こんにちは!malcoです。
「夫よ、死んでくれないか」第11話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
離婚を決めた友里香(磯山さやか)は、哲也(塚本高史)に慰謝料を提示するが、哲也から金額が高すぎるとクレームが入る。哲也は考え直してほしいと頭を下げるが、友里香は哲也を許すことはなかった。
璃子(相武紗季)も離婚を決意し、弘毅(高橋光臣)と暮らした部屋を出ていく。しかし、車に轢かれそうになった璃子を、見送りに来ていた弘毅が庇って怪我をする。自分の怪我より璃子とお腹の子を心配する弘毅を見た璃子は、離婚をやめて、やり直す決意をするのだった。
一方、麻矢(安達祐実)は、光博(竹財輝之助)に誘われてキャンプに行く。二人はいろんな話をする中で、それぞれの嫌いなところなども言い合い、お互いに理解し合ってやり直そうと努力する。
しかし翌朝、光博は「見せたいものがある」と麻矢を海の見える丘に連れて行き、麻矢の首を絞める。麻矢から「死ね」と言われたことが許せないのだという。麻矢は近くにあった石で光博を殴り、怯んだ光博を崖から突き落とす。
下を見ると、光博は生きていて立ち上がるが、そこへ熊がやってきて、光博は襲われてしまい、命を落とす。
光博の葬儀が終わった頃、千田(久保田悠来)が妻の映美(新山千春)に殺害されたというニュースが流れる。
それぞれに違う結末を迎えた3人は、いつものように女子会をして、今日を生き抜いたことに乾杯するのだった。
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ネタバレ感想
崖から落とされないように気をつけて!
と、前回の感想の最後に書いたんですが。
冗談だったのにな〜。
まさか、本当に突き落とされてしまうとは。
しかも、熊に襲われてしまうとは。
運は麻矢の味方をしましたね。
麻矢は熊の神様にでも守られてるのかな〜。
意外すぎる結末でした。
それにしても、光博の言い分が独りよがりでひどかったです。
「死ねと言われたことが、どうしても許せない」
「好きな人に死ねと言われた気持ちがわかるのか」と。
そりゃ、傷ついたのは分かるけど。
でもその前にあなた、浮気しましたよね?
自分だって人を傷つけてるのに、自分が傷つけられたことばかり主張して、自分がやったことの大きさを理解しようともしない。
いやはや、こんな人とはやり直せませんよ。
だから殺していいってことではないんですが。
麻矢の取れる道はこれしかなかったのかな〜。
無理にやり直そうとしなければ、こんな結末にならなかったのにと思うと、人生のどの決断がどんな道に繋がってるのか、予想不能ですね。
友里香と哲也も、最初の展開からは予測不能な結末でした。
殺そうと思っていたのは友里香の方なのに、気がつけば哲也が加害者になってしまって。
慰謝料を請求していたのに、請求される立場になってしまいました。
でも、先にトンカチで殴りかかったのは友里香の方なので、告訴されても大丈夫な気がするけどな。
友里香は自立できないと思っていましたが、笑顔で仕事に行けてましたね。
でも、娘ちゃんはグルグル巻きが頭から離れないようです。
お父さんとお母さんの不仲って、子どもの心に傷を残しますよね。
娘ちゃんの将来が不安です。
璃子は、夫の殺害計画から一転して離婚に漕ぎ着けたのに、最終的には3人の中で一人だけ「夫とやり直す」という結末になりました。
「3人で生きていく」というのは、弘毅が望んだことだったのに。
当の本人が「俺の子じゃない」と、今さら悩み始めました。
そんな〜(;ω;)
もうね、どんな道を選んでも、幸せなんてあり得ない気がしますね。
結局、幸せなんて本人の考え方次第なんでしょう。
豊かに見える国でも「幸せじゃない」と感じる人はたくさんいるし、暮らしが貧そうに見えても「幸せです」と笑顔で言える人もいる。
「どんな道を選ぶか」じゃないですね。
目の前の事象に対して「どう感じるか」「どう考えるか」で、幸せが決まるのかも。
人を排除するより、自分の考え方を変える…。
幸せになるって、難しいなぁ(;ω;)
3人ともが、夫に「死んでくれないか」と思っているところから、三者三様の結末になりました。
麻矢は二人も殺しているのに、無罪放免。
ある程度は正当防衛な部分もありますが、やはり罪は罪です。
そんな大きな罪と秘密を抱えながら生きていくのは、どんな感覚なんだろう。
もう、それだけで不幸な気がしますね。
全体としては、結末も含めて、なかなかメチャクチャなドラマでした。
主人公たちが普通なら選ばない道を選んでいくから、ドラマがドラマとして成立するんだなという感じ。
おバカだな〜と思うところもありましたが、奇想天外で面白かったです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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