こんにちは!malcoです。
「天国と地獄 〜サイコな2人〜」第6話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第5話の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
彩子《日高》との電話で「歩道橋の彼女」が事件に関係していると確信した日高《彩子》は、その正体を探るため五木や優菜に手紙について探りを入れますが、有力な情報は得られません。手紙は白い封筒でノートの切れ端に書かれていたため、2人はラブレターではないと言います。
一方、一ノ瀬正造の殺人事件を調べ直していた河原は、戸田一希に会って話を聞きます。戸田は金に困って情報を売っただけで、殺人事件とは無関係だと主張します。情報を売った相手とはネットでやり取りをしていたようで、そのハンドルネームが「φ」だと聞いて驚く河原。
戸田から金の受け渡しで使った通帳を預かった河原は、戸田がやり取りをした「クウシュウゴウ」という口座名義の情報を銀行に開示請求します。口座の持ち主は「十和田元」という男でした。さらに「クウシュウゴウ」と検索すると「φ」と出ることにも気が付きます。
その頃、八巻は九十九から司法取引を持ちかけられていました。九十九は、日高が殺人を犯すのは必ず新月の夜なのだ話します。
翌日、日高《彩子》に八巻から電話があります。彩子《日高》が熱で仕事を休んだが、それは仮病だと話す八巻。八巻は、九十九から聞いた話を日高に教えます。これまでの殺人事件が起きた日は2件とも新月の夜であり、次の新月は今日の夜…。それを知った日高《彩子》は、彩子《日高》が持っていたリストを手に入れようとコインロッカーに行きます。陸からもらった鍵で開けると、中には違う荷物が。しかしロッカーの下に付箋が落ちているのに気がつき、それが彩子《日高》の仕業であると見抜き、扉に付箋が挟んであるロッカーを探すよう便利屋りっくんに依頼します。
その後、八巻と合流した日高《彩子》は彩子《日高》がよく訪れる歩道橋を張り込みます。しばらくすると、若い男が赤いスプレーで歩道橋の壁に落書きをし始めます。それを止めに行く八巻。その男は、池袋で中年男性から「日が落ちるまでに赤で9と書いてくれ」とお金を渡されたと言います。
同じ頃、彩子《日高》は「久米」という夫婦の家に清掃作業に来ていました。清掃中に家の中や防犯カメラを調べ、庭から2階に上がれそうな場所を見つけてその窓を少し開けておきます。そして、清掃が終わって家から出た後、庭からこっそり忍び込んでクローゼットに隠れる彩子《日高》。
そんな中、日高《彩子》の元に、陸からロッカーを探し当てたという連絡が入ります。そして、一緒に入っていた漫画の内容について話す陸。それはφという主人公が、法では捌けない悪人を殺すというストーリー。その中で、依頼人からの指令が数字で来ていると言うのです。
陸から送られてきたリストを見た日高《彩子》と八巻は、漫画と同じように歩道橋に書かれた「9」が犯行の指示だと考え、該当する人物を割り出します。「久米」という名前を見つけ「久=きゅう」だと気が付き、久米の住所に急ぎます。
久米家の付近で張り込みをする日高《彩子》と八巻。久米の家に男が近づきますが、日高《彩子》を見て引き返していきます。その気配に気が付かず、日高《彩子》は張り込みを続けます。
その間、久米の家に潜んでいた彩子《日高》は、就寝した久米夫妻に薬を嗅がせます。
朝になり、久米家の塀を乗り越えて出てくる彩子《日高》。日高《彩子》が気がつき後を追いますが、彩子《日高》は逃げ切ります。そして歩道橋で「9」を眺めて「来なかった。何かあった…?」と呟く彩子《日高》。
日高《彩子》と八巻は、久米が殺されたのではと不安になりながら、久米家を見張り続けます。すると、門が開いて夫妻が出てきて、2人はホッと胸を撫で下ろします。
徹夜の張り込みを終えて日高《彩子》が自宅に戻ると、陸が訪ねてきます。陸はロッカーの荷物を持ち帰っていました。そして、便利屋りっくんに歩道橋の「9」を消す依頼が来たことを教えます。依頼人は「クウシュウゴウ」。検索すると「φ」と出てきて驚く日高《彩子》。そこへ、奄美の民宿のオーナーから電話が来ます。リピーターの客の中で「日高に会った」という客がいたと言うのです。その客は、日高は「日高」ではなく「東朔也」と名乗っていたと話していたそうです。
同じ頃、十和田を探していた河原は、十和田が亡くなっていると知ります。十和田の遺品を整理したという業者を訪ねると、遺品は既に処分されていました。しかし、十和田の遺品の中から漫画を持って帰った人がいたと話すスタッフ。その名前は「東」と言い…というストーリーです。
【キャスト】
彩子:彩子《日高》(綾瀬はるか)
日高:日高《彩子》(高橋一生)
八巻(溝端淳平)
河原(北村一輝)
幅(谷恭輔)
新田(林泰文)
陸(柄本佑)
湯浅(迫田孝也)
五木(中村ゆり)
優菜(岸井ゆきの)
五十嵐(野間口徹)
十久河(吉見一豊)
九十九(中尾明慶)
これまでに分かった事
これまでに分かった事や伏線になりそうな事柄を、覚書きとして羅列しています。
・田所殺害の凶器と同じ物だと思われる血のついた丸い石を、日高が持っている
・日高のマンションの段ボールの中身
①サンプルQと書かれた液体の容器
②「暗闇の清掃人 Φ」→漫画。清掃会社に勤める主人公・Φが、Mr.Xの指令を受けて、法では捌けない悪い奴らを殺していく。Mr.Xからは数字で指令が来る。
③3年前の神奈川での官僚殺しの写真
④奄美大島行きの搭乗チケットの半券
⑤被害者の田所を含む数名の氏名・住所が書かれたリスト
⑥「日高はるとさま」と書かれた封筒(中は手紙「明日3時。学校のそばの歩道橋で待ってます」)
→彩子《日高》はこれらをコインロッカーに預ける→中身は陸が持ち出す
・田所の口に詰められたパチンコ玉から、微量の革の組織が検出された
・日高のカーキの革手袋は、母親からもらった物
→左手:道端で小学生が拾った→警察の手に渡った?→八巻がすり替える(間違えて右を入れる)
→右手:インスタで発見。日高の指紋を検出。田所のDNAは手袋がバクテリアに分解されて不検出(日高の仕業?)→屋外で普通に付くようなバクテリアではない
・日高は入れ替わりの真相を知っている?
→入れ替わりは奄美大島の「太陽と月が入れ替わった」という伝説に関係がある?
→日高は奄美大島に渡り、緋美集落を訪れていた
→奄美には凶器の石に似た丸い石が集まる浜辺がある
その石を持っていると呪われると言われている
→日高は「東朔也」と名乗っていた
・犯行は新月の夜に行われている
・数字の落書きは40代くらいの男性が誰かに依頼をしている。
(田所仁志は2、四方忠良は4、久米正彦は9)
→毎回、便利屋りっくんに落書きを消す依頼が来ていた→依頼人の名前は「クウシュウゴウ」
・四方が殺害される。犯行後は清掃されており、手にはφマーク
→翌朝、陸が帰宅してゴミ袋の中から血のようなものがついた防護服を見つける
→日高《彩子》の元に殺人の動画が送られてくる
・入れ替わる前の日高は、優しく人望が厚い人間だった
→日高の文集→父親はラーメン屋?
→日高のアルバム→日高が子どもの頃の右手で耳を触る写真と円形の物を持った写真
・日高は定期的に誰かの家を除いている?→使用済みの「TORHINORM」という薬→「時間がない」
・湯浅が住むアパートの部屋の表札は「三枝」
・神奈川の事件の被害者は一ノ瀬正造
戸田一希が一ノ瀬の情報を金銭目的で売る。
売った相手は「φ」。口座名義は「クウシュウゴウ」。口座の契約者は十和田元
・十和田元は死んでいた。死因は自殺。死後3ヶ月で発見される。
十和田の遺品は特殊清掃の業者が処分。遺品の中の漫画を東という人物が引き取る。
・日高《彩子》は「東朔也」の死亡届を検索する
ネタバレ感想
やっぱり、日高《彩子》が女子にしか見えない( ̄◇ ̄;)
この1、2話でグッと女らしさが増した気がします。
高橋一生さんはこのまま女になっちゃうんじゃないだろうか…。
戻って来られるんだろうか…。
そんな余計な心配をしています。
今回はいろんな事が判明して、かなり事件が進展した印象でした。
「9」と書かれた落書きで、狙われたのは久米さんでした。
日高は誰かの犯行を手助けしていたようです。
しかし「会えますかねぇ。明日こそ」と言っていたので、日高もその人物を探しているのかもしれません。
これで、あの殺人動画もフェイク決定でいいんですよね´д` ;
日高は殺していなかったと分かって、「良かった〜」彩子が崩れ落ちる気持ちが分かりますね。
心底ホッとしたでしょう。
まぁ、犯行に加担していたのは間違いなさそうですが。
そして、またキーパーソンが登場しました。
今回は東朔也。
前回の戸田一希は大した役どころではありませんでした。
視聴者みんなが「えー!女〜?!」ってなったのにね。
日高女説はどうなるのかな…。
戸田とは違い、東朔也は事件と深く関わっていそうです。
日高と彩子と河原、3人が同じ名前を追うことになりました。
今のところ、現在彩子の身体に入ってるのが東朔也である可能性が高そうですね。
彩子《日高》が死亡届検索をしていたのは、久米の家に来なかったから死んでしまったのではと思ったからかな。
自分の身体が殺人を犯しているから、捕まらないように隠蔽に手を貸していて、SPAで彩子に「だからあなただったんですね」と言ったのは、殺人を止める術を探していたのかもしれません。
と、考えてはみましたが…。
いつ入れ替わったのか、何度か入れ替わってるのか、一度だけなのか…いろんな可能性がありすぎて、考察に終わりがないです(ー ー;)
「清掃」というキーワードも気になるところ。
コ・アースは洗浄剤を開発してるし、陸と湯浅は清掃員だし、漫画の主人公φも清掃人だし。
今回、十和田の遺品を処分した特殊清掃の業者と東朔也が、どんな関係なのかは分かりませんが、東朔也が清掃員だったとすれば、陸や湯浅と繋がっている可能性もありますね。
湯浅はロッカー探しでめっちゃ仲間を連れてきたから、顔が広そうですし。
暗証番号式のコインロッカーをいとも簡単に開けてしまう陸も、やはり只者ではなさそうです。
クウシュウゴウって何?
「クウシュウゴウ」とは「ない」ということを表す集合だそうです。
「空集合」と書き、φという記号で表します。
オイオイ、集合なのにないってどういう事なんだよ…。
と思いましたが、数学的な話だそうで、算数で脱落した私の頭ではちょっと理解が難しかったです。
0や空文字と同じような役割で、「〇〇でも××でもあるやつは、いないよ」という意味なんだ…と説明してある記事を発見しましたので、リンクを貼らせていただきます。
https://wa3.i-3-i.info/word17804.html
ちなみに、朔は「陰暦の月の第1日」「新月」という意味だそうです。
彩子が望月=満月なので、とっても意味深ですね〜。
気になるのは、漫画ではミスターXが数字の指令を出して、清掃人Φが悪人を殺していくという流れなのに、ドラマ内では「日高が数字を見て動くのに、φと同じ役割ではない」という点です。
うーん…指令を出す役と殺す役。
東朔也以外に、もう一人いるのかな?
それとも死んだ十和田がどちらかを担ってたとか?
…考察が止まりません(ー ー;)
ちょっと疲れてきたので、おとなしく次回を待ちます…。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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