こんにちは!malcoです。
春休みの4月初旬に、広島から島根県出雲市に日帰りで遊びに行ってきました。
平日だったのであまり混雑しておらず、ストレスなく回ることができました。
予想外だったのは、気温。
広島は最高気温が20度を超える予想だったのに、島根は16度。
薄着で行ったら、風が少し冷たかったです。
しかしお天気に恵まれたので、日向はポカポカで気持ち良くて、景色も最高でした!
※この記事は2024年4月時点の情報です。
お出かけの際は、しっかり調べてから行ってくださいね(^^)
広島から出雲まで:松江自動車道は無料区間があってお得!
広島市から出雲までは、高速道路を使って行きました。
朝5時45分に自宅を出て、高速のPAで休憩しながら朝ごはん。
途中、霧がすごかったです。
広島市内から出雲へ行くには、広島自動車道から中国自動車道を経由して、松江自動車道に入ります。
松江自動車道は、三次東JCTから入れるのですが、なんと三次東から島根県雲南市の三刀屋木次ICまで無料区間なのです。
我が家は三刀屋木次で出て、そこから下道を通って行きました。
なので、高速の料金は自宅の最寄りICから三次東までの料金でOK。お得ですね〜。
三刀屋木次からは、川沿いの県道26号線を通り、国道18号線に出て、県道28号線を北上するというルートを通りました。
出雲の道はうねうね曲がっている道が多くて、地図を見ながら経路選びに悩みましたが、走りやすい道を最短ルートで行けたのではないかと思います。
お金より時間優先の場合は、山陰自動車道へ入って出雲まで高速道路を使って行くこともできます。
出雲でお参り&出雲そば
まずは古代出雲歴史博物館へ
出雲大社へ行く前に、すぐ隣の敷地にある「島根県立古代出雲歴史博物館」へ行きます。
到着したのは9時すぎ。
受付でチケットを購入して入ります。
JAFカードやイオンのカードを提示すると、少し割引になります。
ここでは出雲大社の歴史、遺跡から発掘された品々やその時の様子、出雲の神話について知ることできます。
有名なのは、古代の出雲大社は16丈(約48m)もある巨大神殿だったという話。(100m近かったという伝説もあります)
2000年に遺跡から巨大な柱が出土し、巨大神殿の伝説が信憑性を帯びてきたようで、復元模型が作られ、展示されています。
今回、博物館を見学して驚いたのは、古代からの出雲大社が何度も倒壊しているということ。
何度も傾いたり倒壊したりして、その度に遷宮をして建て直していたのです。
そして、建て替えるたびに、どんどん小さくなっていったそうです。
古代の人たちのチャレンジ精神が窺えますよね〜。
最初はとにかく大きの!って作ったけど倒れて、いやさすがに大きすぎたんじゃない?ってちょっと小さくして、やっぱまだダメだったねってまた小さくして…そんな感じかな?
とにかく、可能な限り大きいものが作りたかったのかな〜とか。
見栄とか権力欲とか、昔から変わらないんだな〜とか思ったり。
古代も地震が多かったのかな〜とか。
いろいろ想像すると面白いですね。
博物館では、遺跡からの出土品も多く展示されています。
ものすごい数の銅剣や銅鐸があって、迫力がありました。
銅鐸って、教科書なんかでよく見るけれど、何をするものなのか知りませんでした。
鐘の役割をしていたんだそうですよ。学芸員さんが教えてくれました。
出土した青銅器は錆びて青くなっていますが、本来はピカピカの十円玉みたいな色なのだそうで、今の技術で復元したピカピカの青銅器も展示されていました。
それらの展示物を見ながら、古代の人たちの生活を想像するのも楽しかったです。
神話にも興味があったのですが、時間が押していたので、ササっと見て次へ行くことに。
博物館の滞在は2時間でした。
私と旦那は大いに楽しんだのですが、子どもたちには少し退屈だったようで、喧嘩ばかりしてました(ー ー;)
お昼ご飯はやっぱり出雲そば
博物館を出たら11時半でした。
車で出雲大社の駐車場に移動して、お腹が減ったのでお参り前に昼食を取ることに。
お昼はやっぱり出雲そば。
出雲大社近くの出雲そばの名店「八雲」の本店の前を通りましたが、並んでいたので東店に入りました。
東店も、お昼を過ぎる頃には少し並んでいましたが、平日だったためか、そんなに混雑していませんでした。
私は三色割子を注文。
乗っているのは、とろろ、月見、天かすです。
写真を撮る前に混ぜてしまいました。ちょっと汚くてゴメン(ー ー;)
子どもたちは、具が乗っているのが嫌いなので、三段割子。
お蕎麦は薬味なしにできたので、次男はそばだけの三段割子でした。
旦那は割子そばの親子丼セットを注文して、美味しくいただきました。
みんなお腹がペコペコだったので、ペロリと食べてしまいました。
最近よく食べるようになった長男は、三段では足りなかったようで、五段にすれば良かったと言っていました。
いざ!出雲大社へ
お腹が満たされたので、出雲大社へお参りに。
神楽殿。大しめ縄が有名です。
大しめ縄はとにかく大きくて、迫力があります。重さが5トン以上あるらしいです。
昔は「しめ縄の下からお金を投げて縄の間に挟む」というのを大勢の人がやっていたのですが、今は禁止になっているようで、縄に網が張ってありました。
そうか、もう令和だもんね…なんて思いながら、境内を散策。
御本殿でもお参りをして、周囲をぐるりと一周します。
十九社。
十九社は、神在月(神無月)に、出雲大社にやってきた神様が滞在するという珍しい社です。
神様のホテルなんて言われたりも。
子どもたちに説明すると、長男が「お、じゃあ俺も泊まろっかな〜」と。
中学生になって、バチ当たり発言が増えた気が…。やめてくれ´д` ;
他にも多くの摂社・末社があり、それぞれで参拝客が熱心にお参りをしていました。
出雲大社は1時間くらいの滞在でした。
お土産物などを見てから、次の行き先・日御碕へ。
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日御碕の灯台で絶景かな絶景かな!
日御碕まで海岸線ドライブ
日御碕は出雲市内にあり、出雲大社からは車で20分程度で行けます。
海岸沿いの道がクネクネなので、超安全運転で走りました。
この日は、朝方は少し雲がありましたが、お昼からは快晴で絶好の海岸ドライブ日和。
私は運転していたので景色はじっくり見られませんでしたが、それでも爽快な眺めでした。
駐車場に到着すると、灯台は目の前。
遊歩道を通って、数分で灯台まで行けます。
レンガ状の壁が、オシャレで美しくてうっとりです。
灯台に来るために、晴れの日を狙って計画を練ったので、大成功です。
日御碕の灯台を登る
日御碕は、中に入って展望台へ登ることができるんです。
中はもちろん階段です。エレベーターなんて、ついてませんよ。
入場料は中学生以上300円。
小学生は無料ですが、受付で「階段が急なので絶対に大人が一緒に上がってください。特に最後の階段は梯子のようになっているので、自己責任でお願いします」と厳しめの注意を受けました。
階段は、狭くて急な螺旋階段です。163段あります。
定期的に踊り場があり、ずっと階段ではないのが救いです。
ずっとグルグル上ってたら、目が回って踏み外しそうですからね。
途中、降りてくる人と鉢合わせますが、階段ではすれ違うことができないので、踊り場で待ってすれ違います。
そのくらい狭いです。
しかし、手すりを持って腕の力も使いながら登るので、足への負担は少なく、余裕で頂上まで行けました。(ハァハァ言いながら上ってる人もいたので、体力によりますが)
受付の人が言っていた最後の階段は、梯子状になっていました。
次男くんです。一生懸命登りました。
頂上からの眺めは絶景です。
でも、手すりが高くて視界を遮るので、少し閉塞感もあるかも。
手すりが低かったら怖いので、高くていいんですけどね。
旦那は高所恐怖症なので、壁づたいを忍者のようにサササッと素早く一周して、中に入ってしまいました。
私と子どもたちはゆっくり景色を眺めて、灯台を下りました。
螺旋階段は下りの方がキツかったです。一段一段が高くて、幅が狭いのでちょっと怖いです。
手すりを持って慎重にゆっくり下りました。
その後は、灯台付近の遊歩道をお散歩です。
とにかく海と空がきれい。
日御碕は、灯台に登らなくても絶景です。
瀬戸内育ちの私にとって、水平線は大好物。
180度以上が水平線です。本当に感動。
どう足掻いても写真に収まり切らない大パノラマ。映像でお伝えできないのが残念です。
岩場は「柱状節理」と言われる、柱状の岩が縦に連なる不思議な形をしています。
近年、ネットやテレビで世界中のいろんな景色を見ることができますが、現地でないと絶対に味わえない感動がありました。
このスケール感は、やはり画面では無理でしょう。
まさに体感するってこういうことなんだな〜。
子どもたちも楽しんでいたので、グネグネ道を頑張って運転した甲斐がありました。
駐車場までの帰り道に、お土産屋でソフトクリームを買って食べました。
平日だったせいか、開いてないお土産屋さんもあって、少し寂しかったですが、食事処は思ったよりたくさんありました。
どこも美味しそうな海鮮メニューがいっぱい。
お昼にそばを食べちゃったからな〜。
食べたかったけれど、次回のお楽しみにしておきます。
気がつけばもう3時。
日御碕灯台は1時間半程度の滞在でした。
もっと散策できそうでしたが、あまり遅くなると帰り道がツラくなるので、そろそろ帰路に着きます。
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おまけ1:島根ワイナリー
帰り道に寄って、お土産にワインを買って帰りました。
ワイナリーですが、ワインを売っているだけではありません。
お土産売り場のスペースが広くて、種類もたくさんありました。
長男は、出雲大社や日御碕の土産店で見つけられなかった、ご当地限定のぬいぐるみストラップを購入。
ワインの試飲ができたり、レストランもあります。
ノンアルコールワインの試飲もあったのですが、寝不足で頭が痛いと言い出した次男と旦那が車で待っていたので、必要なものだけササっと買って、車に戻りました。
もう少しゆっくりできたら良かったな〜。
★詳しくは、島根ワイナリー公式HPをご覧ください。
おまけ2:道の駅たたらば壱番地
帰り道、松江道の途中にある道の駅に寄りしました。
日御碕でお土産屋さんが閉まっていてたので、休憩がてらお土産を見ようということになり、寄ってみました。
松江道から寄れる道の駅は「たたらば壱番地」と「道の駅たかの」で、「たかの」は広島県に所在しているため、島根のお土産を買うなら「たたらば壱番地」がラストチャンスです。
少し車でお昼寝をした次男くんの体調が戻ったので、ゆっくり見ることができました。
ここで一気にお土産の出雲そばなどを買って、笹の葉寿司などを買って食べ、少し腹ごなしをしてから帰路につきました。
まとめ
島根県出雲市は、出雲大社をはじめ、日御碕や島根ワイナリーなど、近い範囲に観光スポットがたくさんあって、コンパクトに回れました。
それでも、日帰りだと時間が足りないくらい、見どころは満載でした。
もっとゆっくりしたかったな。
しかし、帰り道の高速道路のJCTで行き先を間違えてしまって、一旦高速を出て入り直して…なんてしてたら帰りが少し遅くなってしまったので、早めに出発して良かったのかも。
いろいろありましたが、天気が良くて、景色も歴史も楽しめた出雲日帰り旅でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。