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「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」第6話 あらすじ&ネタバレ感想 ブラックな職場について考える

こんにちは!malcoです。

「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」第6話が放送されました。

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

ざっくりあらすじ

岡部(遠藤雄弥)の住所を三枝(山田裕貴)に調べさせた嶋田(藤原竜也)。岡部のマンションへ行くと、すでに引っ越していました。昨日引っ越したばかりだと聞いて、浅村(真木よう子)が岡部に忠告したのではないかと疑います。そして、また三枝に岡部の居場所を探すよう依頼します。

一方、1年生の教師・新津(須賀健太)は、同じ学年教師の古賀(児玉宣勝)と荒井(たくませいこ)に大量の仕事を押し付けられ、毎日のように残業をしていました。新津と同期で学生時代の同級生でもある柴田(泉澤祐希)は新津を心配し、古賀と荒井に「新津に仕事をふりすぎ」だと意見します。しかし、他学年のことに口を出さないという暗黙のルールがあるため、相手にされません。柴田は嶋田に相談しますが、嶋田は「教師の間で解決しろ」と全く取り合いません。

新津は古賀たちに仕事を押し付けられるだけでなく、イジメも受けていました。新津を気にかけた嶋田は、昼食中にも仕事をしている新津と話をします。新津は、小川(明日海りお)がいた頃は助けてもらっていたと話します。仕事を押し付けすぎな古賀たちに、自分でやるよう小川が注意していたのです。しかし小川の死後、新津は古賀からの仕事を断れず、残業を続けていたのでした。

ある日、新津は学校で片付かなかった仕事を持ち帰ります。その帰り道にひったくりに遭い、生徒たちの個人情報が入った資料を盗られてしまいます。

翌日、学校で騒ぎが起こります。新津がひったくられた荷物に入っていた生徒の個人情報がネットに流出したのです。なぜ仕事を持ち帰ったのかと責められる新津。新津と古賀で生徒宅へ謝りに行くよう校長(高橋克己)から指示されますが、古賀は全て新津に押し付けてどこかに行ってしまいます。それを見ていた柴田が一緒に行くことに。

各家庭に謝罪に回って、新津たちが学校に戻ってくると、古賀に「遅い、サボっていたのか」と責められます。そして「迷惑をかけた罰だ」と、また大量の仕事を押し付けられた新津は「もう疲れました」と呟き、「いなくなります。さようなら」と書かれたメモを残して職員室を飛び出し、屋上に上がっていきます。自殺するのではと新津を追いかける教師たち。

屋上では新津が今にも飛び降りようとしていました。それを止めようとする教師たちと、静観する嶋田。新津は、人間らしく生きたいのだと言います。「毎日残業で休日には部活、食事もゆっくりできない生活のどこが人間らしいのか」と訴えますが、校長は「限られた予算では人は増やせない」と突っぱねます。「結局、楽をしたいだけ。生徒に申し訳ないと思わないのか」と、教師達の苦労を認めようとしない校長。それを聞いた教師達は、一人、また一人と新津の周囲に集まります。そして校長に抗議をするように立ちはだかります。教師達の勢いに押された校長は、業務量を減らす方策を考えると約束するのでした。

そんな中、三枝が再び岡部の居場所を押さえ、嶋田に報告します。すぐに岡部に会いに行く嶋田。小川の事件のことを聞くと、岡部は事件があった日はフランスに行っていたと言います。嶋田は「お前が自転車のワイヤーを切ったんだろう」と責め立てますが、岡部はむしろ小川に感謝している様子。「普通は刑務所行きの所を、小川が間に入ってくれた」と話し…。

学校に戻った嶋田は、岡部と涌井(米倉れいあ)について何か隠していそうな浅村を問い詰めます。観念した浅村は、事件について語り出します。初めに涌井の異変に気がついたのは小川でした。涌井は何も話したがりませんが、ある日、美術室から涌井が叫んで飛び出してくるのを小川と浅村が目撃します。涌井は服がはだけ、アザができていました。岡部は涌井を暴行しようとしていたのです。小川と浅村は校長に報告し、事実を公表すべきだと訴えますが、調査をして内容が外部に漏れれば涌井がもっと傷つく可能性があり、涌井の親も大ごとにしたくないと言っているため、事件は秘密裏に処理されたのでした。その話を聞いて、小川が隠蔽に加担するなんて有り得ないと否定する嶋田。

しかしその夜。嶋田のスマホに、浅村が小川を脅迫しているような録音データが送られてきて…というストーリーです。 

   

★「青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー」は、作家・佐々木充郭さんによる小説「スクールポリス」が原案です。 

 

ネタバレ感想

教師の同士のいじめ問題だったのか、教師の職場環境問題だったのか…。

中途半端な展開になってしまった印象です。

仕事量が多いという話で落ち着かせるのなら、新津の背中を蹴ったり掃除させたりする古賀のいじめシーンはいらなかったような…。

さらに、今回は嶋田は必要なかったですよね。

あらすじを書いていたら嶋田の名前を出さなくても成立してしまって、ちょっと驚きました。

教師のいじめ問題に関しては、嶋田はほぼ何もしてないかな。

尽力したのは柴田であり、新津が「自分で断れるようになった」という結末でした。

残業問題に関しては、嶋田も言っていた通り学校が解決する問題であって、スクールポリスの出る幕ではなさそうです。

 

ブラックな職場について考える

仕事を押し付けられたり、残業が続いたり、仕事しながらご飯食べたり…というのは、自分が昔ブラックな職場にいた時のことを思い出しました。

そうなんですよね。 

人間らしい生活がしたい、という些細なことが叶わないんです。

過労死ラインという言葉は、私が働いている頃には聞いたことがありませんでした。

ちょっと気になったので自分の場合を計算してみたんですが、一番酷かった職場で9時出勤で夜中の12時から1、2時頃までは働いていたので、残業は少なく見積もって1日6時間。週休二日制だったので週の残業時間が30時間で、4週間で120時間でした。

もう、全然余裕でデッドラインを超えていましたよ(ー ー;)

その頃に、体が動かなくなって寝込んだことがあったんですが、ひょっとして危なかったのかもしれないな〜…と今さらながら怖くなりました。 

まさに、やりがいの搾取です。

好きで就いた職業だから「辞めたくない、諦めたくない」とか「成長したい」という気持ちがあったり、周囲への意地やプライドみたいなのもあったりして、抜け出せなかったりします。

そこでみんなが協力し合える職場ならいいのでしょうけど、みんな大変なので、出来れば他の人の仕事には関わりたくなかったり、自分の仕事が終わったら早く帰りたかったり。

みんなに心の余裕がなくなり、酷い場合は性格まで歪んでしまい、卑屈になったり攻撃的になったりします。

教師も「子ども達のため」というやりがいがあるから頑張っているとの事でしたが、中にはブラックな環境で働き続けることで歪んでしまう人も出てくるかもしれないワケで…。

そこに子どもを自分の通わせるのだ…と考えると、やはり学校にはホワイトな職場環境作りをお願いしたいものです´д` ;

 

さて、小川が亡くなった事件が少しずつ進展しています。

「ブレーキワイヤーを切った人物」が小川を殺した犯人になるのかな?

岡部は本当に知らないようでした。

さすがに浅村ではないと思うし…。

誰なのかはさっぱり分かりませんが、嶋田はそちらの事件で頭がいっぱいのようですね。

今回はさすがにやる気がなさすぎたな〜。

もうちょっと頑張って欲しい所です。

次回はそんな嶋田をサポートするために三枝がスクポリになるのだとか。

楽しみすぎる〜( ̄∀ ̄)

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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★第5話の感想はこちら!

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