こんにちは!malcoです。
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第7話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
地元・大分の友人の結婚式の日取りが近づく中、勝男(竹内涼真)も鮎美(夏帆)も、別れたことを親に言えないままでいた。そんな中、恋愛リアリティーショーに鮎美の姉・さより(菊池亜希子)と椿(中条あやみ)が出演しているのを見て、衝撃を受ける二人。
そしてついに、地元に帰る日がやってきた。別々に実家に戻った二人だったが、知らないところで両家の顔合わせを兼ねた食事会の予定が組まれていたことを聞かされ、驚く勝男と鮎美。勝男と鮎美は結婚式で合流し、この際、食事会の時に別れたことを報告しようと計画する。
両家の食事会当日。話を切り出せないまま食事会が進む中、勝男は鮎美の家庭の問題を目の当たりにする。夫婦仲が悪いのだ。さらに、姉のさよりが両親の夫婦仲の悪さを暴露して、場の雰囲気は最悪に。鮎美に立派な男と結婚させたい鮎美の母親は、どうにか場を取り繕おうと必死になる。そんな鮎美の母親に、勝男は「鮎美は僕なんかと結婚しなくても生きていける人、誰かに選ばれなくても自分で立って選べる人」だと言い、だから好きになったのだと話す。その言葉をプロポーズだと思った勝男の母親は上機嫌になってしまう。
食事会が終わって、勝男は長男夫婦と会うことに。鮎美も参加し、遊園地へ行く。長男夫婦には娘がいるが、性別にこだわらない自分らしさを大切にしてる家庭で、娘も自分の意見をしっかり持っていた。そんな長男家族を見て勇気をもらった勝男と鮎美は、ついに両親に別れたことを告げるのだった。
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ネタバレ感想
さっさと別れたって言っちゃえば良かったのに。
どうしてそんなに言えないのか…。
早く言った方が、両親の傷も浅かっただろうに。
まぁ、両家の顔合わせが本人たち抜きで進められてるなんて、さすがに考えもしないか。
結婚の話まで勝手に進めるつもりだったようで。
恐ろしや、田舎の家庭。
しかし、勝男や鮎美の両親の時代には、確かに結婚は家同士の問題だったんだろうし、男は男らしく女は女らしくという価値観が普通だったのは間違いないわけで。
そこを全否定するのも、また違うのかな〜と思ったり。
まぁ、勝手に結婚の話を進められたらイヤですけどね。
しかし、時代の流れについていけない年配者を、話もしないで煙たがるのも可哀想な話じゃないですか。
勝男の家族は、お父さんにちゃんと自分の気持ちを伝えて、考える機会を作ってあげたんだろうか。
お父さんはすぐに怒るし怒鳴るので、話しにくいっちゃ話しにくいんですが、そこは家族なので、家族としての愛情を持って、時代の価値観が変わっていることを話してあげるべきなんじゃないかな。
話をするって大切ですよ。
最初はぶつかったとしても、そこから考える機会を得ることで、変われることもありますからね。
そして私自身、歳をとった時に「時代の価値観って変わるもんなんだ」というのを忘れないように、肝に銘じておきたいと思いました。
鮎美の家庭の方は想像以上のインパクトでした。
お父さんの情けなさにビックリ。
同じ九州男児でも、勝男のお父さんとはまるで違いますね。
釣りと麻雀ばかりで家族のことは全然興味ないと娘に言われる父。
体面ばかりを気にして、家柄の良い婿を欲しがる母。
こちらの家庭は、お母さんが怖すぎてお父さんが家に帰って来れないタイプなのかな。
それとも、お父さんが家庭に興味がなさすぎるだけなのか。
どっちにしろ、娘たちに同情するな〜。
夫婦仲が悪いと子どもが親を尊敬しなくなると言いますが、その典型が姉のさよりだなと感じました。
あの両親のもとで、鮎美は良い子に育ったと思いますよ。
そして、これまでのいろんな出来事のおかげで、鮎美が自己主張をできるようになりました。
あの怖いお母さんに対して、毅然とした態度で自分の意見を言うことができて、すごいな〜。
初期の頃は勝男の成長が描かれましたが、ここにきて、鮎美も成長を感じられるようになりましたね。
勝男は自分の意見を他人に押し付けすぎてしまうタイプだったのが、他人の意見に耳を傾け、認めようとすることができるように。
鮎美は他人に合わせてばかりで自己主張できなかったのが、自分の意見を自分で考えて言えるように。
主人公が真逆のタイプであることで、他人の意見を聞くことと自己主張ができること、どっちも大切なんだと感じられるのが、このドラマの秀逸なところだと思います。
さて、ラストでは謎の人物が勝男の自宅に上がり込んでいました。
たぶん、お母さんですね。
お父さんと何かあったのかな〜。
フリーズドライがバレたとか?
本格的にお父さんが孤立しそうな予感ですね。
長男夫婦が実家に寄り付かない問題もあるし。
お母さん自身も凝り固まった価値観を持っているので、家族全員がお互いに歩み寄れるかが鍵ですね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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