こんにちは!malcoです。
9月ももうすぐ終わるとなると、さすがに随分涼しくなりました。
しかし、天気予報の気温を見ると、まだ最高気温が30度もある。
うそーん。
暑すぎる夏のせいで、30度でも全然平気になってしまったのかな。
ちなみに、子どもたちは暑いって言ってる。
は、暑くないのは老化のせい…( ̄◇ ̄;)?
さて、私が観ていた2023年夏ドラマが全て最終回を迎えました。
ブログ内で感想を書いていなかったドラマも含めて振り返り、感想をまとめたいと思います。
ネタバレを含む場合もありますので、視聴がまだの方はご注意ください。
2023年夏ドラマ振り返りまとめ感想
真夏のシンデレラ
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
我ながら、よく最後まで見続けられたな〜と思います。
中盤まではそこそこ面白いところもあったんですが、終盤はなんかもう出来レースなのが見てられなくて。
夏海が好きだと気付くのが遅すぎた匠が哀れというか、先生に強気なアプローチしてたのが謎すぎる。
しかも、夏海と健人がお似合いかっていうと、そうでもないんですよね。
この人の隣にはこの人がいなきゃダメ!みたいな、特別な二人だけの世界観がない。
応援したくなるような魅力は、感じられませんでした。
むしろ、修の方がキャラが濃くて、見ていておもしろかったです。
修を主人公にして、キャラをもっと掘り下げてエピソードを作った方が、面白いドラマになったんじゃないかなと思ったり。
しかし、間宮さんはクサイ台詞でもサラリとカッコ良く言えて、すごいなというのはありますね。
それでもどうにもならないくらい、クサイ台詞もありましたが。
なんだかんだで、やっぱり難波剛みたいな役の方が好きです。
シッコウ!!〜犬と私と執行官〜
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
想像以上に面白かったです。
執行官。全然知らない世界でした。
こんな職業があるんですね。
そして、裁判の判決を受け入れずに、頑として聞かない人がいることにも驚きでした。
「絶対言うこと聞かせるぞ」と「絶対言うこと聞かないぞ」の対決。
コミカルに描かれていましたが、実際はもっと悲惨なんだろうな〜(;ω;)
アンロック完了の六角さんも、おもろいおじさん風でしたけど、勝手に鍵を開けて人の家に踏み込むなんて、かなりの衝撃でした。
勝手に荷物を出すのもね。
私だったら執行官なんて絶対ヤダと思うのですが、主人公は最終的には執行官になってしまったようです。
しかし、法律も裁判所の判決も守られなければ法治国家として社会が成り立ちませんので、その最後の砦である執行官の皆さんには頭が下がります。
織田裕二さんの作品はお久しぶりでしたが、今回の役は織田さんの濃さが活きていて、可愛くて素敵だったなと思います。
こっち向いてよ向井くん
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
思っていた以上に面白くて、楽しめました。
さまざまな恋愛観や結婚観、人生観について語られていましたが、しかし共感できる考え方はあまり多くありませんでした。
今の時代、そんなものかなぁなんて思いながら観てました。
好きだったのは、向井くんと酒井戸さんのキャラかな。
この二人に会えるのが楽しいから見る、というのが大きかったです。
特に向井くんが心の中でボヤいてるのが毎回おもしろくて。
赤楚くんのモノローグが上手でした。
ズバズバ意見を言って向井くんを叩きのめす酒井戸さんと、叩きのめされても食いついていってメゲない向井くんという構図も面白かったです。
酒井戸さんも、意見が鋭くて意思が強くて絶対に揺るがなそうに見えて、実は自分に自信がなかったり、人と向き合うことから逃げていたり、人間ぽいところもあって興味深いキャラでした。
あとは赤楚くんが、いちいちカッコイイ。
そんなにファンじゃなかったのに、好きになっちゃったなぁ。
ドラマ全体としては、「結婚する意味も必要もないよね」という方向に持っていこうとしすぎていて、押し付けがましさを感じました。
否定も肯定もしないというのが理想でしたけど、「結婚を押し付ける世代」に対する反抗心が出過ぎてしまったかな、という印象でした。
ばらかもん
正直、期待したほどではなかったんですが、おもしろかったです。
ストーリーよりも、島の長閑な風景や虫の声や波の音に、心を掴まれたというのも少しあります。
しかし、主人公が島に馴染んでいく過程や、書道家としての苦悩も、興味深く見られました。
書道という世界に触れられたのも楽しかったです。
終盤まで見ると、ちょいちょい核心をついてくるなるや、意外と友達思いの川藤、世話焼きな浩志と郷長などなど、いろんなキャラが魅力的に見えてきて、愛着が湧いて来ました。
年の差がありすぎる清舟となるの友情も素敵でした。
ハヤブサ消防団
最初から最後まで面白い作品でした。
ミステリーとして、先の読めないワクワクとドキドキ、田舎の長閑さと、相反する不気味さと、人間関係の恐ろしさや面倒臭さ、温かさや心強さ、いろんなものを感じられた作品だったと思います。
消防団の話かと思ったら、太陽光発電の企業が出てきて、企業の陰謀かと思いきや、宗教団体の話になるという展開。
宗教団体の教祖だと思われた女性が、実は利用されていただけだったという展開。
見ているものの実態がどんどん変わっていく、事実を知ることによって印象がガラリと変わってしまう、そんな人間の意識や認識の曖昧さ、不確実さの描き方も素晴らしかったです。
ドラマの内容だけでなく、キャストも実力派揃いで、非常に安定感がありましたね。
安心してドラマの中にのめり込むことができました。
主演の中村倫也さんはもちろんですが、周囲を固める消防団のおじさんたちが最高。
ふざけてじゃれあったり喧嘩したり、火事の現場では頼り甲斐のある姿を見せて、太郎が悩んでいたら相談に乗り力になってくれる。
いい人たちだな〜。
こういうキャラの魅力も、このドラマの面白さの要因の一つですね。
その分、消防団の一人が放火犯だったという展開はショッキングでした。
こんなに素敵な仲間がいるのに、どうして宗教団体の企みに加担することを選んだのか。
最終回まで見ても、1ミリも理解も共感もできず、いまだに謎のままなのが残念です。
警部補ダイマジン
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
うーん、これは問題作ですね。終わりませんでしたよ。
原作が漫画だという情報は仕入れていたのですが、未完だとは知らずに観てしまいました。
こんな中途半端な形で終わるとは思っていなかったので、ショックでした。
全体的には、騙し騙されというのが面白かったです。
最初はいかにも漫画的な世界観で、実写化すると陳腐だなと思っていましたが、慣れてくるとなかなか面白く感じられるようになりました。
特に、七夕と台場が罪を共有するようになってから。
台場のダークヒーロー的な存在感が良いですね。
そういう面でも問題作です。
主人公が結構平気で人を殺してしまう。しかも正義のためだとか言って。
この令和の時代に、よくドラマ化できましたよね。
台場役は生田斗真さんなので、何をしてもカッコ良かったんですが、もうちょっと汚く見える人(←失礼な言い方)の方が迫力と説得力があったかな。
キャラの割に、見た目のキレイさが目立ちました。
向井さんと太鳳ちゃんと、並ぶとキレイすぎるんですよね。
ダークな世界なので、もっと「汚れ役らしい汚れ具合」が出ると良かったなと思いました。
あとはオープニングもカッコ良くて好きでした。
最高の教師 1年後、私は生徒に■された
この作品も、視聴前は全く期待していなかったんですが、想像以上に面白く、先が気になる展開もあったりして、気がつけば次回が楽しみな作品になっていました。
学園モノって、もっと明るく楽しそうな印象があるんですが、このドラマはわりと暗めでしたね。
最初に主人公が死ぬからかな。
その後もクラスでイジメが横行してて、クラスの中の雰囲気が最悪で、九条先生は淡々としてクールで…。
明るい要素が全然ないので、仕方ないか(ー ー;)
重すぎて嫌がる視聴者もいたようですね。
序盤こそ説教くささも感じたものの、鵜久森さんが2周目というのが判明したあたりから、グッと面白さが増し、心を掴まれました。
ストーリー的にも盛り上がったし、鵜久森さんというキャラ自体も魅力的。
実は、視聴を迷っていたドラマなのですが、最終的には見て良かったなと思いました。
VIVANT
かなりお金も時間もかけて作られたんだろうと感じる力作でした。
たった1クールのドラマとしては異色だと思います。
最初は、砂漠とかモンゴルの草原とか、嘘でしょ?合成?と思いながら観ていましたが、本物だと分かって、キャストも豪華で、観ていくうちに制作側の本気度が伝わってきました。
賛否あったようですが、個人的には素晴らしい作品になったんじゃないかと思います。
雄大な景色に、逃亡劇、諜報活動、国家間企業間の諍い、チンギスの恐ろしさ、ドラムのようなユーモアのあるキャラ、ベキの壮大な人生。
本当にいろんなものが詰め込まれていて、その時その時で楽しめました。
ただ、最後にベキたちが生きていると臭わせるような伏線が張られたのは、あまり好きではなかったなぁ。
欲張りすぎだし、「死んだと思ってたのに生きていた」という展開が多すぎだし、生きていればいいってもんでもない。
ベキたちが生きていたとしたら、蛇足だなと思います。
自分の理想を育てて、次の世代に残して渡して、潔く身を引いて、罪を背負ってこの世から去る。
それがベキの美徳ではないかと思いましたし、そういう美徳があってもいいと思います。あくまで個人的な考えですが。
続編が決定したと噂されているので、やるとしたら、潜入する国もミッションもストーリーも全然違う作品になってほしいなと思います。
2023年夏ドラマは
今シーズンは8本視聴でした。4月からの朝ドラと大河も見てるので、実質10本ですけど。
「18/40 〜ふたりなら夢も恋も〜」は1話で脱落、トリリオンゲームは2話で脱落です。
夏ドラマは面白い作品が少ないと言われており、実際にそう感じていましたが、今シーズンはそれを覆されました。
予想していたより面白かった印象の作品が多かったし、かなり満足度の高い作品もありました。
一番好きだったのはVIVANTです。
とにかく最初から最後まで面白かったです。
ハヤブサ消防団も毎週楽しみでしたが、VIVANTのお金の掛け方と気合いに負けた感じ^^;
あとは、真夏のシンデレラやばらかもんのように、「夏っぽさ」を感じられるドラマが出てきたのも久々な気がして、その点では好印象でした。
2023年秋ドラマは
来シーズンは、お仕事モノ、恋愛モノ、ホームコメディ、スポ根など、いろいろ楽しめそうです。
数年前まで医療モノが多かったのに、パタっとなくなってしまいました。
流行りなんですかねぇ。
最近は、あまり注目されることのないような、目立たないお仕事にフォーカスされた作品が多いかな。
今シーズンは「シッコウ!」でしたが、来シーズンは「トクメイ!」と「ゼイチョー」だそうです。
なんか、カタカナシリーズみたいになってる(ー ー;)
とりあえずどっちも観てみようかな。
あとは「下克上球児」「ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜」「コタツがない家」にも注目しています。
来シーズンも面白いドラマに出会えますように。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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