こんにちは!malcoです。
「危険なビーナス」第4話 が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
百合華(堀田真由)から祥子(安蘭けい)が失踪したと相談を受けた伯朗(妻夫木聡)は、支倉家を訪ねます。
祥子に何が起きたのかを知るため、まず祥子の部屋を探った伯朗は、高血圧を抑える薬と祥子宛の手紙を見つけました。手紙の内容は「あなたの夫は信用できますか? あなたは夫に殺される」という不穏なものでした。
次に隆司の部屋を探った伯朗は、引き出しの中から昇圧剤を発見します。そこで隆司が帰って来て、伯朗は支倉家を追い出されます。
祥子の失踪には隆司が関わっているかもしれないと考えた伯朗と楓(吉高由里子)は、隆司が経営する矢神園を張り込みます。矢神園から自転車で出て来た隆司の後をつけると、ある一軒の家に辿り着きました。家に入っていく隆司。伯朗と楓がこっそり中を覗くと、そこには隆司と親密にしている杏里(福田麻貴)の姿が。杏里は隆司の愛人だったのです。
浮気をしているだけでなく、高血圧の症状がある祥子を隆司が昇圧剤を使って殺害しようと企んでいる事も見抜いていた伯朗は、その事を隆司本人に突き付けます。隆司は、浮気がバレて矢神園を祥子に奪われる事を恐れているようでした。浮気の事を黙っている代わりに、真実を話すよう隆司を説得すると、勇磨と佐代が祥子を恨んでいたと答えました。
そんな中、矢神家から親族会の緊急招集がかかり、伯朗と楓は一緒に矢神家を訪れます。
そこで話されたのは、隆司の不貞行為についてでした。勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)が、隆司の浮気を調査して波恵(戸田恵子)に暴露していたのでした。矢神園の経営を隆司に任せ良いのかと、波恵に問いかける勇磨と佐代。祥子の失踪についても、隆司が殺したのではないかと疑います。
それを聞いて泣きそうになっている百合華に気付いた伯朗は、親族が行方不明なのに心配もせずに罵り合う勇磨や隆司を叱責します。
それを聞いた波恵がドアの向こうに声をかけると、そこから祥子が現れて…というストーリーです。
4話で分かった事まとめ
・祥子の失踪は自作自演で、実は実家(矢神家)にいた
・隆司は杏里と浮気をしていた。バレたら祥子を殺そうと準備をしていた
・祥子は君津(結木滉星)と浮気をしている
君津と杏里を取り込んで、康治(栗原英雄)を殺す計画を立てている
祥子は杏里と君津をうまく取り込んだようです。でも、君津はいつでも裏切りそうな感じがします。杏里も脅されているだけで仲間というわけではないので同じですね。
解明されていない謎・新しい謎
①明人(染谷将太)はなぜ失踪したのか
今回は、ほぼ何も解明されませんでした。そして新しい謎も出ませんでした。
少し気になったのは、百合華と楓の「明人が言っていた伯朗の印象」についてですね。
↓百合華のセリフの全文です。
「心の真っ直ぐな人だ。嘘がつけなくて曲がったことが大嫌い。駆け引きも苦手。だけど兄貴は真っ直ぐで温かい。自分を犠牲にしてでもみんなに幸せになってもらいたいと考えるほどだ」
楓のセリフは、百合華のそれとほぼ同じでした。一致しすぎていて、むしろ気味が悪かったです。ひょっとして楓は伯朗を盗聴しているのかな?
ネタバレ感想
今回は明人が出てくるのかと思っていたのに、結局見つかりませんでした。なんじゃそりゃ。
伯朗の妄想は視聴者に期待させて煽るためのものなのか。だとしたら何だか卑怯な気が…。
あくまで「伯朗の下心」としておもしろく見せるだけなら、妄想シーンも割と好きなんですけど。視聴者離れを防ぎたいという「制作側の下心」が感じられて、ちょっと嫌だな。
そして祥子の失踪も明人の失踪とは何の関係もなく、プチ家出でした。
今回も伯朗が矢神家の人間に振り回されて騙されただけで、何の進展もなく…。
やる気あんのか、このドラマ。
あ。いやいや、つい本音が…すみません( ̄◇ ̄;)
ラストの祥子は怖かったですね。
伯朗と和解したと見せかけての「あんなクソ夫」というセリフで、矢神家の人たちは本当に心根が腐ってるんだなと痛感。逆に感心するわ。
伯朗も百合華のことを思ってなのか、お人好しな嘘をつきましたが、全然種類が違いますもんね。
祥子といい、勇磨といい、息をするように人を騙せる一族。DNAなのかな。
遺産のためなら伯朗に頭も下げるし、クズ夫ともやり直せるし、康治も殺せる…。
なんだろう。
遺産ってなんだろう。
そこまでして手に入れたいものってなんだろう。
お金が欲しいのかな。でも既に儲かってそうだし、豪邸にも住んでるし。
これ以上、何がいるんだろう。
お金じゃなくて、嫌いな親族の泣きっ面が見たいだけなのかな。そんなに親族が嫌いなんだったら会わなきゃいいのにね。
うーん…。
考えずにはいられないドラマです。
ええと、次こそストーリーが進んでくれるんでしょうか。
「東野圭吾原作」という売り文句に期待したがために、このフラフラとしたストーリー展開に失望しつつある視聴者は多いでしょう。そろそろ本気出さないと、いい加減やばいですよ。
次回は開かずの間を開けようと、波恵が言い出すようです。そんで康治の命が狙われる?
てか、牧雄はどうなったん?
まだ生きてるの?みんな忘れてない?
誰か、ちゃんとお見舞い行ってる〜?!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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