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「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」第7話 あらすじ&ネタバレ感想 スクールポリスの仕事って、何なんでしょうね…

こんにちは!malcoです。

「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」第7話が放送されました。

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

ざっくりあらすじ

浅村(真木よう子)と小川(明日海りお)が言い争う録音を聞いた嶋田(藤原竜也)。浅村はまだ何かを隠していると感じ、浅村の過去を調べることにします。

学校では、3年1組の深山(田中奏生)という男子生徒が、最近学校を休みがちで体が痩せてきたと、浅村が心配をしていました。深山はホステスの母と祖母の3人暮らしでした。

深山は自宅で、寝たきりの祖母の看病をしていました。空腹を訴える祖母にカップラーメンを食べさせますが、深山自身は食べるものがありません。あまりの空腹に、近所のコンビニで万引きをする深山。

後日、有給休暇を取った嶋田の代理として、三枝(山田裕貴)が1日だけスクールポリスに就任することに。三枝は深山を知っていました。深山が幼い頃、母親が男を作って出ていき家に一人でいるのを、通報を受けた三枝が保護していたのです。深山は半年ほど児童相談所で過ごし、その後母親が戻って働くようになったため、自宅に戻されました。そんな深山の過去を知る三枝に、浅村は深山の現状について相談をします。

その日、深山は学校を休んで祖母の介護をしていました。祖母は空腹を訴えますが、家にはもう食べるものがありません。そこで深山は、給食の時間に学校に行き、自分の分をタッパーに詰めて持ち帰ろうとします。それを三枝が引き止め、話をすることに。

深山は母親が1ヶ月くらい前に出て行ったと話します。寝たきりの祖母がいるので児童相談所にも行けず、母親が通帳を持ち出したのでお金もありませんでした。三枝は「取り合えずこれで食いつなげ」と深山に金を渡し、浅村と一緒に母親を探します。

深山が自宅に戻ると、部屋の前に借金取りが待っており、三枝からもらった金を奪われてしまいます。仕方なくまたコンビニに行って、万引きをする深山。しかし今度は店員に見つかります。店内で話を聞くと言って連れて行こうとする店員を、深山は突き飛ばしてしまい、転倒した店員は頭を打って血を流します。

気が動転した深山は自宅に逃げ帰ります。ベッドの上で騒いでいる祖母に、全部お前のせいだと言い、枕で口を塞ぎます。苦しむ祖母を見て我に返る深山。

一方、三枝と浅村は深山の母親を見つけていました。母親は男から追い出され、借金取りに追われているので家にも帰れず、昔働いていたクラブで匿われていました。浅村は、生活保護デイケアの申請など改善策を話し、説得します。

母親の説得に成功し、浅村が学校に戻ると嶋田が待っていました。嶋田は、小川と浅村の会話が録音された音声データを浅村に聞かせます。休暇をとって浅村について調べた嶋田は、浅村が以前勤めていた学校で起きた生徒の自殺未遂事件について話し始めます。浅村が受け持ったクラスでいじめがあり、浅村はその生徒を守るために保護者や学校側と衝突を繰り返していました。その結果、二分したクラスはお互いに避難し合い、クラス崩壊を起こします。そして、吊し上げられたいじめ首謀者の生徒が教室の窓から飛び降り自殺を図り、浅村は事態を悪化させた教師としてバッシングを受けて退職に追い込まれていたのです。

「赤嶺中に来て物分かりの良い教師を演じ、岡部(遠藤雄弥)の事件の隠蔽に加担したのでは」と浅村を責める嶋田。浅村は「小川が岡部が辞めた後にまた事件を調べ、涌井(米倉れいあ)をも追い詰めていたので止めた」と話します。小川の勝手な行動により事件が公になれば、涌井もただでは済まない。そうなれば被害者を追い詰めた教師として、小川もバッシングを受けることになる。過去の経験から、浅村は小川を止めるべきだと判断したのでした。

そこへ、浅村に電話がかかります。深山がコンビニ強盗を起こしたという知らせでした。急ぎ、深山を探しに出る嶋田と浅村。

その頃、三枝は「河原で深山を見た」という情報を仕入れており、島田たちと合流して深山を探します。

深山はコンビニの店員を殺したと思っており、祖母と一緒に心中しようとしていました。しかし祖母を背負って川へ入ったところを三枝に止められます。コンビニ店員は死んでいないと聞いてホッとする深山。そこへ母親がやって来て息子に謝ります。

深山の事件が落ち着き、学校で話す浅村と嶋田。嶋田は音声データの会話はどこで話していたのか尋ねます。浅村が職員室だったと答えると、職員室内で何かを探し始めた嶋田は、机の奥に盗聴器を発見して…というストーリーです。 

 

   

★「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」は、作家・佐々木充郭さんによる小説「スクールポリス」が原案です。 

 

 

 

ネタバレ感想

深山役の田中奏生くんは、どこかで見たと思ったら、BGの島崎さんの息子でした。

今問題になっているヤングケアラーとネグレクトのお話。

中学生なのに、家庭にいる大人が寝たきりの祖母だけって…。

あんな母親に育てられたのに、自分の空腹を我慢して祖母の介護をするなんて…。

過酷な環境なのに、深山くんは頑張り屋さんでいい子に育ちましたね。

あのお母さんは、本当に改心したのかなぁ。

…数年後には、また男作って出て行っちゃいそうだな。

今回いろいろやらかした深山については、人はこうやって追い込まれて犯罪を犯すようになるのかなと感じました。

でも、深山を責める気にはなれませんでした。

 

ヤングケアラーとネグレクト。

どっちも深刻な問題なのに、両方を取り上げて、なおかつ解決の仕方がザツ…( ̄◇ ̄;)

どっちかに絞って、もっと深く問題を掘り下げた方が良かったんじゃないかな。

行政に頼るとか、国の支援とか、ふわっと何とな〜く触れただけで、ちゃんと解決できたのかどうか…。

そんで、嶋田は借金取りのアジトで暴れて脅して…。

スクールポリスの仕事って、何なんでしょうね。

嶋田はスクポリの仕事そっちのけで浅村のこと調べてるし。

学校内の問題を警察にしかできない手段で解決に導かないと、このドラマの意味がないような気がします。

そもそも、ヤングケアラーの問題はスクールポリスの出る幕だったのか…。

ネグレクトだって、お母さんを説得して帰らせて終わりって。

それなら浅村先生だけで良かったんじゃ…。 

酷評になってしまいましたが、このドラマの存在意義を疑問に感じる回でした。

 

それにしても、浅村先生のクラスは暴行事件やいじめで問題が多い印象でしたが、深山に給食を分けてあげたり、取っておいて帰りに渡したりと、生徒たちの優しい一面も見られて、ほっこりできました。

あと、スクポリになった三枝の生徒の人気ぶりも良かったな。

さすが少年係の刑事さん〜と思ってたら、嶋田も同じ係の所属でした^^;

嶋田さんがあんななので三枝に癒しを感じます。

あんな嶋田さんですが、三枝には「借りがある」と認識していたようで。

良かった良かった。

でも、最後は「5万円の肉の領収書を三枝に渡して、お金を請求する」ってオチかと思ったんですけどね〜。

嶋田さんもそこまで鬼ではなかったようです。

 

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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★第6話の感想はこちら!

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