こんにちは！malcoです。
「嘘解きレトリック」第７話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら！
ざっくりあらすじ
馨（味方良介）が駅でスリや置き引きの注意喚起をしていると、スリの被害に遭った婦人に出会った。婦人は、遠方に住む娘のお産に駆けつけようとしていたが、財布を盗まれて電車に乗れなくなってしまったという。馨は婦人にお金を貸して、連絡先を渡した。その話を聞いた左右馬（鈴鹿央士）と鹿乃子（松本穂香）は、寸借詐欺に遭ったのではないかと疑うが、馨は婦人を疑う様子はなかった。
そんな中、くら田では注文した弁当の数を巡って逹造（大倉孝二）と六平（今野浩喜）が喧嘩をしていた。六平が注文したのは十三折。書付に書いて紙をヨシ江（磯山さやか）に渡したという。逹造もヨシ江も、六平が「十三折」と言うのを聞いていた。しかし、後で書付を見ると廿三折になっていたという。聞き間違いかと思い、逹造は廿三折の弁当を用意した。
逹造は「どちらが嘘をついてるのか見極めてほしい」と左右馬に依頼する。左右馬と鹿乃子が関係者から話を聞いた結果、誰も嘘をついていないことが判明。鹿乃子は「嘘が聞こえなくなってしまったのか」と不安になる。嘘が聞こえない人は、どうやって他人の言葉を信じているのか。その不安を左右馬に打ち明けると、「まず何かを信じて、傷つくのを覚悟で飛び込んでみるしかない」とアドバイスされる。それを聞いた鹿乃子は、馨からお金を借りた婦人が詐欺師なのかそうではないのか、調べてみたいと言い出す。
かくして、鹿乃子は寸借詐欺を、左右馬はくら田の事件を調査することに。左右馬は書付の用紙を借りてきて、数字が変わってしまったことについて、さまざまな可能性を模索する。
鹿乃子は駅で聞き込みをする。途中、本物の寸借詐欺に遭いかけ、詐欺をする女性の嘘が聞こえる鹿乃子。聞き込みの成果は得られなかったが、その姿を見つけた馨は鹿乃子に感謝する。
一方、左右馬はくら田の書付の謎を解いていた。くら田に関係者を集めた左右馬は、説明を始める。
六郎は十三折と確かに書いた。書いたのが万年筆だったため、インクが乾いていなかった。その紙を二つに折りたたんだため、十の部分に別の字のインクが付き、廿になってしまったのだ。誰も嘘をついていなかったという結果に、皆から仲直りをさせられる逹造と六平。左右馬は余った弁当を報酬として持ち帰る。
二人が事務所で弁当を食べていると、馨がすごい勢いで飛び込んできた。金を貸した婦人から書留が来たのだ。中には現金と手紙が入っていたと大喜びするのであった。
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ネタバレ感想
面白いお話でしたね。
「廿」の文字の不自然さに気づいて欲しかったけど^^;
逹造も六郎も怒りすぎだし。
店主不機嫌の為、本日休業し〼って。どんな店よ。笑
今回は、信じるか信じないか、どうやって人を信じればいいのか。それがテーマになっているお話でした。
「誰かを疑う」というのは、その人を傷つける可能性があるんだと、忘れてはいけないですね。
なのに、逹造はヨシ江のことまで疑ってしまって。
やりすぎでした。
でも、信じるって難しいですよね。
自分の気持ちが素直で前向きな時はすんなり信じられるけど、トゲトゲしてたり後ろ向きな時は信じられない。
そういうことってあります。
そんな時に、言葉や態度に出してしまうと、相手との関係性にヒビが入ってしまう。
人間関係って、生モノだな〜と感じますね。
「信じてくれる人に見合った人間でいたい」というのは、素敵な考え方だなと思いました。
そう思える人が周囲にいることが幸せだし、そう思っている人がたくさんいればいるほど、社会は幸福なんだろうと。そう感じました。
信じられる人が周りにたくさんいることで、自分も人から信頼される人になろうと思えるんだけど、周囲に人を騙すような人間がたくさんいる環境だと、自分は誰も信じられなくなるだろうし、誰かを騙す人間になってしまうでしょう。
今回の寸借詐欺の一件がそうでした。
寸借詐欺が増えて、人から話しかけられるだけで疑い、怯える人が出てしまう。
本当に困っている人がいても、信じて助けてあげられない世の中なんて、寂しすぎるなぁ。
かと言って、誰かを信じて裏切られるのは嫌だし、騙されるのも嫌。
だから疑ってしまう。
やっぱり人を信じるって難しいです。
そんな中で、婦人を信じてお金を貸した馨。
書留を見せにきた時の喜びようが、面白すぎました。
「わざわざそれを自慢しにきたのか？」
「うん！」
なんという、かわいい返事(´∀｀)
かわいいといえば、今回はイナリもいっぱい出てくれて。可愛かったな〜。
あ〜。もふもふしたい。
次回は千代が依頼を持ってくるようです。
また張り切ってクビを突っ込んできそう。
楽しみです(￣∀￣)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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