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「MIU404」第9話 感想 間に合うために作動したスイッチと、スルーされたスイッチ

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こんにちは!malcoです。

 

「MIU404」第9話が放送されました。 

ボディわんこです!

ボディがわんこでどうする。ガード残せ。

ガードわんこです! 

ガード=警護、わんこ=犬。

警護する犬=番犬。

なるほど。

変換に時間がかかってしまった…(゚ω゚) 

 

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

 

ざっくりあらすじ

桔梗(麻生久美子)の家に盗聴器を仕掛けたのが、エトリと繋がりのある辰井組だと分かりました。

これを機に辰井組の関係各所への一斉ガサ入れを決行する事が決まりました。4機捜も参加する事に。

そんな中、成川(鈴鹿央士)が辰井組の事務所に出入りしているという情報が入り、九重(岡田健史)は自分が捕まえられなかったせいだと責任を感じていました。

一方、成川は一千万円の賞金が掛けられている羽野麦(黒川智花)を探していました。ナウチューバー特派員RECに捜索を依頼し、SNSの情報を使って羽野麦と桔梗の息子・ゆたか(番家天崇)の居場所を突き止めます。

成川は、羽野麦との面識があったことから、偶然を装って近づき…というストーリーです。

 

ネタバレ感想

スルーされていくスイッチ

「いつなら間に合った?ガマさん止められた?」

この悲しいセリフを受けての、今回の展開だったなと思います。

まさに「間に合うためのスイッチ」がテーマでした。

伊吹の「俺は許さない」というセリフには、ヒヤリとさせられましたが。

 

「機捜は誰かが最悪の事態になる前に止められる。ちょーいー仕事じゃーん( ´∀`)b」

この回想シーンが懐かしくて。つい2ヶ月前の事なのに、もうずいぶん前のように感じました。

志摩(星野源)はあの言葉に感動していたんですね。あの瞬間から、伊吹(綾野剛)を見る目が変わったのかも。

伊吹といれば取り戻せるかもしれない。これまで助けられなかった分も救えるかもしれないと。元相棒の件も含めて。

この場合、助けるのは被害者だけではなく、加害者になり得る人物も含めた「誰かの人生」という意味でしょう。

 

 

ハムちゃんがエトリに捕まるまでの間に、チャンスは何度かありました。

特派員REC(渡邊圭祐)がハムちゃんを盗撮していた時、もっと怪しんで伊吹が画像を見ていたら。

ハムちゃんの事情聴取の帰り、伊吹が成川より早く迎えに来ていたら。

志摩と伊吹がメロンパン号の後ろにいた成川に気づいていたら。

桔梗がハムちゃんのLINEを見ていたら。もしくは、もっと突っ込んで事情を聞いていたら。

成川の連絡とガサ入れの日程が被っていなかったら。

いくつもあったスイッチをスルーしていく様子が描かれ、方向転換させる事ができないまま、ハムちゃんはエトリに捕まってしまいました。

そういう、自分たちでは気づき得ない何かを少しずつ見落としながら、私たちは生きてるのかな〜と、そんな事を考えさせられました。

 

「間に合う」ためのスイッチ

まずは、桔梗がガサ入れの時に「あくまで4機捜はエトリを追う」と、信念を曲げなかった所で方向転換されました。

ガサ入れ以降のシーンは迫力がありましたね。

辰川組に入っていく陣馬(橋本じゅん)の顔がヤバイ…( ̄▽ ̄;)

そして九重は、パソコンからハムちゃんとゆたかの写真を見つけて大手柄でした。

これも大きく転換するスイッチになりました。

 

その後のサワベという組員を追うところからの志摩と伊吹が素晴らしかったです。

伊吹は迷いなく二階から飛ぶし。こういうところが好き。

一旦止まって「はぁっ?」って叫ぶ志摩もね( ´∀`)

直感で動く伊吹と、理性的に考える志摩と。

2人がうまく噛み合って、ものすごいコンビーネーションの良さを発揮しました。

信頼しあってるのも伝わってきましたね。いろいろあったからな〜。

若干、志摩が伊吹を操ってる感もあったかな…。

暴走する伊吹を止める志摩もおもしろかったです。猛獣使いのようでした(^◇^;)

 

ハムちゃんと成川がいたのは井戸の中でした。

スルーしたスイッチもたくさんあったけど、最後まで諦めなかった全員が「間に合うためのスイッチ」になっていたと思います。

成川が自分のせいだと思って、ハムちゃんを助けようと頑張ったことも。

少ないヒントから場所を割り出した伊吹と桔梗も。

伊吹の野生的な聴覚も。

どれが欠けても間に合わなかったかもしれません。

 

ハムちゃんを助けて「間に合った」と志摩と伊吹が抱き合うシーンは、泣けたなぁ。

九重が成川を助けたシーンも、罪を告白しようとする成川に「全部聞く」って言ったのも。

九重は本当に成長しました。

お母さんでさえ、息子を諦めて探す気がなかったのに。

以前、成川のパチンコ玉を落としてしまった九重でしたが、今回は拾う事ができたようで、本当に良かったです。

利用してさっさと見捨てる久住のような大人、ハムちゃんのように話を聞いて力になろうとしてくれる大人。九重のように必死で助けてくれる大人。

良い大人と悪い大人、同時に出会えたこの経験が、成川の今後の人生の糧になってくれればいいですね。

それにしても、成川は救急車じゃなくてパトカーなんだね…。大丈夫?

 

正体不明の人物たち

まずは特派員REC。部屋には、複数のパソコンがありました。アカウントもいっぱい持っているようです。

本当にただのナウチューバーなんでしょうか?

あんなにパソコンいる?

本名は分かりましたね。児島弓快という珍しい名前でした。

 

そして、クズを見捨てるクズミ(菅田将暉)。偽名なのか、上手いこと言っただけなのか…。

写真に写らないようスマホケースに細工がしてあったって事は、写真撮られたらマズいって思ってるようです。

エトリとの関係も謎ですね。

エトのことを「ボスザル」と言ってたのが、少し馬鹿にしているように感じました。

さらに、ランキングがナイトクローラーチャンネルの上にあった「大草原」を消滅させた久住の友達って…一体何者?

あとは、以前久住の話に出てきた「浜田さん」も気になるところです。

  

最大の謎だと思われていた「エトリ」が登場したと思ったら、まさかの速攻死亡。

えーーーっΣ(゚д゚lll)

確かに捕まるの早過ぎだとは思ったんだけど。まさか殺されるとは。

ラスボスだと思っていたのに、全然違ってました。

犯人は久住。

「おまわりワンワンを〜…バーン!」ってゲーム感覚でやってる感じが、恐ろしかったです。さすが菅田将暉さん。こういう役が上手です。

久住はなぜエトリを殺す必要があったのか。

エトリが警察に捕まると、久住にとって何か不都合な事情があったんでしょうね。喋られたらまずい事とか。

ラスボスは久住なのか…。

それとも、まだ何かあるのかな…。

ともかく次回も楽しみです( ´∀`)

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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