現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「俺の話は長い」第1話…案外、考えさせられたドラマでした

こんにちは!malcoです。

 

ドラマ「俺の話は長い」が始まりました! 久々に民放での生田斗真くんのドラマだったので、とっても楽しみにしてました。

以下、あらすじはありませんが、ネタバレを含む感想です。視聴がまだの方はご注意ください。

 

 

 

細かい日常アルアルのおもしろみ

俺の話が「長い」というより「理屈っぽい」でしたね。まぁ、ほとんどが屁理屈です(^^;

長いのは姉弟の口喧嘩の方でした。ご飯の時の弟VS姉の理屈バトルが定番になりそうです。この姉にしてこの弟あり。主人公の満にしろ、姉の綾子にしろ、こんな人が周りにいたらめんどくせーな、絶対友達にならん( ̄◇ ̄;)というのが率直な感想です。

まぁ、ドラマなので「なんじゃこの姉弟」と思いながら、わりと楽しく観られました。

 

このドラマの見所は、細かい日常アルアルが詰め込まれているところでしょうか。満のようなあからさまな屁理屈はちょっと個性的ですが、あれこれ理屈を述べた末に「15年ぶりにすき焼き食べたら美味しかったけど、今さら言い出せない」…似たような経験、何度かありますよ(-。-;

綾子のように、自分を正当化するために正論めいた理屈を使う人も結構いると思います。何なら自分も言っちゃってる。綾子の娘の春海が「人のためとか言いながら、結局自分のためだよね」的なことをズバッと言ってましたが、なんだか私の心にもグサッと刺さりました。ごめんなさい(T_T)

あとは、満と綾子のお母さんみたいに、揉めると必ず「まーまーまー」みたいな仲裁をする人も必ずいますよね。「冷めちゃうから、とりあえずご飯食べましょう」と、別のところに意識を逸らして喧嘩を止める手法です。でも、喧嘩してる方は納得してないし解決してないから、結局また揉めてしまうという。うちも、兄弟喧嘩の仲裁でこうなることがよくあります。

満と綾子の言い合いを止めたのは春海でした。核心をついてきますね〜。お母さん似なのか、口が達者で言葉が的確。「あー言えばこー言う」満にグサッと一撃。「すき焼きが肉料理って思ってる時点で浅いよね」というのが面白かったです。中学生にこんな風に言われたら、ぐうの音も出ませんね(^ ^)

  

気になったところと言えば、綾子の旦那の光司が「魚が食べられない」のは本当なのか。あれってどうなんでしょう。気が弱すぎる光司の遠慮と優しさなんじゃないかなと。簡単に人の大切なものを捨てさせてしまう綾子は、干瓢とかっぱ巻きしか食べない光司の本当の気持ちに気付けないんじゃないかな…と思ったんですが。最後に段ボールに挟まれて寝ているところを見ると、深読みのしすぎでしょうか(^^;  

でも、いますよね、それ間に受けて大丈夫?って人。ひょっとして自分もそうかもしれない…。ギクッ( ̄◇ ̄;) だんだん怖くなってきました…。

コメディかと思いきや、かなり考えさせられることの多い内容でした。

 

コメディというより、ほっこりホームドラマ

態度が強めの満、綾子に対して、弱めの母と光司。そして思春期の中学生ならではの感性で核心をついてくる春海。キャラ的には上手くバランスが取れてるし、キャラそれぞれの悪いところや良いところも、1話目にして少し見えてきました。「もみ消して冬」ほどのコメディ感は、今のところありません。日常の中でそれぞれの成長を描いてく、ほっこり系のホームドラマになりそうですね。

先ほど「こんな人が周りにいたらめんどくせーな、絶対友達にならん」と書きましたが、最終回頃には「こんな家族もいいな」と思えるようになっているんでしょうか。ちょっと楽しみ。2話以降も継続予定です。

最後にひとこと言わせてください。杉野遥亮くん、バーテン似合いすぎじゃー!!!!

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。