こんにちは!malcoです。
「初恋の悪魔」第2話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回はマンション住人がハサミで刺されて殺されるという事件でした。
事件の方はサラッと片付けられちゃった印象でしたね。
刑事課が捻じ曲げようとしていた真相を鹿浜(林遣都)たちが解いて、渚(佐久間由衣)の手柄にしたくて手紙を届けたのに、口木(味方良介)に手柄を持っていかれるというパターンで、前回と同じだからって省略された部分もありました。
馬淵(仲野太賀)の人間性と兄弟・家族関係を、クローズアップするために作られた事件だったのかもしれません。
前回は他の3人に比べて平凡で常識人だと感じられた馬淵でしたが、今回のエピソードでかなり捻じ曲がったものを抱えているのが見えてきて、初回とはイメージがずいぶん変わってしまいました。
お兄ちゃんへの嫉妬心や家族への引け目から、自分をとことん卑下してしまう性格。
オープンマリッジなんて提案を一方的にされても、ニコニコしながら飲み込んでしまうほどの卑屈さが凄かったです。
単なる気弱なお人好しではなかったんですね。
周囲から虐げられた分、着実に悔しさや鬱憤を溜め込んでいるようでした。
爆発すると怖そうなタイプですね。
逆に、前回一番危険人物に見えた鹿浜は、案外ピュアなのかなと思えました。
結婚するという馬淵に、動揺しつつ質問をする鹿浜がかわいかったです。
あの二人の会話は見事なコンビネーションですね。
顔を見合わせて首を傾げるのが爆笑でした。
「恋愛は病院のご飯のようなものか」って、どういう意味なんでしょうかね。
感性が独特すぎる^^;
さて、星砂(松岡茉優)が馬淵の兄・朝陽(毎熊克哉)の死に関わってる可能性が出てきました。
星砂の自宅っぽい場所に置かれていたスマホ。裏面にはバナナのシール。
発見されていない朝陽のスマホと、弟とバナナのシールを集めたというエピソード。
怪しすぎますね。
星砂は、サバサバしてて口が悪くて、一見チンピラのようにも見えるけれど。
実は人のことをよく見ていて、思いやりも優しさも持っていて。
素敵な女性だなぁと思う反面、謎が多くてちょっと不気味。
まぁ、星砂だけでなく、このドラマ全体がそんな雰囲気ですけど。
コミカルなシーンが多くて笑えるのと同時に、気味が悪かったり居心地の悪さを感じたり。
お父さんとお母さんの区別がつかない馬淵夫妻とか。すごい衝撃でした。
署長(伊藤英明)がだいぶ変人ぽいので、間違えた署長がおかしいのかと思いきや、いやいや、この夫婦もそれなりにオカシイぞと。
奇妙なほどにソックリで、息子の自虐ネタにそろって笑っていて、エレガントな雰囲気の中にヒシヒシと伝わる冷たさが、なんとも言えない感じ。
それを突然「高い高〜い」し始める署長も、やっぱりヤバい人だしなぁ。
あまりの事態に笑ってしまいつつも、心の中のどこかが凍りつきました。
ヤバイ人が多すぎますね。
この世界観が、この先どう転がっていくのか。
予想がつかないので、楽しみなような。怖いような。それが癖になってしまいそうな。
ともかく。次回も楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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