こんにちは!malcoです。
今回はマンションを購入した時の話・第2弾です。
内容はタイトル通り。住宅ローンの審査が通らなくて困ったという話です。
コロナ禍で選択不自由になった住宅ローン
物件を決めた後、いくつかの銀行に仮審査をしてもらい、全て無事に通過しました。
その後、売主さんと顔合わせをして契約を交わし、手付金を払い、あとは銀行を決めて本審査をするだけという段階になりました。
そんな時に、旦那が新型コロナウィルスに感染してしまったのです。
10日間の隔離期間を過ごした後、すぐに第一希望の銀行に本審査の申請を出しました。
団体信用生命保険の審査もあるため、持病や直近3ヶ月の病歴を書く必要があり、完治したばかりの新型コロナウィルスの感染歴をもちろん書きました。
銀行の仮審査は通っていたので、きっとこのままローンが組めて、無事に引っ越せるのだと。
この時はまだ思っていました。
しかし、それから2週間が経ち。
本審査不通のお知らせが…。
理由は新型コロナウィルスに罹患したから。
金融機関自体の審査ではなく、団体信用生命保険の審査が通らなかったのです。
両方の審査に通過しなくては、ローンが組めません。
なんてこった!
既に売主さんと契約を交わして、決済(残金の支払い)の期限も決まってるっていうのに。
ローンが組めないなんて!
不動産屋さんも不測の事態だったようで、慌てていました。
まさか審査が通らないとは思っていなかったようです。
しかし、ダメなものはダメってことで、別の銀行に相談することに。
同時に、売主さんに相談をして、決済日の期限を延ばしてもらうことに。
ローンの方は、仮審査をした銀行全てに状況を説明して相談しました。
すると、答えがバラバラでした。
A銀行:新型コロナウィルスに感染した場合、完治3ヶ月後から申し込みを受け付ける。
B銀行:軽症であれば審査を通過した事例がある。
C銀行:とにかく審査に出してみないと分からない。
A銀行の3ヶ月というのは待っていられないので、一番前向きそうなB銀行と、念の為C銀行にも同時に申し込みをすることに。
どちらの銀行でも保険会社を選ぶことができたので、とにかく全部に申し込んでみて、通ったところにしましょうという案をいただきました。
申込書を何枚も書くのは大変でしたけど(私じゃなくて旦那がね)、背に腹は変えられません。
いろんな方のご協力の結果、ダメだった保険会社もありましたけど、何とか審査を通過できたのでした。
捨てる神あれば拾う神ありってやつでしょうか。
当初の予定より少し金利は高くなってしまいましたが、マンションが購入できるかどうかの瀬戸際だったので、感謝しかありません。
緩和の兆しあり
我が家がこの経験をしたのは第7波に入る少し前のことです。
これだけ感染者が増えている中、「感染したらローンが組めない」のでは、誰も不動産を買えなくなってしまいますよね。
特に第7波では、ものすごい感染者数でしたから。
きっと、だんだんと緩和されていくのでしょう。
上記で紹介したA銀行は、以前は全く受け付けなかったのに、少し緩んで3ヶ月以降ならOKになったんだそうです。
ひょっとすると、今はもっと緩和されているのかもしれません。
未曾有の事態に、さまざまな判断が難しくなった世の中で、多くの企業が悩みながら進んでいるのだなと感じました。
感染したせいで予定を狂わされた人も、きっとたくさんいるのでしょう。
コロナ禍という時代が、早く過ぎ去ってくれるのを祈るしかないです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。