こんにちは!malcoです。
今日は、剣道を習っている長男のお話です。
面構え、とは
剣道では「合同稽古」というのがあって、他の道場と一緒に稽古をすることがあります。先日あった合同稽古で、うちの長男が他の道場の先生から「面構えがよろしい」と褒められたのです。
実は「面構え」について褒められたのは初めてではありません。これで3度目です。それも全て、他の道場(別々)の先生から。剣道を始めて2年半で3回も面構えを褒められた長男。
…なんで?
「面構え」を調べると「その者の性格がうかがえるような、つらつき」と出てきました。なんだ〜、イケメンってことじゃないのか〜。真面目に取り組んでいるように、見えるってことかな?
長男の顔は、どちらかというとイカツイ系です。太くて長い怒り眉毛に、目は大きくてまつ毛が長くてパッチリ。目力もあります。鹿爪らしい顔をすれば、ちょっとは強そうに見えるような…。つまり「そういう風に見えやすい顔」ってことですかね(-。-;
性格はイカツイ顔とは正反対です。臆病で泣き虫で甘えん坊。そんな性格を知っている母としては「その者の性格がうかがえるような、つらつき」を褒められても、ちょっぴり複雑です。
まぁ、どんなことでも褒めていただけるってことは、ありがたいことなんですが(^^;
長男の成長
でも、思い当たる節もあるのです。
長男は稽古を嫌がって、よく稽古前に泣いたり駄々をこねたりします。それはもうひどいです。小3なのに、幼稚園児か2歳児くらいに見えます。おだてたり説教したりして、どうにかこうにか稽古に入らせます。すると、それまで情けな〜い顔をしていた長男が、素振りを始めた途端にビシッとした顔つきになり、それまでのグダグダが嘘のようにキビキビと竹刀を振るのです。…おいおい別人かよ…母も目を疑う変わりようです。
こういう瞬間に、ちょっとずつだけど成長してるんだな〜、強くなってるんだな〜と感じます。
先日も、稽古終わりに「今日の稽古、どうだった?」ときくと「まぁまぁだった」との返答。
私「そんなに、泣くほど嫌じゃないでしょ?」
長男「うーん、嫌だけど。でも、泣いて稽古に入るとみんなが優しくしてくれるんよね〜」
私「( ̄◇ ̄;)」
長男「打ちも体当たりも、いつもよりも優しい。でも、それじゃ強くなれないし、ダメだと思う」
私「(・Д・)!!!」
いや〜感動しました。うちの子からそんな言葉が聞けるなんて。てっきり「泣くとみんなが優しくしてくれてラッキー」の方かと思いました(^^;
子どもって、親が思ってる以上に、いろんなことを感じて考えているもんなんですね〜。長男の成長が感じられた瞬間でした。
今は「面構え」くらいしか褒められませんが、いつかは剣道を褒めてもらえるように、頑張ってほしいな〜…。
最後まで読んでいただいて。ありがとうございました。