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ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「キャスター」第3話 ネタバレ感想 罪を憎んで人を憎まずとは言うけれど

こんにちは!malcoです。

「キャスター」第3話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

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ざっくりあらすじ

帝都大学の研究員・篠宮がiL細胞を発表した。ノーベル賞を受賞した高坂教授のivs細胞を上回る画期的発見で、世間の注目を浴びている。大学へ取材に行っていた本橋(道枝駿佑)は、大学時代の先輩・栗林とバッタリ再開する。栗林は帝都大学の准教授になっていた。

栗林との縁で、本橋は篠宮の独占インタビューを取り付ける。取材は事前に質問事項をリストにして、それ以外の質問はしないように条件を出された。キャスターとして取材に行った進藤(阿部寛)は条件に従ってインタビューを遂行。その後、進藤は高坂の元へ向かう。

放送日、篠宮のVRTが流された後、SNSでiL細胞の論文に不正があると投稿していた黒猫という人物のインタビューが流された。黒猫はiL細胞はでっち上げだと話す。放送の途中で、篠宮の論文を掲載した科学雑誌が、論文の取り下げを発表したと速報が入る。実験におけるデータの改竄が指摘された。

世間が騒ぐ中、栗林が自殺未遂を図った。一命は取り留めたが、意識不明の重体だ。栗林は自殺未遂の直前、本橋にある実験データを送っていた。それはiL細胞の実験の不正データだった。本橋は研究室の責任者・小野寺にデータを見せて不正について問いただす。すると小野寺は、全て栗林が個人的にやったことだとコメントする。

栗林が不正をするはずがないと思っていた本橋は、大学に進入して小野寺が不正を指示した証拠を探し出そうとする。途中で篠宮に見つかり、栗林の濡れ衣を晴らしたいと説得する本橋。しかし篠宮は受け入れず、本橋は不審者として追い返される。

一方、小野寺は栗林の病室に入り、何かを物色していた。病室には進藤が隠れており、不正を指示した証拠を探しているのではないかと小野寺に追求する。さらに進藤は、小野寺が研究費を得るためにデータを改竄したのではないかと推理する。小野寺は認めなかったが、その様子を影から篠宮が見ていた。

後日、篠宮は本橋と一緒にJBNを訪れ、栗林の名誉のため内部告発をしたいと言い出す。そして、あるメモを進藤に渡す。それは、小野寺が不正を指示した証拠だった。

篠宮と本橋の依頼を受けた進藤は、黒猫に取材するために高坂を訪れる。黒猫の正体は高坂だったのだ。取材で高坂は、自らの研究室でiL細胞の実装実験を開始すること発表。国同士の垣根を超えて、世界中の研究室で実験をして、科学を発展させてほしいと呼びかける。進藤はこのインタビューを放送し、日本の科学者が少ない研究費に苦しんでいる現状を訴えるのだった。

後日、高坂は篠宮と共にiL細胞の研究に取りかかった。そこへ小野寺もやってきて、チームに入れてほしいという。二人は小野寺を受け入れ、研究に取り組む。研究の結果、iL細胞の作成に成功。栗林は目を覚まし、全てがうまく行ったかに思えた矢先、高坂はiL細胞の特許をアメリカに売却してしまうのだった。

 

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ネタバレ感想

今回は…STAP細胞のヤツだったのかな〜。

前回はオオタニさん。今回はSTAP細胞

このドラマは、こうやって実際にあった事件をにおわせるネタで展開されるんでしょうか。

それならそれで、社会に対するメッセージがあるべきだと思うんだけど。

そこが上手くいってないよな〜。

前回は犯人と被害者の関係に友情を滲ませていましたが。

今回は不正の指示をした小野寺が無罪放免となりました。

無罪放免になっただけでなく、高坂と篠宮の研究に参加するって、どうなのさ。

本橋の言う通り、小野寺は不正がバレた時のために、論文を篠宮に出させ、不正の罪は栗林になすりつけられるよう動いていたわけですよ。自分は逃れられるように。

それを「女性が差別を受けてきたから、私を守るためだった」と言い出す篠宮。

意味が分かりません。

差別の中で仕事をしてきたからって、栗林に不正をさせていいってことにはなりませんよ。

そもそも内部告発がしたかったんじゃないの?

不正が明らかになれば、別に「誰がやった」というのはどうでも良かったのかな〜。

罪を憎んで人を憎まずとは言うけれど。

心が広すぎる…(ー ー;)

目を覚ました栗林の立場を考えると、居た堪れません。

このドラマの脚本家とは価値観が合わないな。

前回の結末にはメッセージ性は全く感じられなかったけど、それに比べれば今回は多少メッセージ性はあったのかも。

研究費が少なすぎるから科学者が不正を犯すんじゃないのという進藤の話が、そのままドラマのメッセージということになりそうです。

賛否両論あるだろうけどね。

日本は何でも社会保障や税金に頼ろうとするのが気になるところ。

何もかも政治のせいにするドラマ展開にもそろそろ飽きてきました。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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