こんにちは!malcoです。
「対岸の家事」第4話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
苺(永井花奈)が風邪をひいたため、詩穂(多部未華子)はかかりつけ医の蔦村医院を訪れる。蔦村医院では院長が入院しており、若先生(朝井大智)が小児科と内科を受け持っていた。常連患者たちは、若先生の妻・晶子(田辺桃子)が孫を産めば院長も元気になるだろうと話し、受付で働く晶子に「子作りプレッシャー」を与える。晶子は笑顔で応えながらも、さまざまな事に口出ししてくる常連患者たちに頭を悩ませていた。詩穂は、そんな晶子の苦しい胸の内を聞く。晶子は、保育士の仕事に未練を感じているようだ。
そんな中、婦人科に検診で訪れた詩穂は、晶子にばったり出くわす。晶子は不妊治療をしていたのだ。このことは内緒にしてほしいと頼まれる詩穂。晶子は義母からも子どもを期待されていたのだった。
不妊治療の話を内緒するよう詩穂に頼んだ晶子だったが、ある日、患者から「妊活してるんでしょ」と言われ、驚く。たまたま近所の常連患者が婦人科で晶子を見かけたのが原因だが、晶子は詩穂が漏らしたのかと疑ってしまう。
一方、詩穂は礼子(江口のりこ)から、晶子が妊活をしていると噂になっていると聞いて驚く。ママ友たちが話していたという。晶子に弁解して誤解を解こうと考えていた詩穂だったが、妊活をしている晶子にとって、詩穂は「持てる者」であり、安易に言葉をかけると逆に傷付けてしまうのではと忠告する礼子。
後日、詩穂は苺の再診で蔦村医院を訪れる。すると、晶子が常連患者たちに囲まれて妊活のことを詮索されていた。動揺している晶子を見た詩穂は、晶子を医院から連れ出す。そのままバスに乗り、医院を離れていく。バスの中で詩穂は、逃げてもいいのだと晶子に話す。詩穂自身にも逃げた過去があった。母が亡くなり、家事を一手に引き受けていた詩穂は、このままでは自分の人生が犠牲になると感じ、高校卒業と同時に父を捨てて家を出たのだった。詩穂は晶子に、もっと自由でいいのだと話す。
詩穂の話を聞いて心が軽くなった晶子は、蔦村医院に戻って、自分のやりたいことは子作りではなく、保育士としての経験を活かして医院の役に立つことなのだと本音をぶつけるのだった。
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ネタバレ感想
子作りプレッシャーのお話でした。
下世話なおばさんたち〜。ムカつく〜。
義母はまだしも、あの常連患者たちの干渉具合は酷過ぎましたね。
晶子は本当に気の毒でした。
コーヒー飲むなとか、ヒール履くなとか、余計なお世話。
スーパーでおばさんたちを見つけて、カゴの中身にケチつけてやればいいのにと思いました。
こんなの食べたら血糖値がとか、コレステロールがとか、肥満になるぞとか。
逆にカゴの中を覗き返されて、ある事ない事噂を流されそうだけど(ー ー;)
同じ街に住んでいるので、どこでいつ誰に見られているか分からないのが怖いですね。
あんな風に監視されて噂を流されたら、外出恐怖症になるレベル。
それなのに、近所の婦人科に妊活に行くのはどうかと思いますけどね。
どんなに遠くても、絶対に知り合いのいない地域の病院に行くべきなんだけど。
義実家が医者なので付き合いとかありそうですね。
そういうのも含めて、ホント大変そうだな〜。
どんなに金持ちでも玉の輿でも、あんな規制の厳しい家に嫁ぐのはゴメンだなと感じます。
礼子も災難でしたね。
不用意に同僚に子育てについて話したばかりに、陰口を叩かれてしまって。
結婚も出産もしていない同僚にとっては礼子が「持てる者」で、毎日仕事に子育てに家事にと時間に追われる礼子にとっては同僚が「持てる者」というのが面白かったです。
無い物ねだりですね。
何かを得れば、何かが犠牲になるのが世の常ですから。
どちらを選ぶかは自分次第なわけですが。
中には自分で選べない場合もあるってのが、今回のポイントかな。
これまでは「専業主婦を選んだ詩穂」や「仕事と家庭の両立を選んだ礼子」の「自分で選んだんだから頑張らないと」という視点が描かれていましたが、今回は「自分で選べない人」の立場も描かれていました。
詩穂は父親に会おうと思えば会えるけど、虎朗はどんなに頑張ってももう会えない。だから、実家に帰った話を聞くと自慢に感じてしまう。
つまり、礼子の同僚も、結婚や出産を「したいけど出来ない」ってことかな〜。
それにしたって、あんな風に陰口言わなくてもな〜。
会社で迂闊な話はできませんね。
そこでどんな妬みを買うかと考えると、恐ろしいです。
その点、今回クローズアップされた晶子は、どっちの立場なのかよく分かりませんでした。
子どもが欲しかったのか、それとも、べつに欲しいわけじゃないのに、周りのプレッシャーに負けていただけなのか。
子どもはまだ先でいいと言っていたのが本音かな〜。
それなら、詩穂を「持てる者」と思っていたかは疑問だなと思いました。
礼子の言うようには見ていなかったのかもしれません。
最後は、詩穂が晶子を連れ出してしまい、かなり突発的な逃避行でした。
バスの中で笑い合うところまでは良かったけれど、突然「この後どうしよう」となるのが、なんだかリアルでした。
「あなたは自由よ。困るのは向こうよ」って。
旦那とか今の生活とか、捨てる覚悟をする間もなく連れ出されて、突然そんなこと言われてもな〜。
今回の解決策は、なかなか無責任だったなと思います。
でも、ちゃんと自分の気持ちを伝えられるようになって良かったですね。
相手に悪気がないからこそ、ちゃんと言わないと分からないこともあると思います。
まぁ、あのおばさんたちに本当に悪気がなかったのかどうか…微妙なところですけどね。
次回は、村上家、長野家、中谷家でグランピングに行くようです。
ついに礼子の夫が登場!
どんなやつなのか楽しみです。
そして、また中谷(ディーン・フジオカ)が余計な価値観を押し付けてくるようです。
中谷って、けっこうトラブルメーカーですよね。
詩穂もハッキリと自分とは考え方が違うと言っているのに、なかなか分かってくれないようです。
それでも付き合いが続いているのが不思議。
次回はどんなトラブルを起こしてくれるのか、こちらも楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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