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ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「対岸の家事」第6話 ネタバレ感想 時代が女性に求めるロールモデル

こんにちは!malcoです。

「対岸の家事」第6話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

詩穂(多部未華子)は、中谷(ディーン・フジオカ)に連れられて厚生労働省が主催する「仕事カムバックプロジェクト」にやってくる。厚労省では共働きを推奨しており、詩穂が美容師として働きていたことを知ると、手に職があるのにもったいないと言って、職場復帰を進める。これが元で、詩穂は復職したほうがいいのかと悩むことに。

一方、礼子(江口のりこ)は、新人研修で社内のロールモデルとなる人物の講演会を仕切ることになり、講演をしてくれる社員を探していた。そこで、営業時代の先輩・陽子に声をかける。陽子は社内で初めての女性管理職になった人物で、礼子の憧れの存在だった。陽子とは、礼子が産休を取ると報告して以来、距離ができて、なんとなく気まずい雰囲気になっていた。礼子が講演を依頼すると最初は断った陽子だったが、諦めない礼子にOKを出す。

しかし、上司からは、陽子が講演をすることをダメ出しされてしまう。陽子は結婚をしておらず、子育て経験もない。今の時代のロールモデルとして、ふさわしくないのだと言う。さらに、陽子はパワハラの疑いがかかり、子会社に出向になるという。代わりに礼子が講演をすることになる。

このことを、ビュッフェランチをしていた詩穂や中谷に愚痴る礼子。すると中谷は、これから入ってくる社員のためには礼子の方がふさわしいと言う。その意見に「ふさわしい」とは誰が決めるのかと疑問を抱く礼子。毎日タスクをこなしているだけの自分がロールモデルだとは思えない。そんな礼子に、詩穂は「ロールモデルという言い方で、誰かに役割を押してつけている」と話し始める。自分の選んだ人生を生きているだけなのに、ロールモデルにふさわしいとかふさわしくないとか、勝手に役割を押し付けるのはなんだか違うと言うのだ。

その話を聞いた礼子は、講演会で陽子の話をする。自分の憧れの存在で、自分にとってロールモデルだった。自分は陽子のようにはなれなかったが、誰かから押し付けられるのではなく、自分だけのロールモデルを見つけてほしいと、新入社員に語るのだった。

講演を終えた礼子は出向先に向かう陽子を見送る。礼子の結婚も出産も心から祝えなかったという。可愛がっていた後輩が、自分とは違う道を行くのが寂しかったのだ。しかし「今なら心からおめでとうと言える」と礼子にエールを送り、陽子は去っていった。

 

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ネタバレ感想

なんだか切ないお話でした。

仕事を一番に考えて、ビシバシ自分を鍛えて、男性に負けないように頑張ってきて。

その末にパワハラで出向かぁ。

時代なんてクソくらえと思っちゃったな〜。

陽子を出向にした男性社員たちは、パワハラもセクハラもしてないのかな。

陽子が時代に乗り遅れただけってことなのか。

でも、陽子のことを「結婚も子育てもしてないからダメ」なんて言うのも、ハラスメント疑惑だと思うけど。

陽子のような年代の女性たちは、まだまだ女性の社会進出もままならない中で、パワハラにもセクハラにも耐えながら頑張ってきたんだと思うんですよ。

そうやって活路を見出してきたのに、こんな仕打ち。

あんまりです。

でも、そんな苦労なんて、今の若い子たちには関係ないって言われるんだろうな。

世の中の無情さに打ちひしがれてしまいました。

それに、礼子をロールモデルとして推した上司は、新入社員に対して「みんなもこうなれよ」って言ってるようなもんで。

ロールモデルなんて、型にはめたい側に体よく使われてるだけの言葉なのかもしれません。

専業主婦に対しては「お荷物だ」とか「化石だ」とか「男性に甘えている」などの意見が出た一方で、陽子のような仕事一筋で生きてきた女性に対しては「時代遅れ」とか「子育てしてないからダメ」とか言って。

なんというか、ストライクゾーンが狭いですよね。

専業主婦もダメ、仕事一筋でもダメ。

女性は働いて子どもも産んで、家事育児と仕事を両立しろと。

これが、時代が女性に求めているロールモデルってことかな。

同時に、これまで仕事ができてこそ一人前だった男性のロールモデルも、中谷のように仕事と家事育児の両立という方向に変わっていくのかもしれません。

ドラマとしては「それぞれのロールモデルを見つければいい」という漠然とした結論でしたが。

少子化を食い止めるためには子どもを産まないといけないし、人口減少と不景気で働き手も欲しいって世の中じゃ、ますます子育てと仕事の両立が必須になっていきそうです。

礼子の演説ではビジョンが見えなかったんだけど。

どうなるのかなぁ…日本。

家事育児と仕事の両立ができる、器用な人しか生き残れない世の中になるんだろうか。

息が詰まりそうな時代になりました(ー ー;)

 

次回は長野家の転勤問題かな。

量平(川西賢志郎)が転勤になったようだけど。

すでにワンオペ状態なんだから、単身赴任でいいと思います。

それから坂上さん(田中美佐子)の認知症問題も。

こちらは心配ですね。

認知症患者は急増中ですから。他人事じゃありません。

日本の課題が山積みなドラマですね´д` ;

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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