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ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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【70代母のウクレレ日記1】老後の趣味にウクレレを勧めてみる

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こんにちは!malcoです。

今日は、私の実母とウクレレの話題です。

 

母のこと

私の母は70歳代の後半なのですが、昨年の秋から腰を痛めております。

若い頃は、好奇心旺盛で多趣味な母でした。

社交ダンスにカラオケにゴルフに卓球に。

スキーもボウリングも大好き。

読書も映画鑑賞も観劇も好き。

旅行も好きで、コツコツ貯金してお友達と一緒に行ってました。

お花も好きで、庭には植木鉢がたくさん。

わざわざ近所に土地を借りて、畑を耕して野菜を作っていた時もありました。

何でもやってみたいタイプです。

しかし、歳を取るにつれて様々なことが億劫になっていき、腰を痛めてさらに多くのことが億劫になったようです。

それでも1年前までは社交ダンスの教室に通っていたのですが、腰痛のせいでやめてしまいました。

少し前に実家に帰ったときのこと。

「以前はあんなに色んな事ができていたのに、腰のせいでダンス教室にも通えないし、このご時世じゃカラオケにも行けないし。歳取ったから、どうせもう声も出ないし。仲の良かった友達も兄弟姉妹もどんどん入院したり、死んでいって。何にも楽しみがない」

そんな風に嘆いていたのです。

そこで私は、私の趣味であるウクレレを勧めてみました。

 

母のウクレレ初体験

「取り敢えず一回持って行ってみるから、ちょっと触ってみなよ」

そう約束していたので、実家にマイウクレレを持って遊びに行きました。

母が弾く用にソプラノウクレレを。

私が教えたり見本のために弾く用にコンサートウクレレを。

一度ウクレレを弾いてみて、気に入って続けられそうであれば、新しく母用に購入してプレゼントでもしようかなと思っていました。

楽譜も作って行きました。

歌が好きな母なので、最初は簡単なコードで弾ける弾き語りがいいかなと思いまして。

無地のノートを買って、歌詞とコード、コードの押さえ方を書きました。

老眼ですからね。出来るだけ大きな文字で。

 

持って行ったウクレレを母に渡し、最初に少しウクレレの音の仕組みや持ち方を説明してから、弾き語りをしてみようと提案しました。

曲目は「バラが咲いた」。一番だけなのでとても短いです。

使用コードは、C、F、G7の初心者コード3つ。

Cは簡単に押さえられました。

G7は指を一本ずつ押さえて、やっとこさ。でも音はキレイに出ました。

Fはどうも難しいようで、何度やっても4弦を押さえた指が3弦に当たってしまって、キレイな音が出ません。

「そうか〜。私はG7の方が難しかったけどな〜」なんて初期の頃を思い出して、懐かしくなりました。

そんな感じで、キレイに出ない音もありましたが、つっかえつっかえ、どうにか一緒に弾きながら歌いました。

コードチェンジのたびに、えーっとえーっと、あ!違った!とか言いながらも、笑顔で楽しそうな母。

「何とも可愛らしい音がするねぇ」

「こんなちっちゃいのに、いい音」

と、ニコニコご満悦な様子。

父が亡くなっていろいろ大変でしたが、久々に楽しそうな母を見て、私もちょっと嬉しくなりました。

そして母は、思わぬひと言を発したのです。

 

「よし。次にあんたが来るまでに、もっと弾けるように練習しとこう」

は?

そのウクレレ、置いてけと?

「え?これ、持って帰るの?」

そりゃそうじゃん?

私も使うんだけど?

「でもあんた、2つあるじゃん?」

……。

そう、だけど。

 

そんなわけで、しばらく母に貸すことになってしまった私のソプラノちゃん…。

新しく母に買ってあげるか、もうこのまま母にあげてしまって自分用に新しく購入するか、悩み中です。

ウクレレだけでなく、持って行ったチューナーも置いて帰るハメに。

だって、チューナーがないと練習できませんもんね。

ウクレレ専用の操作が簡単なチューナーです。

こんなやつ。

 

チューニングのやり方も一通り教えました。

私は、旦那が年に数回しか弾かないギターのために買ったチューナーを借りることにします。

しばらくソプラノウクレレが弾けないという事態になってしまいましたが、母が楽しそうだったので良しとしましょう。

次に行った時に、上達しているのか、もう飽きているのか…。

どちらになるか解りませんが、続くことを願って、70代の母がウクレレを始めたらどうなるのか、練習の様子と上達ぶりをブログに残していこうと思います。

題して「70代母のウクレレ日記」。

すぐにやめてしまったら、第1回で終わるかも(ー ー;)

全ては母次第です。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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