷い。
結局、一番可哀想なのは小夜でした。
小夜視点で見ると、全くコメディにはなり得ない話でした。
男社会の伊賀に生まれ、上忍の風富家の娘というプレッシャーに耐え、跡取りだと認めてもらえるように頑張って、暗殺なんて任務までこなしてしまい、幼馴染で初恋の人は敵組織の女に取られ、それでも頑張って跡取りとして働こうとしていたのに、最後におじいさんに裏切られる。
なんという不幸な女性でしょうか。
もう小夜が主人公で話作れば良かったんじゃない?と思ってしまうような人生ですね。
好きな人とか、伊賀とか風富の家とか、大事なものをたくさん無くして、犯罪者になってしまって。(しかも痴情のもつれって動機も、またかわいそう)
正直、蛍と悟郎の行く末より、小夜のことの方が心配でしたよ(ー ー;)
小夜のあまりの不幸ぶりに、蛍と悟郎のことはあまり印象に残ってないという…。
そんな最終回になってしまいました。
あ、奥さんを背中に乗っけて腕立て伏せできる旦那さんてイイな、と。
ほんと、そのくらい。
やはり離婚云々で仲違いしていた期間が長過ぎましたね。
ドラマが始まってから、前半はずっとそれでしたもんね。
仲が良かったシーンは回想とエンディングのみ。
キャンプで出会うシーンもエンディングで見ただけなので、最後に二人がキャンプで再会しても、あまりピンときませんでした。
出会ったところから、ちゃんとドラマでやれば良かったのになぁ。
そうすれば、二人の気持ちが離れていく淋しさとか、再び思いが通じ合ってホッとしたりだとか、もっといろんな感情が味わえたのかもしれません。
最初から最後まで、恋愛と忍者という部分があまり結び付かず、中途半端な印象の作品となってしまいました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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