改めまして、明けましておめでとうございます。malcoです。
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今回は、正月に実家の母や姉と一緒に初詣に行ったお話です。
初詣の大当たりと大量の干し柿
お正月。私の地元の神社に行って、お参りをして、帰り道に参道の鳥居の上に石が乗っていることに気がついた子どもたちが、石投げを始めました。
長男と次男に私の姉も加わって投げていたのですが、けっこう高い鳥居なので、なかなか乗りません。
私はそんな3人を写真に収めようと、正面から撮影をしていたら、頭に石がゴツン!
正月早々、大当たりです。
長男が投げた石で、後で聞いてみたら500円玉くらいの直径だったようです。
かなり痛かった…。
漫画で「ゴッツーン」とか「ゴッチーン」とか、そんな擬音が書かれますよね。(表現的にはコメディかギャグ漫画かな)
チーンて何だよ、そんな音するわけないじゃんと思っていたのですが、しましたよ。
頭に「ゴン!」と来て、同時か直後くらいに耳の中で「チーン」と言いました。
漫画の擬音って、本当によくできてるんですね。
夏の捻挫の時といい、漫画の擬音に感心してばかりです。
他所の人やおばあちゃんに当たらなくて良かったね、あんな所で石を投げたらダメだよね、と話をしながら車まで帰り、別れ際に母がお餅とかみかんとかお米とか、たくさん持たせてくれました。
その中に干し柿が大量に入っていたんです。
たぶん貰い物でしょう。母は糖尿病になりやすい体質なので、自分達では食べきれないと思って入れたのだと思われます。
干し柿か〜。
私、ドライフルーツが苦手です。
特に、干し柿は一度も美味しいと思ったことがない。
こんなにたくさん、食べ切れるかな〜。
干し柿は保存食だけど、とはいえ保存方法によってはカビが生えてしまいそう。
そういえば冷凍保存ができた気がするな…と思い出し、そのまま冷凍庫にIN。
翌日、取り出して食べてみると、なんと、冷凍したのに柔らかい!
なんで?
冷凍庫に入れたらカチカチになると思っていました。
あまりに気になったので調べてみました。
干し柿が凍らない理由
●理由1:水分が低い
「凍る」というのは、温度によって液体が固体になることを指します。水の分子同士が結びつくのです。
その点、干し柿は水分が抜けて少なくなっているので、凍りにくくなっているんだそうです。
●理由2:糖分が高い
水は0度で凍り始めます。しかし、塩分や糖分などの不純物が混じっていると、水の分子同士が結びつくのを不純物が邪魔するので、もっと低い温度にならないと凍りません。例えば、醤油が凍るのはー60度。塩分よりは糖分の方が凍りやすいようですが、糖分が多くても凍る温度は低くなります。
干し柿は水分がなくなった分、糖度が増しているので、凍る温度が低くなっていると思われます。
これら二つの理由で、干し柿は冷凍してもカチカチに凍らないのです。
なるほど〜。
ちなみに、凍らなくても温度自体は低くなっているので雑菌の繁殖は抑えられています。なので「冷凍保存」という意味においては効果が発揮されているので長期保存OK。
冷凍の保存期間は、半年から1年程度だそうですよ。
夏になっても冷たい干し柿が食べられますね。
その前に食べ切ると思うけど。
干し柿が苦手な人にオススメしたい冷凍保存
冷凍干し柿について調べてみると、「解凍して食べる」という人もいました。
干し柿の出来具合(水分や糖分の量)によっては解凍が必要になるのかもしれませんが、今回もらった干し柿は、解凍なしで全然大丈夫でした。
冷たくて、ちょっと噛みごたえがあって、人生で初めて干し柿を美味しいと思ったかもしれません。
私は味覚が温度に左右されやすく、冷たいものや熱いものが好きで、常温のものはあまり好まないので。
味噌汁は冷めると嫌なので、食事の一番最初に全部飲んでしまいます。
旦那曰く、古来男は狩猟に出ることが多かったので、外で常温のものを食べることに遺伝子レベルで慣れているけど、女は家でいつでも温かいものが食べられたので、食べ物の温度にこだわる傾向が強いんだとか。
ホンマか( ̄◇ ̄;)?
真偽の程は定かではありませんが、私にとって干し柿は常温だと甘すぎるんです。
でも、冷凍されているのでそこまで甘さを感じず、美味しく食べることができました。
ちなみに「甘み」は、体温に近いほど強く感じられて、体温から離れるほど弱くなるんだそうですよ。
甘〜い干し柿をもらって「苦手なのよね。困ったわ〜」と思っている人は、ぜひ冷凍して食べてみてほしいです( ̄∀ ̄)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。