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ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー 」第1話 感想と考察

こんにちは!malcoです。

 

ドラマ「ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー」が始まりました。

「ニッポンノワール」…どういう意味なんでしょうか。ノワールはフランス語で黒のこと。黒いニッポンってこと? あ、それとも「ニッポンの、ワル」?…違うか( ̄◇ ̄;)

以下、あらすじはありませんが、ネタバレを含む感想です。まだ視聴されていない方はご注意ください。

 

 

登場人物のインパクトがヤバすぎた

第一印象としては、エキセントリックな登場人物が多くて、警察官の話なのにアウトローすぎるのでは…という印象。特に、工藤阿須加くん演じる名越。どうやって刑事になったんだ。ホントに公務員試験受けたのかい…。それと井浦新さん演じる才門。屋内で簡単に銃をぶっ放つ…。やばいヤツにしか見えない。

とにかく、登場人物のインパクトは凄かったです。「容疑者は自分自身と、俺の目に映る全ての人物」だそうなので、あからさまに怪しく演出してあるんだろうなと、分かってはいても、ビビリすぎて…冒頭からちょっと引き気味でした。

 

唯一安心できるのは、碓氷薫の息子の克喜ですね。9歳だったかな。うちの長男と同じくらいの年齢です。しっかりしてますね〜。かわいいし。ちゃんと挨拶できるし。

 

ちょっぴり考察してみます

遊佐が薫の隣で倒れていた理由

気になったのは、主人公の遊佐はなぜ薫の遺体の隣で倒れていたのか、とういうこと。

可能性として考えられるのは、

①遊佐が犯人。でもこれだと、意識を失っていた理由が分かりません。何かのアクシデント?

②真犯人に罪を着せられている。これは、2つに分かれますね。遊佐が犯人を知っているパターンと、知らないパターンです。

まずは、遊佐が犯人を知らないパターン。薫の危機に駆けつけたが既に殺害されていて、隠れていた犯人に後ろから殴られて気を失い、ついでに記憶まで失ってしまった。でも、意識が戻った時に別に痛い所とかなさそうだったので、どうかな。薫が死んだのがショックで記憶を失ったとか?

もしくは、別の場所で拉致されて眠らされて、殺害現場に連れてこられた。でも記憶を失った理由が分かりませんね。薬物などで「意図的に記憶を消す」となると、途端にSFチックになってしまって、ちょっとイヤだな。

そして、犯人を知っているパターン。でもその場合、殺されてしまう可能性が高いので、これも違うかな〜。もしや、黒ずくめの男たちに毒薬を飲まされて殺されるはずだったのに、意識を取り戻したら記憶を失っていた…こ、コナンかよ。(コナンは小さくなりましたが)

うーん、どれもイマイチ納得できないし、ありがち。こんな想像力しかありません〜(-。-;

 

サブタイトルのイニシャルY

「刑事Yの反乱」というサブタイトルについて、イニシャルYが遊佐以外にもいたりしてと思い、HPの相関図を見てみましたが、見事にいませんでした。イニシャルを意識したネーミングをしているようです。「反乱」ということは、Y(遊佐)が国家権力にタテつくということかな? つまり警察組織全体もしくは、かなりの権力者が黒幕という可能性もありますね。

そういえば、遊佐が薫の殺害現場から逃げて証拠隠滅している時に「さすが、元反グレ集団ベルムズ」というセリフを聞いて、どこかで聞いたことあるな〜と思っていたら、ベルムズのリーダーKが出ていました。ニッポンノワールは3年A組の半年後の設定で、他にも刑事役で同じキャストが出演しているようです。でもKは、ニッポンノワールの相関図にはいなかったので、今後は出てこないのかな?

 

エンディングの違和感

あと気になったのは、エンディングです。

ドラマの本編は、アウトローで暴力的な印象でしたが、エンディングは打って変わって優しく切なく、愛溢れる感じ。エンディングの曲は、サザンオールスターズの「愛はスローにっちょっとずつ」。広末涼子さんが優しい表情で誰かと電話をしているシーンが流れ、映像は曲調にぴったりでした。なんだ、このギャップ…と、最初は違和感がありました。でも考えてもみれば、遊佐は自分のせいで母親が死んだと思っていて、父親に虐待され、親の愛を知らずに育ちました。そして、仕事ばかりの母親に愛されていないと思っていた克喜は、1話の最後に母親から愛されていたことを知りました。きっと、暴力的な雰囲気とは裏腹に、このドラマが真に伝えたいことは愛なのかなと思いました。

薫は電話で、一体誰と話しているのか。ここも気になりますね。単純に考えれば息子の克喜が妥当ですが、ここはやっぱり遊佐かなと。遊佐と薫の間に何かあると考える方がおもしろいですね。

 

ちなみに、このサザンの「愛はスローにちょっとずつ」という曲は、今年の春に行った40周年ライブのラストで、「新曲になる予定です」と披露された曲です。まさかこんなところでこの曲に再会できるとは。なんだかちょっと嬉しいです。

 

最後に犯人予想

まだ1話なので考察する材料が少なすぎますが、あえて。

よくあるパターンとしては、元刑事で遊佐の住居と同じビルで喫茶店をしている深水(笹野高史さん)が一番怪しい。遊佐の行動をある程度監視できるし、住居内への進入や細工も簡単にできそうです。でも、深水は実行犯の1人で、黒幕は権力者である可能性が高いですね。

あ、そうそう。私の考察は90%外れますので!あしからず(^^;;

 

今後もスリリングな展開が期待できる「ニッポンノワール」。敵だと思ってた人が味方になったり、かと思ったら裏切られたり、いろいろありそうな予感がしますね。2話以降も継続予定です。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。