こんにちは!malcoです。
「イチケイのカラス」第2話が放送されました。
以下、ネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ネタバレ感想
母親による乳幼児虐待か、否か、という事件。
母親役は前田敦子さんでした。
あっちゃん…ついこの間まで水着でピチピチ踊ってたのに。
もうお母さん役なんてやるようになったんだね…。
というより、もう本当のお母さんなんだもんね…年取るわぁ(;ω;)
問題になった「乳幼児揺さぶられ症候群」ですが、これは子育てをする時にとても気になっていました。
一体、どのくらいでダメージを負ってしまうのか。
泣き止まない時に必死であやしていると、強めに揺さぶってしまう時もありました。
特に第一子の時は母親も子育ての素人なので、子どもが泣くと必要以上に焦っていました。
それは決して、こいつ!うるさい!と、怒りの感情をぶつけているのではなく、もう、とにかく本当に必死で色々やってみるわけです。
そんな時に、あ、今のはやりすぎたかな、と焦ったりした時もありました。
みちお(竹野内豊)が実験で千鶴(黒木華)に揺さぶられたのは本当に激しかったですね。
ムチウチになりそうでした。
日頃の恨みがこもっていたのかな。
竹野内さん、大丈夫だったかなと心配になりました。
昔の育児はもっと周りに人の目があったのでしょうけど、今の育児は本当に孤独です。
閉鎖された空間に、母と子が2人きり。
その中で起こった出来事の真実は、当事者以外には誰にもわからないですからね。
裁判も難しいだろうと感じました。
それにしても。1歳半の時に事件が起きて、それから2年以上も会えないなんて。
1歳半なんて、一番可愛い時期ですよ。
「子どもは3歳までに一生分の親孝行をする」と言われます。
そのくらい、めっちゃくちゃ可愛くて幸せな気持ちになれる時期なんです。
そんな時期を一緒に過ごせなかったなんて。
最後は涙なしでは見られませんでした。
あの家族は、元通りにはなれない気がするなぁ。
あんなに姑に疑われて罵られて、旦那も信用してくれなくて。
あの人たちと一緒に暮らすのは嫌ですよね…。
失ったのは子どもとの時間だけじゃないですね。
あの誤診をした足達医師(金井勇太)は、もっと前にドイツに行って診断してもらっとけよ!と、母親目線で見ると腹が立って仕方なかったです。
しかし、ミスを隠したいとか、あの時確認して大丈夫だったんだから自分のせいじゃないと思いたい気持ちも分かって、一度そう思って進んでしまったら言い出せなくなる気持ちも分かって、人間の弱い部分がうまく描かれていたと思いました。
「間違えた時にどう行動するべきか。それが大事」
まさにその通りですね。
みちおの言葉がグッときました。
不正を働いた香田(馬場徹)は裁判官として不誠実だった上に、証人として法廷で嘘をついたのに、よくもまぁイケシャアシャアと「お前ら終わりだ」なんて言えましたよね。
ずっとお父さんの傘の下で生きてきたのかなぁ。
そういえば、香田裁判官はつい最近まで「サイコな2人」の富樫くんだったんですよね。
同一人物とは思えない悪役っぷりでした。
裁判で判決がひっくり返ると、どうしても警察や検察を非難して悪者にしてしまいがちですが、このドラマの検事さんはお二人ともいい人です。
面倒がりながらも、真相解明のために捜査に付き合ってくれるし。
面倒がるなら検察でもっとしっかり調べといてよ、と…やっぱり思ってしまいますが…。
井出検事(山崎育三郎)の走りがすごかったです。
あのハードルね。
スタッフさんが障害物のある道を探したのか、それともわざわざ設置したのかな。
お見事でした。
山崎育三郎さんは幼い頃から野球をされていたそうですが、ハードル走まで出来てしまうとは。
井出くんはカタブツなのに面白キャラっぽいので、今後の活躍も楽しみです。
★原作は浅見理都さんの漫画です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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