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ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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【子どもの花粉症】次男くん、舌下免疫療法を始める

 

こんにちは!malcoです。

今日は、次男くんが舌下免疫療法をすることになったお話です。

 

ただの風邪だと思ったのに、突然…

先日、小学3年生の次男が咳をしだしたので、学校を休みました。

いつも行っているかかりつけの小児科はお休みだったので、別の小児科に行くことにしました。

そのクリニックは小児科兼アレルギー科です。

前日くらいから咳が出始めたこと、4日前に熱が出たことを伝え、先生に診てもらいました。

次男くんはアレルギー体質で、黄砂が酷い時期でもあったので、「風邪なのかアレルギーなのか、どっちなんでしょうか」と先生に聞いてみると「今の季節はどちらかなのか分からない」と答えられました。

それから次男くんを診察して「咳の原因はわからないけど、喉は赤いです。そしてアレルギー症状が酷いです」と言われました。

元々、かかりつけの小児科でオロパタジン(アレルギーの薬)をもらって飲んでおり、それも伝えていたのですが、「症状が酷いのでオロパタジンだけでは足りませんよ」と言って、モンテルカストと点鼻薬、咳止めの粉薬を処方。もうそろそろ無くなりそうだったオロパタジンも追加で出してくれました。

お薬いっぱい…。

スギ全盛期の頃は、鼻水、鼻づまり、鼻血、目の充血、かゆみなど、様々なアレルギー症状が出ていた次男くんですが、4月に入り、オロパタジンを飲み続けていたこともあってか、だいぶ症状が落ち着いたなと親としては思っていたんです。

しかし先生的には、粘膜の状態が見過ごせないくらい悪いのだそうです。

かかりつけの小児科の先生は、診察の時に「アレルギーはどんなですか?」と聞いて、自己申告で鼻水や鼻づまりなどの症状を伝えると、「んじゃ、いつものお薬出しときますね〜」くらいな感じだったんですけど。

こちらは目も鼻も耳までチェック。

アレルギー科の先生だから、アレルギー症状に対して診察が厳しめなのかな〜と感心。

そして先生から「舌下免疫療法」を勧められました。

 

舌下免疫療法とは?

微量なアレルゲンを含む治療薬を毎日投与して、徐々にアレルゲンを体に慣れさせて免疫を作っていくという治療法です。

治療薬を舌の下に含ませて吸収させるため、舌下免疫療法といいます。

毎日の投与を3〜5年間続け、効果は投与した年数の倍程度と言われています。

 

この舌下免疫療法。最近はよく耳にするようになりました。

2年くらい前に長男が、かかりつけの小児科で勧められたことがありました。

長男がやはりアレルギー体質で、「舌下免疫療法という治療法がありますよ」と教えていただいたのです。

この治療は保険適用です。

私が住む地域では自治体からの子どもへの医療補助があり、小学生まで再診料がかからないので、舌下免疫の治療を受けたとしても実質お金を払わずに治療を続けられるのです。

しかし中学生になると普通に3割負担になるため、月々2〜3千円の治療費がかかります。

その効果は、2割の人は完治、6割の人は改善傾向、2割の人が効果なし、という結果です。

既に高学年だった長男は、中学生になると治療費がかかってしまいます。

絶対に治るならやるけど。完治は2割。ちょっと…少なくない?

6割の改善傾向って、どの程度の改善なのかもよく分からない…。

それなのに5年も投薬を続けて毎月治療費がかかるなんて…。

うーん、ビミョー。と思って、長男の時はスルーしていました。

 

しかし今回、次男くんを診てくれたアレルギー科の先生は、「ウチの患者さんは9割効果がありました」と言うのです。

きゅ、9割とな?

「効果があるのは6、7割程度かな〜という先生が多いんですけどね、それは指導がしっかりしていないからなんです。この薬は舌の下で吸収しないと意味がないんです。それを理解していない先生が多い。だから効かないんです。ウチではその辺りの指導をキチッとやります。今年は花粉も黄砂も酷かったですが、ウチで治療をしていた患者さんは皆さん平気そうでした。しかし、治療をしていなかった患者さんは酷いアレルギー症状で受診され、これまで花粉症ではなかった子は花粉症デビューしてました。次男くんは3年生ですから、6年生になるまでの4年間治療をすると、高校受験の時に花粉症の症状に悩まされることなく受験ができますよ」

と、ものすごいプレゼンをしてきたのです。

うーん。そんなに効くなら…やって、みようかなぁ…。(実質タダだし)

この治療をするためには、アレルギー体質であるという診断が必要です。

そのためにはアレルギー検査(=血液検査)をしなくてはなりません。

ただの風邪だと思って受診したのに、突然お注射をされることになった次男くん。

マジかよ…という顔で処置室へ連行され、ベッドに寝かされ、看護婦さん二人がかりで血を抜かれました。

 

次男くん、舌下免疫療法を始める

1週間後、アレルギー検査の結果を聞きに再びクリニックへ。

結果は、非特異的IgE(アレルギーが起こる強さの指標)の数値が2233でした。

基準値が170以下なので…えっと、何倍…?

かなりのアレルギー体質です。

私に似たのかな。ごめんね。

アレルゲン別では0から6までの数値で表され、スギとヒノキは最も酷い6、ダニとネコのフケが中程度の4、あとはイヌとハンノキが2でした。

ちなみに次男くん、2年前にもこの検査を受けています。

その時の非特異的IgEの数値は、基準値が110以下に対して、次男くんは676。

子どもの非特異的IgEは年齢が上がるにつれて数値が上がるらしいのですが、それにしても基準値110→170に対して、次男くんは676→2233。

爆上がりですね。

アレルゲンは、2年前はヒノキが4だったのに、今回は6になってしまいました。その他の数値は変わっていませんでした。

舌下免疫療法は、スギとダニの数値が2以上で適応となります。

開始時期は、花粉シーズンが落ち着く6月以降(11下旬ごろまで)。

次男くんは6月から開始することになりました。

今後はこのブログで定期的にタイムリーに、経過報告をしていこうと思います。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。