こんにちは!malcoです。
映画「仮面病棟」が、dtvで見放題になってたので観てみました。
ネタバレなしあらすじ
主人公は速水(坂口健太郎)という外科医です。
先輩医師・小堺(大谷亮平)に頼まれて、一晩だけの当直医のアルバイトとしてある病院に勤務していた速水は、当直室で眠っていました。
同じ夜、病院の近所のコンビニで強盗事件が発生します。犯人の男は、ピエロの覆面を被っており銃を所持している模様。コンビニから金を奪って逃げたピエロ男は、速水が当直をしている病院に突然押し入ってきます。
怪我をした女性・瞳(永野芽郁)を連れており、「この女の治療をしろ」と速水に銃を突きつけるピエロ男。速水は、仕方なく瞳のオペをすることに。
手術は成功し、さらに受付にあった現金をピエロ男に渡します。
しかし要求をのんだにもかかわらず、ピエロ男は速水たちを院内に閉じ込めて、立て篭もってしまいます。
その晩、病院にいたのは速水の他に、看護師2名と院長、そして入院患者が64名。
果たして、ピエロ男の目的は…というストーリーです。
「仮面病棟」とは
原作は、知念実希人さんの同名のミステリ小説です。
2020年に映画化されました。
主演は坂口健太郎さん。その他のキャストは、永野芽郁さん、内田理央さん、江口のりこさん、高嶋政伸さんなどなど。
脚本には原作者の知念さんが参加されています。
ちなみに知念さんは、現役でお医者さんをしながら作家として執筆活動をされているそうで。すごいですね〜。
ネタバレなし感想
映画を公開していた時にテレビで宣伝見て、ちょっと気になっていたんです。
何か謎が隠されているとのことで…。
でも、怖そうなんですよね〜。
夜の病院にピエロがいるんですよ?
ありえない。
私はホラーが苦手なのです(;ω;)
こういう作品で一番怖いのは、その謎が「未知のもの」だったというオチ。
お化けとかゾンビとか超能力とか。
お化けは怖いから嫌いってのもあるけど、期待を裏切られた感の方が強くなります。
ずいぶん前に読んだある小説で、摩訶不思議な出来事がどんどん起きて「一体どんなすごいトリックが待っているんだろう」と楽しみに読み進めたら、まさかのゾンビの仕業だった…という酷い目にあった事があります。
あん時ゃ、本当に腹が立ちました〜。
そんな経験をしてからは、ちょっとホラーっぽい雰囲気のある作品を見る前に、ずいぶん悩むようになりました。
調べたいけど、ネタバレしたら嫌なので、調べられない…。
そんな感じで、いろいろ不安もありましたが、勇気を出して観てみることにしました。
私のような人(がいるかどうか解りませんが)のために、真相にお化けや超能力者が出てくるかどうか、という部分だけネタバレしますと…。
出てきません!
良かった良かった。
夜の病院にピエロなんて、もっと怖いかと思いましたけど、ピエロの恐怖はそうでもなかったです。
それよりも、出てくる人たちがとにかく全員怪しくて。
有名な役者さんがゴロゴロ出演してます。言い方悪いけど…。
そんなチョイ役に?と思われる役柄にまで、知ってる俳優さんが使われていて。
おそらくは、犯人や重要人物を予想し難くする作戦ですね。
よくある「キャストだけで犯人が分かってしまう」という事象を、どうにか防ごうと努力してるんだなと、製作側の工夫が感じられました。
その甲斐あってか、私の犯人予想は大ハズレ。
怪しく映される場面も多々あって、何気ないところに実は伏線やヒントがあったのですが、それらにも気がつけなくて。
残念。と同時に、上手いなと思いました。
※私が気が付けなかっただけで、気付ける人には気付けるのかも…´д` ;
真相がすぐに解ったというレビューも見ましたので…´д` ;
ツッコミどころは、結構あると思います。
登場人物の行動が不自然に思えたし、隙を見て上手く逃げられそうにも見えたし。
手術したばっかりの瞳が、わりと普通に歩いてるし。
ちょっと、うん?と思う部分もあるけれど、目を瞑れないほどでもありません。
欲を言えば、もう少しハラハラさせられた方が、世間的には良かったのではないかと思います。
まぁ、怖いのが苦手な私には、むしろちょうど良かったのかも…^^;
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まとめ
ミステリー・サスペンスとしては、そこそこ楽しめました。
あのピエロに、ホラーっぽさやハラハラ感を求める人は、あまり期待しない方がいいかも。
永野芽郁ちゃんが、最初から最後までずっと可愛いかったです。
茶髪に濃いめのお化粧ですよ〜。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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