こんにちは！malcoです。
「未来への１０カウント」第９話（最終回）が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★公式HPはこちら！
★前回の感想はこちら！
ネタバレ感想
今回は、松高ボクシング部のインターハイ予選の様子と、焼き鳥屋とボクシング部コーチと非常勤講師全部やると決めた桐沢（木村拓哉）の奮闘が描かれました。
なんだか、全体的にふわっとしてましたね。
悪く言えば中途半端かな。
ハッピーエンドだったのは良かったんですけどね。
最終回ならではの部員へのメッセージが、正直なところ長すぎました。
全員をリングに上げ始めたあたりで、まだあるんかい…って思っちゃった。
原因は、そんなに長いメッセージを聞けるほど、部員たちへの愛着を持てなかったからだと思われます。
部員たちのエピソードが過去にしっかり描かれていたら、もっと感動できたんだろうと思います。
天津くん（阿久津仁愛）と森くん（大朏岳優）あたりは、どんな人だったっけ？って感じで。
最後にメッセージを送るのであれば、もうちょっと焦点を当ててあげてほしかったですね。
やはり部員たちの成長の描き方がザックリすぎたのが、最後まで足を引っ張った印象になりました。
LOOKIESやノーサイドゲームみたいなスポ根ドラマの人気作品は、選手たちのキャラが立ってますよね。
選手たちと一緒に笑ったり腹が立ったり共感できて、時間を共有できたような感覚になれるし。
だからドラマの中での勝敗に、一喜一憂できるんだと思います。
本作では、それが少なかったのが残念。
不撓不屈の精神を、打たれても立ち上がるボクシングを題材に描こうとしたのは、本当にカッコいいと思うんですけど。
ボクシングシーンは迫力があって、本当に最高だったんですけど。
恋愛とか校長（内田有紀）の親子問題とか、いろんな方面に手を出しすぎて、大事な部分が描ききれず、中途半端になってしまったなと思います。
恋愛面では、桐山と折原先生（満島ひかり）がくっついたのは意外でした。
なんだかんだで「くっつきそう」くらいの曖昧な関係で終わると予想していました。
結婚指輪で二人の結末を見せる演出が素敵でした。
指輪がまたオシャレだしさ。
二人の結婚は、圭太（川原瑛都）の活躍のおかげかな。
校長室に乗り込んだ圭太が、めっちゃ可愛かった〜。
これまでもずっと可愛かったんですけどね。
今回は最終回にふさわしい活躍ぶりでした。
で、最終回になってやっと、圭太役の子がコタローくんだと気がつきました。
どっかで見たことあるな〜と思いながら、今まで分かりませんでした(ｰ ｰ;)
殿様言葉じゃないからさ…(ｰ ｰ;)
そういえば、桐沢と折原先生のお弁当エピソードが謎でした。
桐沢がお弁当食べてたのって、わりと前半でしたよね。
焼き鳥屋が再開したあたり。
その少し後に校長が「インターハイ予選まであと１０ヶ月」と言ってました。
で、桐沢が折原先生を呼び出してお弁当のお礼を言ったのが、インターハイ本戦のちょっと前。
え？１年近く前のお弁当のお礼を、今？と思ったり。
折原先生が「明日からは、だし巻きにしますね」と言っていたので、え？「明日からは」ってことは今までずっと作ってたの？と思ったり。
あれは、どういうことだったんでしょうか。
見返してみたけど、よく分かりませんでした。
いろいろ不満も残りましたが、これまでボクシングに注目したことがなった私にとっては、とても興味深い作品でした。
ボクシングシーンは大満足の迫力でした。
演技とはいえキャストの皆さんは危険を伴っただろうに、素晴らしいシーンを見せていただけて、本当に感謝です。
しかし、演技だから見られるんだな、とも思いました。
あれが本当に本気で殴り合ってるのだとしたら、痛すぎて直視できないかも…。
しかし、いつかボクシングの試合をテレビでしていたら、ちょっと見てみようかなと思えるくらいにはなりました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ブログ村のランキングに参加しています。
ポチッと、応援していただけると嬉しいです(´∀｀)
