こんにちは!malcoです。
すっかりブログの更新が空いてしまいました。
コロナになっていたわけではありません。
引越しをしていました。
さらに、子どもの習い事の試合ラッシュが重なって、地獄のようなスケジュールに忙殺されていたのです。
春ごろに中古マンションを購入することになり、にわかに忙しくなった我が家。
マンション購入については長年悩んでいたのですが、今年の春ごろにちょうど条件に合う良い物件を見つけてしまって、速攻で購入を決めました。
そんなわけで、マンション購入に伴うさまざまな体験の中で、大変だったことや勉強になったことを残しておきたいと思います。
今回は、頭金として使ったお金の話です。
贈与税とか相続税とか
親からお金をもらうと税金を取られる
去年の春ごろ、少しまとまったお金を実家からいただいたんです。
それから1年が経ち、今年の春ごろになってマンション購入の話になったので、そのお金も頭金に使わせてもらおうということになりました。
で、不動産屋で頭金の話をしたとき。
そのお金の出どころを聞かれました。
え、そんなことまで探られるの?と困惑しつつも、親からもらったお金ですと言うと、不動産屋さんから「住宅ローンに使う場合は贈与税が非課税になるはずだったと思うので、調べてみますね」と言われたんです。
で、驚きました。私。
贈与税?
え、親からお金をもらうのに、税金がかかるの?と。
世間一般的には常識なんでしょうけど、恥ずかしながら知らなかったんですよ。
厳密に言うと、私がいただいだお金はそんなに多い金額ではなかったので、その程度でかかるとは思っていませんでした。
親が生きてるか亡くなってるかで、そこまで金額に違いがあるとは思わなかったんですよ。
例えば何千万も貰ったらかかるかもしれないな、くらいにしか思っておらず、我々貧乏人には縁のない話だと思い込んでいました。
贈与税から相続税へ
不動産屋から帰宅して調べてみると、贈与税の基礎控除額は1年間に110万円で、それ以上だと確定申告をしなければいけないということが分かりました。
例えば親から200万円もらった場合、基礎控除額の110万円を引いた90万円分に課税されるので、税務署に申告をしなければいけないのです。
確定申告の期限は、贈与を受けた翌年の確定申告の時期(2月〜3月15日)。
つまり私の場合、去年の春にもらったお金なので、今年の2月ごろに確定申告をしておかなければいけなかったんです。
す…過ぎてる( ̄◇ ̄;)
期限を過ぎた場合は、ペナルティとして税率が加算されると書いてあって、大慌てです。
翌日、朝イチで税務署に電話をかけました。
すると窓口で相談できるというので、税務署まで足を運びました。
そこでいろいろと詳細を話して、相談した結果。
なんと。
いただいたお金は父の資産でした。
去年の春にお金をもらって、その夏に父が亡くなりました。
死亡日前の3年間に受けた贈与は、相続税の対象になるという法律があるのだそうです。
私の父の財産は課税対象になるような金額には程遠く、相続税はかかりませんでした。
もちろん私がもらったお金を加算した場合も同じです。
つまり、課税もペナルティもなし!
やったー!!!
本当に心底安心しましたよ。
相談に乗ってくれた税務署員さんに、心からのお礼を言って、帰宅しました。
税務署に行く前は胃が痛かったのに、帰り道はスッキリ爽快です。
憎々しく思っていた税制でしたが、助けてくれたのもまた税制でした。
なんとも言えない不思議体験。
知っていなければ損をするってことですね。
お勉強になりました。
お金のやり取りは慎重に
生前贈与は年間110万円までに抑えておいた方が、お互いのためかもしれませんね。(もちろん税金払ってもいいんだけど)
銀行に出し入れすると必ず足がつきますし、ローンを組むときや、相続をするときなどに発覚することもあるのだそうです。
きちっとしておいた方が良さそうですよ。
その他、住宅取得費や教育費など非課税になる制度もあるようです。
ただ、金額や期間、方法に決まり事があるみたいですけど。
贈与税について、興味を持たれた方は調べてみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。