こんにちは!malcoです。
「緊急取調室 4th SEASON」第2話が放送されました。
第1話は感想が書けませんでしたので、第2話から感想記事を始めたいと思います。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
解決せず!ナンノコッチャ!
取り調べ時間が1時間しかない中、それでも「やってやろうじゃないの」という雰囲気だったので、それなりに何とか出来るんだと思って観ていたんですけど。
初っ端からキントリ負けちゃったな!って印象です。
一応、小暮しのぶ(円城寺あや)の殺害は認めたし、ハイジャックは東(今井朋彦)と大國(桃井かおり)が計画したもので、東は自殺だったという真実は判明しましたけどね。
結局、宮越議員(大谷亮平)の悪事は暴かれず、お父さんを信じてスマホを春さん(小日向文世)に渡した東の息子の無念は晴れませんでした。
それに、真壁(天海祐希)の懲戒審査委員会とか辞表の件とかも、有耶無耶な感じで終わっちゃったし。
2話を費やしたストーリーのオチとしては物足りなさしかありませんでしたが、天海さんと桃井さんのぶつかり合いは迫真で、見応えはじゅうぶんでした。
国家を論じる思想家とただの落ちぶれた年寄りとを、行ったり来たりするような桃井さんの演技。
さすがとしか言いようがないです。
死に場所を求めたとか地下に潜ったんだとか、それっぽい偉そうな事は言う割に、自らの人生においてすがれる光は過去のたった7分間の演説だけ。
世間から忘れられた寂しい老人。
でもプライドだけは高い。
そんな大國の思想家としての激情的なカッコ良さと、結局その後の人生で何も成せなかった惨めさの対比が、とても魅力的でした。
真壁は、生きて罪を償う方がずっとカッコ良いと、自分の思想をぶつけていましたが。
しかし、50年以上も凝り固まった思想に囚われて変われなかった人が、たった1時間の取り調べで変わるわけがありません。
そう言う意味においては、大國を落とせなかったのは当然であり、2話を費やしても解決しなかったのも仕方がなかったのかもしれません。
大國はこれから壁の中で、何と向き合っていくのでしょうか。
「爆弾を本物にする」と言っていた意味が、最終回までに描かれるのかなぁ。
このまま何もなかったように最終回を迎えたら嫌だなぁ。
宮越の「あの化石が拘置所で病気になるとかして、死んでくれたら助かるんだけどねぇ」って言葉が怖かったですね。
あの一言で部長が動いちゃう…なんて事もあったりするんでしょうか。
ホント、怖いわぁ( ̄◇ ̄;)
最後のドーナツ、食べて大丈夫だったんだろうか…。
前回は、キントリ内に漂うおじさん達のヨボヨボ感が気になっていましたが、今回はそんなことありませんでした。
こひさんも、でんでんさんも、実年齢は警察官の定年をとっくに過ぎてるのに。
全然まだまだ刑事に見えます。すごいな〜。
そういう面では桃井さんもすごかったです。
若い頃の大國。
あれはAI技術とかなのか、それともメイクやライトでカバーしてるだけなのか。
うーん。どっちだろう。
桃井さんだったら、メイクとライトだけで行けそうな気がしますね。
そういえば、善さん(大杉漣)の息子が出てきてますね。
工藤阿須加さん演じる山上善春。名前に善の字が付いてます。
お顔も、なんとなく面影があるような気がするので、良いキャスティングだと思います。
「警乗警察官」というのは初めて聞きました。
旅客機に搭乗してハイジャックなどの犯罪に対処する警察官。別名スカイ・マーシャルというそうです。
その警乗警察官が、今後どんな風にキントリと関わっていくのかにも興味津々です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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