こんにちは!malcoです。
今日は、剣道のちょっと驚いた事と疑問に思った話をしようと思います。
全剣連のマスコットキャラ「ぶしし」
剣道には「全日本剣道連盟」(以下、全剣連)という団体があります。
数ヶ月前に知ったのですが、この全剣連にはマスコットキャラクターがいるのです。
本日(11月9日)午前9時より、全剣連オンラインショップで販売を開始した「ぶしし」ぬいぐるみは完売いたしました。お買い求めいただきありがとうございました。次回、再販の目途が立ちましたらお知らせいたします。 #ぶしし #bushishi #剣道 #kendo pic.twitter.com/UchE2Cvxxf
— 全日本剣道連盟 (@ajkendof) 2020年11月9日
めちゃかわいくないですか?
この太々しい顔がなんとも言えません。
全剣連は、こんなかわいいキャラを作って一体どうしようと言うのか…。
そしてこのゆるさ…。
「ゆるさ」とは無縁の剣道の世界に、こんなにゆるいキャラが存在するなんて…驚きです。
ゆるキャラと呼びたいところですが、着ぐるみ化されてないと「ゆるキャラ」とは呼べないようなので、ここは敢えて「ゆるいキャラ」と言わせていただきましょう。
さすがに剣道の試合などで、ぶししの着ぐるみが登場することはないでしょう…たぶん。
ちなみにぶししはライオンです。武士と獅子を掛けてるんですね。
ぶししが誕生したのは2017年11月3日なので、もう3年も前。
私が知ったのはこの夏です。
もう4年以上も長男が剣道をしているのに…全然知らなかった…。
ぶししグッズが欲しいんです。
ぶししグッズがいろいろ出てるんですが、ぬいぐるみが一番かわいいです。何度か発売していますが、すぐに完売するようです。
他にもTシャツやらクリアファイルやらあります。
気になる方は、全剣連のオンラインショップから購入できますよ。
ぶししグッズの中で、私が一番疑問に思ったのが、面タオル。
面タオルとは、面の下に着ける手拭いの事です。
ぶししの面タオルは、ぶししのイラストが一色刷りでプリントされていて、オシャレでかわいいんです。正直ほしいです。私が使うわけじゃないけど。
しかし。
剣道で使う面タオルは、大抵は何か文字が書かれています。稽古や試合で自分に気合を入れたり落ち着いたりするための言葉です。
例えば「平常心」「一心不乱」「不動心」とか、そういう精神の鍛錬につながるようなちょっと難しい熟語が多いです。
トンボや桜などの柄ものの面タオルを使用している人もたまに見かけますが、キャラクターものの面タオルなんて見た事がないです。
おそらく、うちの道場でそんなかわいい面タオルを持っていったら、先生から注意を受けるでしょう。
以前、なぜかベートーヴェンの絵が描かれた手ぬぐいを稽古に持ってきてる剣士がいました。なんでベートーヴェンなのか…どこで手に入れたのか…気になるところです。ベートーヴェンも、自分の肖像画が日本で手ぬぐいになるなんて思わなかったでしょうね。
その剣士の親が、先生から「面タオルは、面を付けるときに書かれている言葉の意味を考えたり、心に刻んで稽古に臨むものなので、できれば言葉の書かれたものを用意してください」と言われていました。
つまり…ぶししの面タオルなんて使えないですよね…。
だったら、このぶししの面タオルはどこで使うのか…。
商品名が「面タオル」ではなく「手ぬぐい」になっているので、本当に手ぬぐいとしてタオルのように使うのかな。
いやいや、今どき手ぬぐいをタオル替わりに使う人なんていないですよね。年配の人くらいかな。
だったらタオルを売り出せばいいのに〜!
タオルだったら買うのに〜!
こんな所で叫んでも全剣連には届かないと思いますが。
大人の趣味剣道ならばOKなのかな。
大人って、子どもには厳しくするくせに自分たちには甘かったりしますよね。
えっと。夜にお菓子なんて食べません!とか言っておきながら、子どもが寝静まった後にチョコをつまんでいるのは私です…(ー ー;)
ともかく、剣道を本気でやればやるほど、ぶししの面タオルは使えなくなる…。
そんな気がするのです。
そんなものをどうして全剣連が売っているのかという疑問。
今日はそれをどうしてもぶちまけたかったんです。
とにかく「ぶししグッズ」が欲しいのです。
買うための口実というか。自分なりの理由や使い道が必要なのです。
ふーっ。
思ってることを文字にしたら、ちょっとスッキリしました。
この記事に共感してくれる人が何人いるのかな…。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。