こんにちは!malcoです。
「リバーサルオーケストラ」第1話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
観ようかどうしようか迷っていたドラマでしたが、思ったよりもおもしろく、抵抗感なく観られました。
何に抵抗があったかって、実は私、バイオリンの音が苦手で。
「G線上のあなたと私」の時も迷いつつ、観てみたら意外と抵抗なく視聴できたので、今回も取り敢えず観てみたんですが、音楽っていいなと思えました。
私はバイオリンの音を素敵だと思って聴くことがかなり少ないんですけど、後半の「ウィリアムテル序曲」は良かったなぁ。
フルートが入ってきた時の音の重なりが最高でした。
ああやって、音が少しずつ重なってどんどん複雑になっていくのって、やっぱり一人で音楽をやっていたんじゃ出来ないことなので、見ていてすごく楽しそうだと感じました。
さて、初回は崖っぷちのポンコツオーケストラに、市長の力技で世界的なマエストロがやって来て、表舞台から姿を消した天才バイオリニストを力尽くで楽団に入れてしまうというお話でした。
この力技なところにコメディ感が満載でした。
小野田(岡部たかし)が初音(門脇麦)のことを調べ上げてたのが怖かったです。
玉響の事務局長って役職のようですが。彼は役所の職員なんだろうか…。
役所の職員って、市民の個人情報を見放題で調べ放題?
だから調べられたんだろうか…。
そんな恐怖に襲われるシーンでした(ー ー;)
マエストロである朝陽(田中圭)の高圧的な物言いには、ものすごくムカつきました。
なんだか常に怒っている印象。
玉響の皆さんを罵倒する姿を見て、そんなに言わなくてもいいんじゃない?と。
思っていたのだけれど。
朝陽の「ここはサークルじゃない!」って言葉に驚きました。
え?趣味の集まりじゃないの?
「みなさんは一応現時点ではかろうじてプロオケの団員です」
は?プロ?
プロなの?
さっきのって、プロの演奏だったの?
いや〜ビックリでした。
嫌なヤツだと思ってたマエストロの方が正しかった^^;
特に序盤に出てきた演奏会は、わざわざお金を出して聴くような演奏ではなかったですね。
TVerで、あの演奏会のシーンを見返してみたんですけど、会場前のポスターに密かに「大人500円、子ども無料」って書いてありました。
大人が一人500円で、観客よりも演奏者の数の方が多いって。
赤字にも程がある…。
そういえばプロのオーケストラの人たちって、どこからお給料をもらってるんだろうと疑問に思ったので、調べてみました。
プロオーケストラの運営費は、講演会の収入にプラスして、企業、自治体や国、民間の支援によって成り立っているようです。
大企業を経営母体として持つ楽団は支援額が大きいので安定しているようですが、一般には自主運営のオーケストラが多く、資金繰りが大変なようです。
試しに広島交響楽団のHPを見たのですが、HPの中に「ご支援」というページがあり、個人や法人が会費を払って楽団の事業を支援する代わりに、様々な特典が受けられるという制度があるようです。
他のオーケストラのHPにも同じようなページが設けてありました。
民間の支援にプラスして、自治体や文化庁から補助を受けている楽団が多いようで、中には事業費の50%以上を地方自治体や文化庁からの支援で賄っているという楽団もあるそうです。
本作の「玉響」は役所がガッツリ絡んでいるため、自治体がかなり援助しているタイプかなと推測されますね。
そんな事情を知ってしまうと、玉響の皆さんのやる気のなさには、ちょっとガッカリ…。
支援してくれてる人たちが見たら、もうや〜めたってなっちゃうよ?
とはいえ、今回いろいろ調べてみて知ったのですが、オーケストラの運営にはかなりお金がかかるようで、楽団員の方も大変なようです。
楽団員の給料は楽団によって幅があり、有名なオーケストラでは年収1000万円を超えるところもありますが、低いところは200万円程度ってところもあるようです。
次回予告では、フルートの蒼(坂東龍汰)が「食ってけないんですよ、こんなオケじゃ」なんて言ってましたね。
次回はそこら辺の事情も出てくるのかな。
果たして、蒼くんのお給料はいくらなのか。
ちょっと楽しみ〜( ̄∀ ̄)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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