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ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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【広島県呉市】大和ミュージアム&てつのくじら館に行ってきた!

 

こんにちは!malcoです。

 

GWに呉に行ってきました。

県民なんだから、わざわざ混雑する時期に行かなくても…って思いますが、ちょっと呉まで用事があったもので^^;

そのついでです。

小3の次男くんだけを連れて、午前中のみのGWプチ観光でした。

 

大行列の大和ミュージアム

大和ミュージアムとは?

広島県呉市にある施設。大和ミュージアムというのは愛称で、正式名称を「呉市海事歴史科学館」というらしいです。

戦時中に軍港として栄えた呉の歴史や、兵器や戦艦の模型などが展示されています。

科学館というより博物館という印象なのですが、造船や製鋼などの科学技術を紹介する博物館なので、科学館なのだそうです。

 

大和ミュージアムの公式サイトです。

yamato-museum.com

 

大和ミュージアムに到着したのは、8時50分。開館の10分前でした。

それなのに、長蛇の列(ー ー;)

GWって、みなさん朝早くから動くんですね。

建物の約半周分くらいの行列でした。

しかし券売機2台と総合受付の窓口2つでチケット販売をしており、思ったよりスムーズに中へ入れました。

建物の周囲にも、戦艦の舵やプロペラ、主砲なんかが置いてあって、見ながら待つことができたのも良かったのかも。

常設展のみの観覧で大人500円+小学生200円の合計700円でした。

 

中に入ると、まずは戦艦大和がお出迎えです。

10分の1模型。模型って感じの大きさじゃないけど…。

かなり細かく作り込まれているので、見応えがあります。

建物の外にあるプロペラや主砲の大きさを体感しておくと、実際の大和の大きさを想像できてすごいです。

 

その他、一階には呉市の歴史の展示室もありますが、次男くんには難しすぎたようで、ほぼ素通り…。

あまりゆっくり見ることもできず、同じく一階の大型展示室へ。

こちらには、戦争で使われた魚雷や戦闘機が置いてあります。

代表的なのは、中に人が乗って敵艦に激突していた特攻兵器「回天」。

回天に乗って戦死した人の遺言も紹介されていました。

音声が録音してあって、ボタンを押すと遺言を遺した兵士の声を聞くことができます。

次男くんに説明してやると、テンションダダ下がりでした^^;

零式艦上戦闘機」(通称零戦)も、ある時期から特攻兵器として使用されていたのだそうです。

この辺の展示を見たら、もう次男くんのテンションがマックスで下がってしまって(ー ー;)

泣き出しそうな勢いでした。

爆弾と一緒に体当たりをして死んでしまうという、戦争の凄惨な実情を知って、辛くなってしまったようです。

途中から、もうこんな所にはいたくないと言って、さっさと行ってしまいました。

そんなわけで、大和ミュージアム不評…。

不評とか、そういう問題じゃないんですけどね。

学ばなければならないことです。

しかし子どもを連れて行くなら、高学年とか中学生くらいになってからの方が良いのかも。

いろんな意味で難しかったようです。

3階まで上がると「船を造る技術」というブースがあって、そこには船に関する技術を体験できるさまざまな展示物があり、子どもたちが楽しめるようになっています。

次男くんもしばらく楽しそうに遊んでくれました。

 

 

 

潜水艦に乗れる!てつのくじら館

てつのくじら館とは?

こちらも「てつのくじら館」は愛称で、正式名称は「海上自衛隊呉史料館」というそうです。

史料館では海上自衛隊の歴史や役割に関する資料が展示してあり、併設されている潜水艦の内部も観覧することができます。

 

★てつのくじら館の公式HPはこちら!

www.jmsdf-kure-museum.go.jp

 

11時前には大和ミュージアムを出て、すぐそばにある「ゆめタウン呉店」でかなり早めの昼食を取り、12時前に、これまたすぐ側にある「てつのくじら館」に入りました。

本物の潜水艦がドーン。すごい迫力です。

かなり距離を取らないと、全貌を写真に収めることができません。

奥にある史料館の1階2階には海上自衛隊の歴史、戦時中に海の至る所に仕掛けられた機雷という爆発物を除去する「掃海」という仕事に関する展示などがあります。

3階まで行くと、潜水艦の仕組みについてや、艦内での生活についての展示があります。

食堂やベッドなど。

今は触ることができなくなっていましたが、昔はベッドに寝転がったりできたんです。

コロナのせいなのか、みんなが触ると壊れる原因になるからなのか、よく分かりませんが、少し寂しかったです。

世界のドルフィンマークの展示も。

国によって特徴が違って、おもしろいです。

 

展示コーナーを見終わると、いよいよ潜水艦の内部へ。

史料館と潜水艦が繋がれています。

艦内は撮影禁止です。

観覧できるのはごく一部ですが、史料館の展示で見た食堂やトイレ、ベッドなどの本物を見たり、潜望鏡を覗いたりすることができます。

内部はかなり狭く、この中で何ヶ月も過ごすことの過酷さを想像させられます。かなり強靭な精神力が必要だなと思います。

そうそう、海自のご飯て、金曜がカレーの日なんですよね。

私が毎週カレーを食べたらきっとお腹を壊すので、身体も強くないとダメなんだなぁ、なんて情けないことを思いました。

 

てつのくじら館は、次男くんも大満足でした。

やはり本物の潜水艦に乗れるというのは特別な経験になったようです。

これで入場料無料だなんて。ありがたや。

ただひとつ難点があるとすれば。

史料館の中にいる間、ずーっとカレーの匂いがしていたんです。

どうも1階のカフェでカレーを販売しているようで。

そこからずっとずっとずーっとカレーの匂い。

真面目に展示物を見ながらも、頭の中はどんどんカレーに埋め尽くされていきます。

で、こうなりました。

お土産のレトルトカレーです。

あれだけカレーの匂いがしたら、もう買わずにはいられませんよ。

 

ちなみに1階の出口前にショップがあり、海上自衛隊のグッズが買えるんです。

海自の人とおそろいの迷彩…かっこいいけど…ちょっと勇気が…。

バッグや帽子もありました。

このコーナーは男性に大人気のようで、皆さん真剣に見ていらっしゃいました。

マニアが多いのかな。

興味のある方は、ぜひ( ̄∀ ̄)

 

 

 

まとめ

午前中だけと書きつつ、全て終わったのは13時頃でした。

大和ミュージアムとてつのくじら館は、道路を挟んで向かい合わせにあるので、セットで観ると良いと思います。

すぐ隣にはゆめタウンもあるので、ご飯にも困りません。(観光地のご飯ではないけれど。お好み焼きくらいはある)

実は私、大和ミュージアムもてつのくじら館も3回目です。

一番最初は出来たばかりの頃に来て、次は長男を連れてきて、今回は次男くん。

県民としては、見ておくべきかなと思いますし、県民でなくとも見ておいて損はないかなと思います。

戦争はやっぱりダメだなと再確認すると共に、自衛隊の方達のお仕事に感謝しつつ、自衛隊を身近に感じられるという、ちょっとした非日常を味わえます。

呉の海上自衛隊では、護衛艦の一般公開(曜日限定)をしていて、本物の護衛艦に乗って中を見学できるのでそちらもオススメです。迫力があって楽しいですよ。

 

追記:後日、買ってきた海軍カレーを食べました。

辛いのが苦手な家族(特に私が)なので、めちゃくちゃ辛かったです。

旦那は割と平気な方なのですが、それでも辛かったようです。

みんなでヒーヒー言いながら食べましたとさ^^;

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

※この記事は2023年5月時点のものです。お出かけの際は公式HPで情報をチェックしてから、出かけてくださいね!