こんにちは!malcoです。
「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第3話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
今回の患者は新田(浅利陽介)という教師。新田は肝臓の病気で人工透析を受けており、運動が制限されていたのですが、学校で生徒にせがまれて全力疾走してしまい、倒れて救急搬送されたのでした。
みどり(石原さとみ)が新田に服用している薬を確認すると、新田は紙袋から大量の薬を出しました。中には飲み忘れている薬があったりして、雑に扱われていました。処方の仕方も、服用時間の違う薬が一包化されていたり、割ってはいけない薬が割って入れられていたり、ひどい状態でした。
不審に思ったみどりは、新田の薬を処方したドラッグストアを訪れます。するとそこには、行きつけの中華料理店「娘娘亭」でよく会う青年・小野塚(成田凌)がいて…というストーリーです。
ネタバレ感想
今回は泣いたわ〜。号泣でした。
前回までは「このドラマで泣く事はないな」とタカを括ってたのになぁ〜。
新田先生のクラスの子が病院に来て「先生を走らせたのは僕」と泣き出したあたりで、私もブワッと来ました。
お薬カレンダーにメッセージカードを入れる下りとか、エンディングの新田先生の学校での様子とか、涙なしでは見られない(;ω;)
新田先生、なんて良い先生なんでしょう。
最近は教員の過重労働が取り上げられる事が多いですよね。もちろん大変な仕事だとは思いますが、たまには新田のように「教師の仕事が大好きすぎる人」のストーリーも良いですね。
新田が病気になってからの他の先生たちの白い目とか、それが保護者にも伝わってクラスの雰囲気も悪くなって…というのは、そんなに悪い方向ばかりに行くかな〜という感じもしましたが。
大人がなんて言おうと、本当に良い先生だったら子どもには好かれると思います。子どもたちは先生の事を結構よく見てます。
多少の疑問は感じたものの、治療が難しい病気に罹ってしまったら人生が変わってしまうんだというのは、じゅうぶんに感じ取れました。人工透析も大変そうだけど、薬の量もすごかったです。薬と薬を飲むための水だけで満腹になりそう( ̄◇ ̄;)
でも、新田先生がエンディングで最後まで走り切れたのは、頑張って薬を飲んでるからなんでしょうね。良かったな〜。
本当にいい話でした〜。
これまでは、みどりの出過ぎた行動に疑問を感じるだけでしたが、今回は「新田が薬を飲めて症状が改善するなら、これはこれでアリかな」と思える回でした。
しかも今回は、病院薬剤師とドラッグストアの薬剤師の違いが描かれていたり、救急認定薬剤師の存在を知ることもできて、薬剤師の話としても興味深かったし、おもしろかったです。
瀬野(田中圭)は救急認定薬剤師の資格を持ってるから、いつも救急の方で忙しくしてるんですね。薬剤師さんの中でも、特別な資格の有無で出来る事が変わるなんて初めて知りました。
小野塚は、そんな瀬野に憧れを抱いているようです。
わかる〜。
瀬野はクールでそっけないですが、ちゃんと薬剤師の役割を分かって動いてる感じがしますもんね。
「自分がしたい事じゃなくて、患者がしてほしい事をやれ」
そりゃかっこいいわ〜( ̄∀ ̄)
小野塚は「奨学金600万円のために仕方なくドラッグストアの薬剤師になった」的な言い方をしてましたが、ドラッグストアの薬剤師さんでも私は頼りにしています。土日で病院に行けない時とかに、ドラッグストアの薬剤師さんに相談することがあります。ささっとテキトーに済ませる人もいるけど、親身になっていろいろ説明してくれる人もいて、良い薬剤師さんに話を聞いてもらえるとかなり安心できます。
でも、小野塚の目標が瀬野であり、救急認定薬剤師であるならば、いつか萬津総合病院で瀬野と一緒に働けるようになってほしいですね。
救急認定薬剤師についてもっと掘り下げてほしかったので、小野塚がらみの話でまた出てくる事を期待しています。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ブログ村のランキングに参加しています。
ポチッと、応援していただけると嬉しいです(´∀`)
★第2話の感想はこちら!